爆発道祖神 (角川文庫)

著者 : 町田康
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年2月25日発売)
3.65
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  • 本棚登録 :152
  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000748

作品紹介・あらすじ

世間を往来すると、見るもの見るもの、みなしゃらくさい。作家の目にとまった風景を、カメラと言葉で切り取れば、そこに広がるのはさまざまな色音匂いが渾然一体となった別世界。虚実入りみだれ、乱反射をまきおこす町田節の連打がビッグバン。未だかつて足を踏み入れたことのない境地へあなたを誘う。異才・町田康の全く新しい表現形式、全72話のショートショート・フォトストーリー。

爆発道祖神 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • いつも思うんやけど、ほんま、町田康という人間は何を書いとるんやと何度もツッコミを入れたくなってしまう、というよりも事実、入れてしまう、そんな痛快エッセイ。

    最も面を喰ったのは、「もう君とはやっとれんわんわんわん、という残響。ダブやね」という表題の付けられたエッセイ。エッセイというか、シとブの掛合い漫才。シとブというのが誰なのかは読んでみてのお楽しみ。ほんま、どういう回線を繋いだらば、シとブの漫才が思いつくのやら。挿し込まれた写真もまた、味わい深くて素晴らしいの一言。

    エッセイというのは日常を切り取った、いわば「暮らしの匂い」のようなものが漂ってくるものであって、故に、その人の生活・行動・思考などのパターンがぽわわぁんと伝わってきて、あ、なんか身近に感じられるやん、ええ感じやん、ってな感想を読み人に抱かしむるものやけれども、マーチダさんのエッセイは少々、否、相当、脚色をしてファニーにしている印象を受けます。つまり、これはマーチダさんの日常ではありません(推測)。いや、実際、日常なのだろうけれども、マーチダさんが色を付けることによって、こんなこと、日常で起こらへんで・あり得んで・思わへんでという世界が顕現してくるというのかな。だから、凡人である僕ごときが読むと、頭が炸裂して、口から水が噴出して、わぎゅうとかなんとか言い散らかして、揚げ句、ほんとにぺしゃんこ。

  • 初めてこの方の作品を読みました。なんだろう、すごい文章です。誰かに何かに似ているような気がするのですが、、、。太宰? いやいや、、うーむ。

  • 限りなくフィクションに近いノンフィクションというか、限りなくエッセイに近いショートショートというか、3ページの文章+写真1枚がワンセットの構成。それなりに面白かったけど、やっぱちゃんとした小説が読みたいかな-。じゃなきゃエッセイでいいわけだしね。写真は、妙な味があって良かったです。

  • 読んだ先から物語の中身を忘れ、それでありながら次へ次へとページをめくりたくなるのはなぜでしょう。町田さんの文章は易しすぎるほどA→Bへのつながりが緩やかゆえ理解しやすい。そのほとんどが、世間と自身のズレであって、やさぐれながらもいっちょまえになろうと努力、奮闘するってのは、実は社会的マイノリティの抱えるジレンマでもあり、現代的でもあると思います。それは本作に限らず、彼の作品のほとんどがそうでもあるのですが…。

  • 1枚の写真をお題としたエッセイ風のオモシロオカシイ物語が綴られていく。
    町田康のロックでパンクで刺激的な表現に声を出して笑う。
    エレキにて郵便を送る、天麩羅がびしょびしょ、ポンク・ミクラム師、がお気に入り。

  • 町田康文体と写真との絶妙な組み合わせ。

  • パンクロッカー町田康の写真付き掌編集。語り口がテンポよく痛快で、3Pほどの一篇を読むだけで清々しい気分になれる。

  • 町田康の目に映る浮き世のあれこれ。自らをパンク歌手と蔑みつつも、世の有象無象を町田風味でばっさり。奥ゆかしくも慎ましい(?)彼の処世百科。彼の代わりに行者の滝に打たれるファンシーなスポンジの処世が気になるところ。

  • 【ひとことポイント】
    すごいですねぇ。撃ったとき火ぃ吹きますねぇ

    <健康栄養学部 1年 K>

    企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
    展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/1/9-3/18まで】

    湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1617757

  • フォトグラフール第2段って感じ。 オキにいっている。

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