バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA (2011年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041000342
感想・レビュー・書評
-
今回は面白かった!
真相が気になってページを進めるのが楽しかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
題材が吸血鬼ってことで、いよいよオカルト展開か?と読み進めるも、いつもの謎解きで終幕。それでもラストに匂わせジュリアが登場で、ソワッてなったし、一応科学的根拠を提示されるも、それだけではないオカルトチックな含みを持たせてる辺りが良かった。
-
個人的にとても好きな話だった。
-
今回は奇跡調査というよりオカルト調査になってしまった平賀とロベルト。
持ち前の知的好奇心で突き進んでいく2人が好き。
様々な奇妙な現象は平賀によってことごとく科学的に解明されてしまう。
現象については解けたけれど相変わらずジュリア司祭が謎のまま。
最後のブラム・ストーカーの話も謎のまま... -
バチカンシリーズ5作目!
今回は吸血鬼の話。
カタカナの名前がいつもよりも多い気が…(笑)。
それゆえ、なかなか内容が入ってこなくて
誰だっけ状態が発揮されて読み終わるまで
時間がかなりかかった(>_<)
でもやはり安定感の面白さ!!
まさかの結末にびっくり!
今回はジュリア司祭出てこないと思ってたら
最後の最後で影が見え隠れ( 笑 )
日本にはいないにしても
英国には今でも吸血鬼存在していそうな…。
個人的にはエルトン伯爵とシャルロット嬢に
幸せになって欲しいと思う!
6巻目も楽しみ!! -
だいすきなバチカンシリーズで念願のイギリス!だいすきなイギリスが舞台!嬉しかったです。そして吸血鬼。面白かったです。
毎度のごとく、安定して後半でダダダッと解決されますが、まあこれはこれで。このシリーズの特徴だなあと第五弾にしてある意味落ち着きました。
今回は奇跡調査と関係なかったのも良かったなあ。ジュリア司祭がまた出てきたのはびっくりだったけれど、続きものとしては嬉しかったのでよし。
2015.12.10 -
平賀神父て何だかんだで事件に巻き込まれてる(笑)
思わせぶりなラストも良いな♡ -
シリーズ第五作。今回は奇跡調査ではなく、偶然に行き当たった不可解な事件を解決する神父コンビ。「吸血鬼」といういかにも、なテーマなのだけど。それに関する薀蓄や考察も面白くって。事件の謎にも意外性があって、ものすごく楽しめました。というより、このシリーズだからちゃんと合理的に解決されるだろうなあ、と思ってはいるものの。それでも解決されちゃったのにはびっくりでした。不可解な謎が多すぎた!
吸血鬼の甦りの真相は悲惨だなあ……でもそれを明らかにしない彼らの解決は見事。あんな真相、誰も知りたくないよね。
そしてまたしても陰で暗躍しそうなあの人……このシリーズ、まだまだ気が抜けなさそうです。