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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041000090
作品紹介・あらすじ
母が残したたった三行の遺書を支えに、男は海外にこだわり、孤独なストライカーとして人生を賭けて闘ってきた。サッカー福田健二選手と、彼を支えた家族の絆を描いた、壮絶ストーリー。
感想・レビュー・書評
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あの福田選手が、このような経過を辿っていたことに驚いた。
ヌマンシアでの決断が違っていれば…という気持ちがどうしても拭えず、きっと彼の周囲の人もそうなのだろうが、それを本人が納得しているなら何も言うことはないのだろう。
精密な取材に基づくノンフィクション。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
泣きました。
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海外組の一人として、福田健二の生き様には注目していたつもりだったが、バックグラウンドに母の死があるとは知らなかった。サッカー選手としての生き様と家族の形を模索する話。南米や欧州のクラブ事情もわかり、本のボリュームの割には与えられたものが多い。
気になったのが、取材対象にあまりに近いせいなのか、書きたいことが多すぎて整理がついていないのでは、と思えた点。
角川文庫スポーツ部シリーズ、もうちょっと読んでみようかな。 -
久々にノンフィクションを読んで鳥肌がたった。
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どこか気になるフットボーラー,福田健二選手のドキュメント.本書は2007年に発売されたものを改題,加筆・修正したもの.不器用な男が世界で戦って行く姿が物語として紡がれている.たらればを言っても仕方がないが,不器用な生き方をしなかったら・・・,と感じる部分もある.しかし,それを含めて福田選手なんだと納得した.
著者プロフィール
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