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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784041000724
作品紹介・あらすじ
乱世を渡り歩き、秀吉ら戦国の英傑らと奇縁を得た若き日の天海。時は信長の天下かと思われたが、そこには予想だにしない破滅の足音が近づいていた……。構想20年、ミステリの名手が歴史の謎に迫る野心的大作!
みんなの感想まとめ
歴史の深淵に迫る本作は、信長の合理的だが過酷な組織運営が本能寺の変を引き起こした背景を描いています。若き日の天海が、光秀や秀吉との関係を通じて、信長の行動の意味を理解していく過程が緻密に描かれています...
感想・レビュー・書評
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丁寧な文章でコンパクトに歴史を学ぶには良い本なんだけど、小説としての面白さはない。
若き頃の天海さんが主役なのか明智光秀さんが主役なのか客観的過ぎてわからないし、明智さんが本能寺の変を起こした理由も特に目新しいものではなかった。
織田信長さんは単なる性格破綻者だったし、上巻以上に教科書的に時間の流れを追っているだけで魅力的な登場人物が誰1人としていませんでした。
でも、この時代の流れを知るのにはちょうど良い本だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いい悪いは置いといて信長のしたことの多さと大きさ。
上巻で天海は光秀や秀吉のことを高く評価し、好意を持っていたのに、家康の元に行った理由が分かる。読者は読者は歴史を知っているので、読む原動力の一つになっていたと思う。もっと続けばいいなあ~。 -
物語は、本能寺の変に向かって粛々と進んでいく。本書は、本能寺の変を、信長の合理的だが苛烈すぎる組織運営が必然的に引き起こした出来事として描いている。部下を道具としてしか見ず、その感情を何ら斟酌しない上司。部下にとってみれば、氏素性による差別はされないものの、いつ切り捨てられるか分からない恐怖のなか、走り続けるしかない。こういうゾッとする状況は長続きするわけないよなあ。
また、商業民出身の秀吉の情報収集能力の高さが、中国大返しという離れ業の実現に繋がったととのこと。確かに、光秀の動向を逐次把握出来ていなければ、信長の厳しい軍律に反して兵を引き上げる決断など出来なかっただろうなあ。
本書は、残念ながら、徳川時代になり、天海僧正が「黒衣の宰相」として活躍する姿は描かれていない。 -
保有状況:売却&購入日:40894&購入金額:660
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後編
信長の変化、それに廻りの家臣たちの考え
本能寺、中国大返しへと進む。
イメージとしては教科書っぽい -
史実の再発見、再構築に夢中になりすぎて物語を創作するところまでは手が回っていない印象です。
上巻が良かっただけに色々ともったいないかなぁ…。
どうせなら浅見光彦のご先祖様を出すとか、そういう遊びをして欲しかったです。 -
明智光秀がどういう役回りをしたんだか諸説あるなかで、さほど突飛なお話でもなく下巻は淡々とお話が進んでしまったという印象。
随風さんの行くあたりあたりばったり、歴史の真相(?)の手掛かりが見え隠れしてくれた。まったく浅見探偵ものとおんなじだったなぁ・・・
(2012/2/6) -
至極全う太閤記。基本をきちんと勉強されているのが分かります。むしろ勉強のために書かれたのかも。内田さんこれが初読です。
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