火神録 考古探偵一法師全の記憶 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000649

作品紹介・あらすじ

すべてはあの年、京都ではじまった-。大学で考古学を専攻する佳織は、殺人の現場に偶然いあわせたことをきっかけに、先輩の一法師、同級生の荻原、鋭い洞察力をもつ文化財修復師・後田あいりと行動を共にすることになる。佳織は一法師があいりに惹かれていることに気づき、動揺する。あいつぐ不審火、ビル爆破事件、そして大がかりな脅迫が古都を震撼させる。考古探偵の過去がついに明かされる、人気シリーズ第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • かなり久し振りに読んだためか、シリーズの流れを忘れていた。だんだん思い出してきてもやっぱり続編じゃなくて、過去に時制が巻き戻されたみたいです。
    だけどかつてより面白くなった気がする。
    一法師も現在より素直で好感が持てます。

  • 一法師達の過去編。

  • ☆1.5

  • 10月13日読了

  • 過去の話。

    一法師さんはどうやら昔からあんな感じらしい。

    でも、今までの怪しい組織は最初から絡んでいるようで。。。
    ここで過去編ってことは当分続くのかなぁ。

  • ちょっと恋愛感情入りすぎている気がする。

  • 古屋君があんな形で登場するとは!なんだか一法師さんの影が一部明らかになった感じですな。話のスケールはすごく大きい!

  • 京都の大学で考古学を専攻する佳織は、偶然に殺人事件の現場に居合わせてしまった。
    それを切欠に、先輩である一法師と同級生の荻原、文化財修復師の後田あいりと行動することにー
    態度が悪く女性にだらしないという噂のある一法師。
    彼の本当の人柄を知るにつれ、気になる佳織だが、彼があいりに惹かれていることに気付いてしまい…
    京の町に相次ぐ不審火、ビル爆破テロ、そして出された犯行声明と要求。
    一法師たちは犯行を止められるのか?
    考古探偵の過去が明かされるー!

    序盤でとある台詞にひっかかりを覚えて“もしかして…いきなり犯人わかっちゃった?”
    まさか、と思いつつも読み進めたらやっぱりでちょっとガックリきました-
    ある意味フェアな提示方なんだろうけど-私が気付くくらいだから皆わかったよね、みたいな。
    京都の町を右往左往するのは、行ったことのある場所も多くてイメージできて面白かったかな。
    話としては、いつもの集団心理的怖さは無かったし、一法師の心情も外野の推測しかないので、彼女への想いも今ひとつ…
    過去の物語だから“この先どうなっちゃうの”ってヒヤヒヤもしないしね-
    次作は現在に戻って“八岐大蛇”関連みたいなので、特に燃えも萌えもしてないシリーズだけど、暇つぶし的に少し楽しみにしてます-

  • とても読みやすく書かれていました。内容は過去編、つまり三巻までで仄めかされていた、過去の出来事について。そんなことが…と思うような出来事があり、なぜそれを引きずっているかは、多少解明されたものの、まだ説明を必要とする気がします。というか、私はもっと読みたいです(笑)
    過去編も含めた全貌の解明に、あと二巻くらいかかるかも…? 続きが楽しみです!

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