Another(上) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 4047
レビュー : 382
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000014

作品紹介・あらすじ

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この"世界"ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。

感想・レビュー・書評

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  • 夜見北中学に転校してきた榊原少年は持病(気胸)で入院した際、球体人形を抱き左目に眼帯をつけた謎めいた少女 ミサキ メイに出会う。

    彼女も同じ夜見北中学三年三組の生徒らしいのだが…不思議なことに彼以外の全員、生徒はもちろん、教師までもまるで彼女が見えていないような態度をとっていて…

    ついに榊原は朋友から「いないものの相手をするのはよせ。ヤバイんだよ…」と諭され、メイの実在を疑うのだが…

    夜見北中学で語り継がれる不思議な話、その全貌がようやく明かされる…

    次々と命を落とす生徒ら関係者たち。死者は誰?怯えながら下巻へ。

  • 東京から小さな町の中学校に転向してきた榊原恒一。
    その3年3組は過去から曰く付きのクラス。
    彼には見えるミサキメイは他のクラスメイトには見えない・・・。
    やがて一人また一人とこのクラスに関わる人間が死んでいく。
    色々なトリックの破片を未落としてなかったか?
    この結末は何処に向かうんだろう?
    などなど考えたりしながら読み進めていくとあっという間に上巻は終わってしまった。

  • アニメが始まるより先に読み終わりたく、わたしにしては速いピッチで読了。
    あらすじを見て「緋色の囁き」みたいなのかなーと思ったら、ぜんぜん違う。
    なにより文体がラノベっぽい。
    綾辻行人自体久しぶりに読むので記憶と文体が違いすぎて驚く。
    読みやすくはあったので作者を意識せずに読んでたら、初期の小野不由美を読んでるような気に。
    内容については下巻レビューにて。

  • 面白い。不思議な世界観にドキドキしながら読める。

  • 始めに、恩田陸の『六番目の小夜子』と、辻村深月の『冷たい校舎の時は止まる』を思い出した。
    この少し陰鬱な感じと、教室、知らない誰か。
    疑心暗鬼の中で起こる死への恐怖。
    でも、グロクなくて安心。

    この上巻は、きっと下巻へ向けての下準備だと思うので、この滔々と進む物語の後半に期待。
    長編苦手な人は何とかここで持ちこたえてほしい。笑

  • 曰く付きの中学校を舞台としたホラー・ミステリー。
    詳細は下巻を読んでから。

  • 最初はちょっとたるいですが
    全体感が掴めてくると、先が気になって止まりません

  • たった今読み終わりました。
    映画がおもしろそうだっから買ってみた。

    読み始めたら全然止まらへん。
    訳が分からへんのに気味が悪くて鳥肌が。
    それから最後に一気に訳が分かり始めてとりあえずはスッキリ。みたいな。
    早く(下)が読みたい!

  • 下巻まで読み終わった上でのまとめての感想です。
    かなりネタバレあり。


     以前から本屋で平積みされているのを見て気になってました。
     アニメに漫画、そして映画と色々な展開をしているみたいですね。
     キャラクターが特徴的だから、アニメは割りと良さそうな気がしますが…さてはて。

     実は、ホラー小説だとは全く思ってませんでした。
     鳴が幽霊とか人形に魂が入ったものだとか、そんな感じの不思議系小説かとばかり……。
     なので、最初の人死に部分は衝撃的でした。死に方も一番悲惨というかグロテスクですしね。
     別にホラーが苦手なわけでもないので構わないのですが。

     呪い、とか災厄、現象、が不可思議なのはそういう設定として読んでいたのでいいのですが…
     恒一の鳴に対する執着の仕方がよく分かりませんでした。
     最初の方の追い掛け回し方は、なんかご都合主義的な気がします。
     病院で霊安室に向かっていった鳴を不思議に思うのはよく分かるし、周りと切り離されている疑問は尤もなんですが、学校で他の人といても構わずいつでもどこでも鳴の元へ向かうとか、頭おかしい。
     風見と勅使河原に案内されている最中の反応とか、厄介者だと思われても仕方ないレベル。
     いっそ死者に超常的な力で引き寄せられていったとでも言われた方が納得するんですけども。
     もしくは鳴に一目惚れして何とかお近づきになりたくて必死だった、とかでもいい。
     情報を聞けるタイミングをことごとく逃す、というのは小説の鉄板だとは思いますが、主人公が自分から率先して逃しまくるんなら、それなりの理由をつけて欲しかった気がします。

     それ以外は面白かったですね。
     どうしたら災厄を逃れられるのか、始まってしまった災厄を収められるのか。
     何時誰が死ぬか分からない緊迫感はスリルがあってよかったです。
     恒一や鳴はともかく、その身近な人物が死んだらどうしよう、というのと、もしかしたら恒一が「もう一人」なんじゃあ、という心配。
     徐々に話の全貌が現れ始めてからは、一気に読んでしまいました。
     「もう一人」については何となく予想できる部分もあったのですが、最後のあの人については意表をつかれました。
     言われて見ればあちらこちらに複線は散りばめられていたし、気付いて良かったはずなんですけど…全く創造もしてなかった。やられたって感じです。

     面白かったのは面白かったですが、粗も気になるので評価は3。



     ところで、この年の災厄は終わったわけですけど、実は何の解決にもなってないんですよね、これ…。
     三年三組の呪いはなくなってないですし。
     いくら災厄を止める方法が分かっても、毎年確実に実行に移せる方法じゃないのが厳しい。
     続編とかでこのあたり解決させる予定はあるのでしょうか。……そもそも続編はあるのでしょうか?

  • 今のところただの安い学園オカルト
    まだ折り返しだからわかんないけど期待しないで下巻読もう

    • kakubookさん
      本棚だと、ちゃんと顔になってて良いね
      本棚だと、ちゃんと顔になってて良いね
      2012/03/18
    • gregglesteinerさん
      こだわり見せたんだから読むんだぞ
      こだわり見せたんだから読むんだぞ
      2012/03/18
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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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