王子はただいま出稼ぎ中 見習い商人とガラスの絆 (角川ビーンズ文庫 72-6)

著者 : 岩城広海

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年11月30日発売)

作品紹介・あらすじ

危険だらけの出稼ぎ卒業を目指し、貧乏国立て直し策を探すユート。だが、商談の場であらぬ因縁をつけてきた俺様な大富豪に、借金のカタに自らを差し出すことになってしまう。しかも、返済期限を過ぎたら、一生囚われの身確定。大富豪の趣味で女装させられても、イルたちを信じて耐え抜くユートの身の上をかけて、タジェスの本領(腹黒)発揮!?「私を誰だと思っているんだい?」波乱の借金返済ファンタジー、第6弾。

感想・レビュー・書評

[こやさんの感想 · 2014年8月29日]

今回は結構楽しませてくれました。

ユートは連れ去られて女性の格好させられて。
メイク、カツラ等の全てのコーディネイトさせられてて。
暗躍する『偽物騒動』。
ユートとイルの審美眼が凄過ぎでしょ。
あ、商人となったケヴィンが出てきます。

新キャラとしてはユートをかっ攫ったファイズ。
コイツも商人で、偽物をつかまされて怒り心頭。

タジェスが王太子暗殺を目論んだ容疑で逮捕されて物語は終る。

[akiquettoさんの感想 · 2013年5月27日]

新展開。出稼ぎ卒業への第一歩。そうきたか。

[カルルンさんの感想 · 2012年5月31日]

ユートは、手っ取り早くお金をかせぐより、商業を振興することにより、借金を返す決意を固める。
そのために、視察も兼ねて護衛の旅に出たはずが、またもやトラブルに巻き込まれ…。

[みーくんさんの感想 · 2012年2月1日]

【NDC(9)】 913.6　
【請求記号】 913.6/イ-1/6　
【登録番号】 1001011396　

[黒猫さんの感想 · 2011年12月28日]

王子様なのに国の借金を返すために出稼ぎに出掛けるﾕｰﾄも、出稼ぎだけでは借金返済はままならないということで、新たな産業を興そうと、勉強の旅に。

が、やはり一筋縄では行かず、美術品の偽物の出所を探るはめに。

ﾕｰﾄの貴重な女装も見られるお得な一冊でした。

[藍月さんの感想 · 2011年12月3日]

今回は出稼ぎの為に出かけたわけではなかったのに、やっぱり色々巻き込まれてる王子です。