- 角川書店 (2011年11月25日発売)
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感想 : 429件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041000120
作品紹介・あらすじ
ねじれた愛、消せない過ち、哀しい嘘、暗い疑惑――。心の鬼に捕らわれた6人の「S」が迎える予想外の結末とは。一篇ごとに繰り返される奇想と驚愕。人の心の哀しさと愛おしさを描き出す、著者の真骨頂!
みんなの感想まとめ
人の心の暗さや醜さをテーマにしたホラーミステリーで、読者を引き込む短編が六篇収められています。作品は、ねじれた愛や消せない過ち、哀しい嘘を描き出し、心の鬼に囚われた登場人物たちの予想外の結末が待ってい...
感想・レビュー・書評
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怖い! ほら…あなたの後ろに居ませんか? 鬼と不幸の気配を感じられるホラーミステリー #鬼の跫音
■レビュー
鬼怖い!
いや、 ホントの意味で鬼が怖いホラーミステリー。
世にも奇妙な物語、トワイライトゾーンのようなゾクッとさせる短編が六編。
道夫秀介先生の初期の作品ですよね~、純粋に面白いし、芸術性も高いし、やっぱり人気作家さんは最初からスゴイな。
なんといっても本作の読みどころ、人の醜さ。そして不幸への気配ですよ。
マジ怖いんですけど、やめて。
ホラーがベースながらもミステリー要素もいっぱい、プロットも登場人物もバラエティーに富んでいてGOOD! 最後まで楽しく読ませていただきました。
■作品ごと簡単レビュー
・鈴虫
情景や心情描写が光る作品、人ってあさましいなと感じる作品。
・ケモノ
ミステリー感が満載で、不気味ながらも楽しく読める作品。
・よいぎつね
抜け出せない闇と、すぐそばに死を感じる。一番好きな作品、超こえーーよっ!
・箱詰めの文字
捻ったプロットが面白いですね、冒頭から読ませる手腕はさすが。
・冬の鬼
一文一文が綺麗、芸術性が高すぎ。全体から染み出る薄気味悪さが最高。
・悪意の顔
まさに世にも奇妙な物語、映像化してください。人の汚さを強烈に感じられる作品。
■推しポイント
この本は道夫秀介先生が描く、罪と罰ですよ。
手塚治虫の火の鳥異形編を読んだときと同じ感覚です。死の匂い、無の怯えがすぐそこにあるんですっ
短編なのでさらっと読めちゃいますが、テーマ性は超絶重い作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見事な狂人達。暴走系と違う、静かなる美しい狂気達を楽しんだ。
どの作品も好きだが、個人的には「冬の鬼」がお気に入りだ。恐らく誰もがやるであろう読み終えてからの逆読み...勿論私もやりました。
どの作品にも当て嵌るのだが、短い中でのストーリーを時系列や綴り方でここまで物語に没頭させる手法が凄い、秀逸だ。
燃え上がる炎、澄んだ空に上がる白煙とだんだん形を変え消えていく達磨。そして白い息を吐きながらマフラーでも巻いて幸せな二人が手を繋いでいる。
彼らは狂ってなんかいない。
狂ってなんかいないのだ。
「鬼」って悪なのだろうか。私は身近に感じる。
ステータス防御力に全振りし、磨くスキルは「偵察能力」。そちらより、自ら鬼を纏い行った行動を一人として後悔していないそんな彼らの方が美しく感じた。 -
どれもこれも、鬼が出て来る。
鬼と言っても、角生えてとかではない。人の心を亡くすってこと。
短編集6作品やけど、どれも鬼が出てくる。契機は、鈴虫やったり、椅子に刻まれた文字、紙切れに書かれた文字etc。
それによって、人で無くなる=鬼なる。
何か、怖いなぁ〜
自分も含めて人って。
こんな簡単に壊れて…
何か、壊れてるというか、壊れそうなのを鬼になる事で、平衡を保つのか…
どの作品も終始重い。
ミステリー要素もあって、結構イケるけど、どれもこれも、後味が凄くよろしいでございます(−_−;)
夢見そうやわ(ーー;) -
短編なのにどれも読み応えがあり、じわじわくる怖さと幻想の中を彷徨っているような、読んでいて後ろから鬼の跫音が近寄ってくるような感覚がしてきた。面白かった。
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ミステリー、ちょっとホラー、不思議系の内容を散りばめた短編集となっている。
どれも読みやすく、純粋に楽しめる。
道尾秀介さんの作品は、
カラスの親指
がスタートだったので、全然雰囲気が違って、そういう意味でも面白かったです。
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地味にずっと気になっていた道尾さんの短編集。
いやーーー、全話怖かった。
6篇からなる短編集でしたが、いずれも最後に唸らされ、流石道尾秀介!となりました。
物凄い殺戮シーンやトリック、とんでもない動機などはありません。
しかし、語り手の持つ特徴•プロットにより、ここまで恐ろしさを感じされられるなんて…
全然落ちの予想がつきませんでした。
また、「冬の鬼」では、幻想的な表現も用いられていて、それがまた不気味でいい味が出ていました。
ミステリーでもありホラーでもあり。
やはり道尾秀介の作品は面白いです。 -
全ての物語に“S”が登場する6つの短編集。
6つの物語が繋がっているわけではなく独立していますが、
歪んでいて仄暗い印象の”S”たちはどこか共通しているようにも思えました。
短編集なので読みやすく、隙間時間に1話ずつ読み進めていきました。
どの物語も薄雲がかかったような雰囲気で、恐いのはもちろんですが読んでいて不安になる作品ばかりでした。
この読後感は何とも言えないですが、この雰囲気が個人的には堪らなく好きです。 -
胸糞悪い短編集。やっぱり道尾先生苦手です、、、
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#読了 #道尾秀介
ホラー?人の闇が垣間見える短編ミステリー。道尾さんの読み残しを漁って。
いずれも背筋がゾクっとして、でも最後はなるほど、と思わせてくれる終わり方でした。 -
短編です。面白かった❣️怖かった❣️人の奥にある恐ろしい悪魔が出てきて、じわじわと怖かった。ストーリーもどんでん返しが、よかったです。道尾秀介さんのファンです。「カラスの〜」「カエルの〜」など、詐欺系人情ストーリーの方が、サイコーに好きです。ただの自分の好みだけど。
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ダークな道尾秀介先生の短編集で、後味悪いミステリー、ホラー、怪奇幻想小説というジャンルが収録されていてどの話も陰鬱としつつも続きが気になる構成になっていて面白かった。
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裏表紙に驚愕必至の襲撃作!と書いてあったので買った一冊。
6つの短編集だった。
どの話も主人公が闇を抱えている。
闇が鬼なのかね?
短い話しだがそれぞれ意外な結末で、読みごたえがあった。
でも驚愕!とは思えなかった。
この本に書かれている闇は案外身近にあったりするかもとも感じた。
なんとなくもう少し短編を読んでみたいなと感じた小説でした。 -
こわい。こわくて不思議なニンゲンの短編集。ゾクゾク、こころが重くなる、でも知りたい、心の鬼について。
読後にそうだったのか、と納得するものもあれば、ずっと考えてしまうものもあり、道尾秀介さん、大好きだ! -
怖かった、ひたすら怖かった。ある意味、今年の締めくくりに相応しいのかも。6話短篇集、全てに鴉(からす)とSという人物が登場。Sは共通人ではないのがミソ。人の心を失った鬼には鴉が付き纏う⁈ プロットの巧さは凄い。天才 道尾秀介氏に、今回は心がついていかれませんでした。
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著者プロフィール
道尾秀介の作品
