ゴースタイズ・ゲート 「イナイイナイの左腕」事件 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 69
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000335

作品紹介・あらすじ

警察庁科警研心理三室。ここの目的は、霊能力者とその脳機能パターンを鑑識に導入すること。現場に煙たがられながらも今回、心理三室が投入されたのは、素手で頚部を抉るという人間離れした殺人事件。被害者は、PCに死体画像を山ほど蓄えたネットの心霊動画職人。判明したのは犯人が左利きということだけ。夕季は、いわくつきだが強力な霊能力を持つ少女・芙癸と共に事件を追うことになるが-。霊能鑑識事件簿、ここに開幕。

感想・レビュー・書評

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  • ケース1では、脳の説明部分がなんだか面倒だな・・・っと
    読むのが少しペースダウンしたものの、
    ケース2は、するりと入り込めて、一気に読破☆
    過去の出来事、これからの話の展開が気になります。
    ふきちゃん、恐ろしいー( ゚Д゚)

  • まだ続く!という余韻が面白かっただけに残念。
    もしかしたらシリーズ化するのかなぁと淡い期待を抱いている。

  • 怪奇現象に科学的にアプローチするというスタイルは結構いい。解析の元になる憑依が起こるメカニズムとか投げっぱなしのところもあるけど、登場人物も全てを科学で解明できるわけではないというスタンスで動いているので、それはそれでよしとしましょう。
    表題作の「イナイイナイの左腕」で、生き残った女の人を最後フォローしてないのが、細かいことですが気になりました。あと、科学的解明がコンセプトなので、文章として読む分にはあまり恐くないです。ただビジュアル的には結構恐いので、映像化されるとかなり恐いかも。
    なんとなくシリーズ化されそうな感じなので、次期待というところでしょうか。

  • ホラーに科学で理屈つけるの大好きなので楽しめました。夕季と芙葵の微妙な距離感が好き。名取さんは見える人なんだろうか…なんて(笑)。映像化したら面白そう。続きが楽しみですね。

  • 中井さんの作品の中で2番目に好きな作品。

  • なまじ脳波計測の経験と知識があるので、P300の説明当たりから萎えることこの上なし。
    好きな作家さんだけに残念です。

  •  中井拓志成分多目だけど、くどくない味付けで一見さんにも優しい作りになっております
    しかも続刊前提くさいしな
     しかし相変わらず中井拓志は黒髪ロングストレー党だ

  • 新感覚!面白い、怖い!

    シリーズ化されるのが、楽しみだな。

  • 第一话∶不完全燃烧。第二话∶外星人手?由公害的功能障碍。

  • 読了、55点。

    **
    三島夕季は警視庁科警研心理三室で、心霊現象を霊能力者の脳波を科学的に分析することで、事件を解明する部署に勤めている。
    そこに持ち込まれる様々な事件に対して、いわく付きの霊能力少女白石芙葵を伴って解決を目指す。
    表題作「イナイイナイの左腕」ほか「鏡の縁の女」を収録。
    **

    中井拓志初のシリーズもの、これを読み終えた現段階で既に2巻が刊行されています。
    本作では、最初の「鏡の~」事件で彼女たちのいる心理三室がこの手の事件に対して有効であると検証がなされ、
    次の「イナイイナイの~」事件で初めて現場に投入されるまでが描かれている。

    この小説は、心霊現象が実害にまで及んだケースに対して、その謎を科学的に合理的に解明するというスタイルで、その点では三津田信三の「刀城言耶」シリーズに通じるものがあるが、
    手法として、霊能力者を分析装置に、その分析結果を科学者が読解することで謎を解明する、という非常に変わったスタイルを取っているのが特徴だと言えます。

    がその読解部分は、脳のどの部分の血量が増加したことで活性化している、これはつまり○○だ、やこの部分が沈静化しているのに関係するこちらは活性化していてどうのこうの、と何とも分かり辛いのが欠点。
    分からないなりに雰囲気を楽しめれば良いのだと思いますが、やはり説明過多で素直に面白いとは言い難かったです。

    一方で霊能力者の少女芙葵と彼女の保護者に近い位置にいる夕希が過去に何らかの事件の中心にいることを伺わせる描写が数多くあり、
    その点で次回作も読んでみたくなります。
    この辺りはこれまでの1作限りの小説とは違い、少し嬉しくなります。

    次回作からはもう少しすっきりと描かれ、どちらかと言えば人物間の関係に重点が置かれるような作品に仕上がることを期待しています。

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