秋月記 (角川文庫)

著者 : 葉室麟
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年12月22日発売)
3.65
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000670

作品紹介

筑前の小藩・秋月藩で、専横を極める家老・宮崎織部への不満が高まっていた。間小四郎は、志を同じくする仲間の藩士たちとともに糾弾に立ち上がり、本藩・福岡藩の援助を得てその排除に成功する。藩政の刷新に情熱を傾けようとする小四郎だったが、家老失脚の背後には福岡藩の策謀があり、いつしか仲間との絆も揺らぎ始めて、小四郎はひとり、捨て石となる決意を固めるが-。絶賛を浴びた時代小説の傑作、待望の文庫化。

秋月記 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 時代小説好きにはたまらないと思う。さらに、どちらかと言えば男性向けかなぁ。

    藩のために捨て石になり、憎まれ役を引き受け…そんな男の生き方。

  • 福岡藩の支藩である秋月藩の藩士、間小四郎の物語。家老の悪事から藩を守るため、本藩からの政治介入から守るため、時には謀議を企て、悪人になることも厭わず生きた。最後は流罪となるが藩のため民のためにを貫き、すがすがしい表情を浮かべる。「静謐こそ、われらが多年、力を尽くして作り上げたもの。されば、それがしにとっては誇りでござる」。政事に携わる者たちの思いを上手く描いた時代小説だ。

  • 2018.2.7 読了
     やや混み合ったストーリーだが結局は本藩・福岡藩に翻弄される生涯。その中で百姓女・いとが葛を作り上げるエピソードはもの哀しくも一服の清涼剤になっている。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    筑前の小藩・秋月藩で、専横を極める家老・宮崎織部への不満が高まっていた。間小四郎は、志を同じくする仲間の藩士たちとともに糾弾に立ち上がり、本藩・福岡藩の援助を得てその排除に成功する。藩政の刷新に情熱を傾けようとする小四郎だったが、家老失脚の背後には福岡藩の策謀があり、いつしか仲間との絆も揺らぎ始めて、小四郎はひとり、捨て石となる決意を固めるが―。絶賛を浴びた時代小説の傑作、待望の文庫化。


    平成29年12月11日~19日

  • 図書館で。
    最初に結末ありきで過去を振り返る、という手法は…なんというのか読んでいて侘しくなるというか。
    面白くない訳ではないのだけれども彼らの行動が歯がゆい。まあ時代物だし今のように自由に動ける身分で無いのはわかるんですが… ちょっと最後までたどり着けなかった。

  • H29.6.17 読了。

    ・「山は山であることを迷わぬ。雲は雲であることを疑わぬ。ひとだけが、おのれであることを迷い、疑う。それゆえ、風景を見ると、心が落ち着くのだ。」・・・作中の言葉です。とても深い言葉ですね。

  • 今まで読んだ葉室麟の著書の中では一番面白かった。

  • 2016.09.27
    凛とした武士道を感じる。素晴らしい!

  • 葉室さんの作品はまだ数冊しか読んでないが、今回も期待通りで大満足の一冊だった。
    二転三転しながらも信念を持って進んでいく姿がかっこいい。

  • 己を捨てて生きる武士の姿を描く葉室モノにまたもやしびれる。

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