美しくもしたたかな女たちの源氏物語 (角川文庫)

  • 角川書店 (2011年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041000656

作品紹介・あらすじ

源氏物語全54帖――謎めいた恋の秘密を赤裸々に解き明かす。源氏が愛した女、源氏に恋した女など、源氏物語の登場人物に迫る。時代背景がわかるコラムも多数収録、エロティックなエピソードで源氏がわかる!

みんなの感想まとめ

源氏物語の登場人物たちの複雑な恋愛模様と、彼女たちの背景に迫る内容が魅力的に描かれています。特に、女性たちのしたたかな性格や生きざまが浮き彫りになり、時代背景を知ることでその深みが増すことが感じられま...

感想・レビュー・書評

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  • 表紙から感じるほど読みやすくありませんでした。源氏物語の光源氏と関係を持った女性たちに焦点をあてた本のはずですが、合間合間に用語の説明が入ったりと、広く浅く説明されている印象。私としては、紫式部の置かれている状況や、その心情の解説の方が楽しく読めました。「義母と初めて関係を持ったくだりがない」「紫式部は決して美人ではなく、人付き合いが苦手な女性」「旦那とうまくいっていなかった」「そもそも源氏物語を紫式部の作とする根拠はあまりない」「物語途中で作風が変わるため共同の作品とする意見もある」勉強になりました。

  • コラムがたくさん載っててとても分かりやすい。

  • 2011年刊行。◆源氏物語に登場する女性に関して、世界史上の悪女や情死などの書を著してきた著者が切り取っていく。読みやすい本だが、内容はそれほど新奇・突拍子なものとは言い難い。また、著者の他作品では時に見受けられる毒気も、本書では薄めである。ただ、一般に、か弱いとされることの多い夕顔が、著者の眼から見ると、恋に長け、男を引く手管を持っていたと見れる点、著者なりの解釈・評(一定の根拠も文言から提示する)が示され、例外的に興味を引く件かな。

  • 源氏物語に登場する主な女君をさくっと紹介。

    第二部の「紫式部」や物語誕生の背景を探る部分の方が、興味深いかも。

  • 2011年12月19日読了

    久々に桐生操作品を読んだわけだけど…。
    なんというか、この本は源氏物語を細部にわたって知っていないと面白さは半減するのかなとか思った。

    あたしみたいなうろ覚え状態で読むものじゃない(-_-;)

    この女性はこういうような性格でこういう経歴で…という説明はほぼなく、こういう風に描かれているが実は…みたいな話が中心。
    経歴がまぎれ込むことはあれど、詳しい解説と言うわけではないような感じかな。
    それでもまぁ、当時の女性のしたたかさとかそういう面は面白いんだけどね。

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著者プロフィール

パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学にてフランス文学・歴史を専攻。帰国後、執筆活動を行う。人物評伝や歴史の知られざるエピソードを様々な形で紹介している。その作品には拷問や悪女を取り扱うものが多い。主な著作に『本当は恐ろしいグリム童話』『やんごとなき姫君』がある。『本当は恐ろしいグリム童話』はミリオンセラーとなった。

「2016年 『新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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