こんな俺に誰がした! (角川ルビー文庫 78-49)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.33
  • (7)
  • (10)
  • (25)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 127
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000847

作品紹介・あらすじ

喜多原渉は不幸のどん底にいた。突然の会社の倒産、おまけに隣の部屋の火事のせいで住むところはなくなり、恋人とも別れるハメになってしまったのだ。「仕方なく」頼ることにしたのは、親の再婚で兄となった崇文。崇文はカッコよくて何でもできる、小さな頃から渉のことをとても可愛がって-いや、渉をべたべたに甘やかしたブラコン。ブラコン地獄からの脱出のため崇文から逃げたというのにまたもや崇文を頼ることになってしまった渉だが…!?「他の男に食われるくらいなら、俺が食ってやる」ブラコン兄×不幸な弟のラブバトル。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分が働く会社が突然倒産し、家に帰ると家が火事になっている。信じられないし、落ち込むのも当然な状況。そんな状況でも、「頼るべき人」と「心配をかけたくない人」のことを考えられた渉ってすごいかも。と思った。そのときに頼った義兄の崇文は、何でもできてカッコよくて渉の憧れの人。そのはずなのに、2人はどんどんすれ違っていく。そんな2人、特に悩んでいる渉を見るのが辛くなるほどだった。色々と辛いことがあったのだから、これからは幸せになって欲しい。

  • ◎総合評価 3
    ◆ヒロイン? 2  ◆ヒーロー? 3
    ◆純愛 4     ◆情熱 2
    ◆さわやか 3   ◆セレブ 2
    ※受けも攻めも微妙な性格で、ちょっとう~ん・・・と思いながらもちゃんと読了。文章力のなせる技かな。さすがです。

  • あれれ?才のある出来る年上攻めは好物のはずが・・・
    受けは一生懸命なんだろうけど不幸体質というかww

    義兄弟もので、ブラコンな兄と書いてあったけどちょっと違ったかな。

    義兄弟ものの王道的な感じはするけどちょっと私には合わなかったようです。

  • 兄×弟(義理)
    家族ものはあまり好みではないけど、渉が崇文を『兄』と強調しているから兄弟なんだと思うだけで、兄弟とゆうことをあまり意識せずに読めた。崇文は最初から渉をただの弟として接してる感じがしなかったからかも。
    特にハラハラドキドキもないまま読み終えた。

  • 軽いノリでサクッとしたのが読みたいなと思って購入。そういった点ではアタリでした。初藤崎作品でしたがこれを機会に読み進めてみようかな。

  • 年上攻  兄×弟(義理) すれ違い 俺様攻

  • 義兄弟で歳の差、兄×弟。

    挿絵がどれも可愛くて良かったです。

    ・実は昔からずっと好きで~
    ・他人の物になるぐらいなら~
    ・相手をかばって~
    ・あの女の人は…!?

    と、義兄弟ものの中ではわりとどれもテンプレ的な内容で、特に真新しい印象を受けなかったのが残念。
    話としては綺麗にまとめられていると思います。

  • 年の差おいしかったです!←
    藤崎郁さんの作品はおいしい本多すぎですね!
    兄攻めで、独占よく強い・・・・
    おいしいですね!←
    ではでは

  • 攻め:喜多原崇文
    受け:喜多原渉


    会社が倒産したその日に住んでいたアパートの隣からの火事で焼け出された渉は義兄の崇文のところへ居候、更に崇文がオーナーを務めるバーの厨房でアルバイトをしていた。
    ある日フロアには絶対出るなという言い付けがあったがやむを得ず出たところで客と揉めそうになり…。



    タイトルの意味が最後まで分からなかった作品。読み終わって初めて裏表紙の粗筋を読んで『喜多原渉は不幸のどん底にいた。』の出だしで、不幸のどん底 から こんな俺に… と続くのかな?と思い至った次第。
    最初こそ、そんな不幸な出来事があるけど、それはこの物語の中では“そういう事が(既に)起こった”設定ありきで始まる話なので、なんだろう、タイトルや粗筋とは内容は少しズレてる印象。

    まあ、普通。
    一回り離れている義兄が弟が13くらいの子供の頃から好きだった というのもね、何だかなぁ…と。好きになったエピソードとかあればもっと納得したかも。
    受けがカッコいい義兄を好きになるのは分かるけど。

    添付の横澤のペーパー目当てに買った作品でした。

  • 不運続きの主人公を助けてくれたのは
    10歳年上の義理の兄

    この主人公がほんとけなげでねぇo(^o^)o


    P度✩✩✩2

    キュン度✩✩✩✩2

  • 王道なお話でした〜。こういうのは安心して読めます(笑)色々ツッコミ所はあるけど楽しめました。やっぱり王道好きだなぁ〜良い。それにしても渉はヘンな人に狙われすぎ(笑)

  • 可愛いお話しでした♪これでもか!と受けの渉に、次から次へと災難が降りかかります。可愛い受けにかなりのヘタレな攻め。甘やかしてるんだけれども、余裕もなくそして告白をすっとばして逆上!してしまうあたりは楽しいんだけれど、しっかりしろよ!兄ちゃんって感じでした・・・。 ちょっとすれ違いが多い感じなのでベタベタに甘~い二人をもう少し読みたかったです♪

  • う~ん。受が私の好みではなかったんですよね。なんか墓穴を掘って掘って掘りまくっていただけのような・・・。一生懸命な普通の青年なんです。
    お話は面白かったんですが、好みの問題ですね。

  • 甘甘でしたねー
    ブラコン兄貴がイケメンでよかったね~渉!

  • らぶらぶ。

全16件中 1 - 16件を表示

著者プロフィール

作家。神奈川県在住。
3月20日生、魚座、O型。
代表作に「トラップ」シリーズ、
「純情」シリーズ(原作:中村春菊/オリジナルノベライズ)、
「世界一初恋」シリーズ(原作:中村春菊/オリジナルノベライズ)
などがある。

「2021年 『霹靂と綺羅星 新人弁護士は二度乱される』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤崎都の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×