美しくもしたたかな女たちの源氏物語 (角川文庫)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 57
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000656

作品紹介・あらすじ

案外芯の強い野心家の女(桐壷の更衣)、面白くもなんともない女(夕顔)、やんごとないブサイクな姫君(末摘花)、源氏物語随一の恋愛体質女(朧月夜)、自分の魅力を知りつくした賢女(空蝉)、欲張りだからこそ自己主張しない女(浮舟)-源氏物語全54帖のエッセンスを女性像から読み解く。セキララで冷徹な源氏物語キャラクター論に、当時の時代背景がわかるコラムを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年刊行。◆源氏物語に登場する女性に関して、世界史上の悪女や情死などの書を著してきた著者が切り取っていく。読みやすい本だが、内容はそれほど新奇・突拍子なものとは言い難い。また、著者の他作品では時に見受けられる毒気も、本書では薄めである。ただ、一般に、か弱いとされることの多い夕顔が、著者の眼から見ると、恋に長け、男を引く手管を持っていたと見れる点、著者なりの解釈・評(一定の根拠も文言から提示する)が示され、例外的に興味を引く件かな。

  • 源氏物語に登場する主な女君をさくっと紹介。

    第二部の「紫式部」や物語誕生の背景を探る部分の方が、興味深いかも。

  • 2011年12月19日読了

    久々に桐生操作品を読んだわけだけど…。
    なんというか、この本は源氏物語を細部にわたって知っていないと面白さは半減するのかなとか思った。

    あたしみたいなうろ覚え状態で読むものじゃない(-_-;)

    この女性はこういうような性格でこういう経歴で…という説明はほぼなく、こういう風に描かれているが実は…みたいな話が中心。
    経歴がまぎれ込むことはあれど、詳しい解説と言うわけではないような感じかな。
    それでもまぁ、当時の女性のしたたかさとかそういう面は面白いんだけどね。

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