Another(上) (角川文庫)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 4297
レビュー : 389
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000014

感想・レビュー・書評

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  • 夜見北中学に転校してきた榊原少年は持病(気胸)で入院した際、球体人形を抱き左目に眼帯をつけた謎めいた少女 ミサキ メイに出会う。

    彼女も同じ夜見北中学三年三組の生徒らしいのだが…不思議なことに彼以外の全員、生徒はもちろん、教師までもまるで彼女が見えていないような態度をとっていて…

    ついに榊原は朋友から「いないものの相手をするのはよせ。ヤバイんだよ…」と諭され、メイの実在を疑うのだが…

    夜見北中学で語り継がれる不思議な話、その全貌がようやく明かされる…

    次々と命を落とす生徒ら関係者たち。死者は誰?怯えながら下巻へ。

  • 東京から小さな町の中学校に転向してきた榊原恒一。
    その3年3組は過去から曰く付きのクラス。
    彼には見えるミサキメイは他のクラスメイトには見えない・・・。
    やがて一人また一人とこのクラスに関わる人間が死んでいく。
    色々なトリックの破片を未落としてなかったか?
    この結末は何処に向かうんだろう?
    などなど考えたりしながら読み進めていくとあっという間に上巻は終わってしまった。

  • アニメが始まるより先に読み終わりたく、わたしにしては速いピッチで読了。
    あらすじを見て「緋色の囁き」みたいなのかなーと思ったら、ぜんぜん違う。
    なにより文体がラノベっぽい。
    綾辻行人自体久しぶりに読むので記憶と文体が違いすぎて驚く。
    読みやすくはあったので作者を意識せずに読んでたら、初期の小野不由美を読んでるような気に。
    内容については下巻レビューにて。

  • 始めに、恩田陸の『六番目の小夜子』と、辻村深月の『冷たい校舎の時は止まる』を思い出した。
    この少し陰鬱な感じと、教室、知らない誰か。
    疑心暗鬼の中で起こる死への恐怖。
    でも、グロクなくて安心。

    この上巻は、きっと下巻へ向けての下準備だと思うので、この滔々と進む物語の後半に期待。
    長編苦手な人は何とかここで持ちこたえてほしい。笑

  • 曰く付きの中学校を舞台としたホラー・ミステリー。
    詳細は下巻を読んでから。

  • 20120204 読了

    学園ホラー系と聞いて購入。この手の作品好きなんです。
    序盤に張り巡らされた伏線が、後半になってするすると回収されていくのがとてつもなく気持ちよかったです。
    後編は「誰が死者なのか」という部分を掘り下げていくのか?それとも・・・・・・。なんにせよ下巻が楽しみです。

    ホラー系の結末って、「どうしてそうなったのか」という部分が曖昧なまま終わる(そこは重要視されない)ことが大半なので、この作品がどのように終着するのかがとても気になります。良い意味で裏切ってくれるといいなあ。


    ※以下ネタバレ有↓
    序盤は、あえて「これはメイが実在していないんだな」と思って読み進めていきましたが、見事に誘導されてました。それでも、メイ自身にはまだまだ謎があるようなので、そこも含めてどう展開していくかが楽しみです。
    また、主人公とその周辺の人々の記憶が調整されている部分も気になります。果たして主人公は本当に死者ではないのか。母親の過去にも注目です。

  • 謎解きのある、学園ホラー。

    綾辻行人氏、大学生の頃からミステリを読んできました。
    ここ最近、あまり読んでいなかったのですが、
    わたしの好きなホラー小説をミステリ作家の
    綾辻行人氏が書いているとあって、つい購入。

    ミステリ畑の作家だからでしょうか。
    上巻で意味深につぶやかれたセリフが、
    下巻でほぼ解説(謎解き)されています。

    物語の細部まで知りたがりなわたしには
    ピッタリなホラーミステリでした。

  • 先は気になるし確かに面白い。
    ただ、展開が遅すぎるのが難点。

  • 前半は恒一のもどかしさが目立つも、きっとミサキが...と思いながら読み進めていくと、どんどん引き込まれていきました。中盤以降で、えっ⁉︎ミサキって...このまま一気に下巻も読み進めたいと思います。


    説明
    内容紹介
    夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた! この”世界”ではいったい何が起きているのか!?

    内容(「BOOK」データベースより)
    夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。

  • 感想下巻でまとめて!

著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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