ダークルーム (角川文庫)

著者 : 近藤史恵
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年1月25日発売)
3.26
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  • 111レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000717

作品紹介

シェフの内山が勤める高級フレンチレストランに毎晩ひとりで来店する謎の美女。黙々とコース料理を口に運ぶ姿に、不審に思った内山が問いかけると、女は意外な事実を語り出して…(「マリアージュ」)。立ちはだかる現実に絶望し、窮地に立たされた人間たちが取った異常な行動とは。日常に潜む狂気と、明かされる驚愕の真相。ベストセラー『サクリファイス』の著者が厳選して贈る、謎めく8つのミステリ集。書き下ろし短編収録。

ダークルーム (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • この人の文章は実に読みやすい。本を読んでいることを忘れるくらいに! 近藤史恵の作品では、「サクリファイス」でハマって、その続編の「エデン」、そしてこれが私にとっての三冊目。長編では無く短編集だ。

    内容のバリエーションが豊富だから、どれを読んでも楽しい。ミステリーやホラーの佳作がてんこ盛りだ。あっと驚くどんでん返しはないけれど、日常に潜む狂気や、ちょっとしたボタンの掛け違いから始まる人の心のすれ違いなど、この人の魔法にかかると息もつかせぬ物語になるのだ。

    私の中でのお気に入り度が飛躍的にあがった作家だ。久しぶりに作家読みをしようと思う。

  • 時間があるときにゆっくり読もうと思っていたのに、少し覗いただけで引き込まれてしまって斜読。
    はずれがない。

  • 日常から少し外れた異常を書いた短篇集。
    どれもそこそこ重みのある怖さ。

  • 短編8編。さらっと読めるがどれも重みがあって面白かった。「ダークルーム」と「北緯60度の恋」が特に好き。

  • コワス、SWEET BOYS、こわいわぁ。
    ダークルーム、北緯六十度の恋、なんかよかった。

  • 人間ホラーな短編集。
    2話目の『コワス』は心霊的な要素もあるけれど、
    基本的に人の心の暗い部分を描いている。

    『sweet boys』と『窓の下には』が好きだった。


    ただ、もう何冊も読んでみるけれど、
    近藤さん、ミステリ的トリックや日常の謎を作るのが、あまりお上手ではないと思う。。。
    人の心の機微を描かせると重厚なので、
    そちらにシフトしないのかなあと思うけれど。
    サクリファイスが売れた後もミステリな作品を発表し続けているので、
    きっと書きたいんだろうなと思う。

    ミステリ的な視点で見るとちょっと物足りなさを感じてしまうので、「ミステリ集」と表現するのは損をしている気がするな。
    余計なお世話ですが。

  • 高級フレンチに、毎夜訪れる謎の美女。
    決して安くはないのに、なぜ、毎日?
    不審に思って、問いかけると...

    普通の毎日が、少しずつ、少しずつ非日常に、変わっていく。

    謎めく8つの短編集。


  • サクサク読める短編集。スイートボーイが面白かった。

  • 図書館で。短編集。
    色々とドキっとするような、ちょっと怖い感じが漂っているのはタイトルの所為なのか。

    最初のお話は美味しそうだった。確かにどうせなら美味しいものたくさん食べて死にたいものです。

    兄に執着する妹とかコワイ。でも人の悪意って…怖いなぁ。そして悪意を放った方は結構簡単に忘れるけれども受けた方は忘れないよな…

    ボーイズもコワイ。恐ろしい…けど死ぬことは無いよな、奥さんは。

    最後の復讐の話がそれでもなんとなくロマンチックだったな、と思うのは女性同士の話だったからだろうか。

  • 20170510 8編の短編集。ミステリーだが心がほんのり温かくなる話も含まれていた。マリアージュはタルトタタンシリーズを思い起こすようなストーリー。SWEETBOYSは最後にはっとさせられた。過去の絵は最後がよく心にじんときた。北緯六十度の恋は不思議な気持ちにさせられた、読後感は不思議とよかった。

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