こんな俺に誰がした! (角川ルビー文庫 78-49)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041000847
作品紹介・あらすじ
喜多原渉は不幸のどん底にいた。突然の会社の倒産、おまけに隣の部屋の火事のせいで住むところはなくなり、恋人とも別れるハメになってしまったのだ。「仕方なく」頼ることにしたのは、親の再婚で兄となった崇文。崇文はカッコよくて何でもできる、小さな頃から渉のことをとても可愛がって-いや、渉をべたべたに甘やかしたブラコン。ブラコン地獄からの脱出のため崇文から逃げたというのにまたもや崇文を頼ることになってしまった渉だが…!?「他の男に食われるくらいなら、俺が食ってやる」ブラコン兄×不幸な弟のラブバトル。
感想・レビュー・書評
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自分が働く会社が突然倒産し、家に帰ると家が火事になっている。信じられないし、落ち込むのも当然な状況。そんな状況でも、「頼るべき人」と「心配をかけたくない人」のことを考えられた渉ってすごいかも。と思った。そのときに頼った義兄の崇文は、何でもできてカッコよくて渉の憧れの人。そのはずなのに、2人はどんどんすれ違っていく。そんな2人、特に悩んでいる渉を見るのが辛くなるほどだった。色々と辛いことがあったのだから、これからは幸せになって欲しい。
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◎総合評価 3
◆ヒロイン? 2 ◆ヒーロー? 3
◆純愛 4 ◆情熱 2
◆さわやか 3 ◆セレブ 2
※受けも攻めも微妙な性格で、ちょっとう~ん・・・と思いながらもちゃんと読了。文章力のなせる技かな。さすがです。 -
あれれ?才のある出来る年上攻めは好物のはずが・・・
受けは一生懸命なんだろうけど不幸体質というかww
義兄弟もので、ブラコンな兄と書いてあったけどちょっと違ったかな。
義兄弟ものの王道的な感じはするけどちょっと私には合わなかったようです。 -
軽いノリでサクッとしたのが読みたいなと思って購入。そういった点ではアタリでした。初藤崎作品でしたがこれを機会に読み進めてみようかな。
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年上攻 兄×弟(義理) すれ違い 俺様攻
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攻め:喜多原崇文
受け:喜多原渉
会社が倒産したその日に住んでいたアパートの隣からの火事で焼け出された渉は義兄の崇文のところへ居候、更に崇文がオーナーを務めるバーの厨房でアルバイトをしていた。
ある日フロアには絶対出るなという言い付けがあったがやむを得ず出たところで客と揉めそうになり…。
タイトルの意味が最後まで分からなかった作品。読み終わって初めて裏表紙の粗筋を読んで『喜多原渉は不幸のどん底にいた。』の出だしで、不幸のどん底 から こんな俺に… と続くのかな?と思い至った次第。
最初こそ、そんな不幸な出来事があるけど、それはこの物語の中では“そういう事が(既に)起こった”設定ありきで始まる話なので、なんだろう、タイトルや粗筋とは内容は少しズレてる印象。
まあ、普通。
一回り離れている義兄が弟が13くらいの子供の頃から好きだった というのもね、何だかなぁ…と。好きになったエピソードとかあればもっと納得したかも。
受けがカッコいい義兄を好きになるのは分かるけど。
添付の横澤のペーパー目当てに買った作品でした。 -
王道なお話でした〜。こういうのは安心して読めます(笑)色々ツッコミ所はあるけど楽しめました。やっぱり王道好きだなぁ〜良い。それにしても渉はヘンな人に狙われすぎ(笑)
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可愛いお話しでした♪これでもか!と受けの渉に、次から次へと災難が降りかかります。可愛い受けにかなりのヘタレな攻め。甘やかしてるんだけれども、余裕もなくそして告白をすっとばして逆上!してしまうあたりは楽しいんだけれど、しっかりしろよ!兄ちゃんって感じでした・・・。 ちょっとすれ違いが多い感じなのでベタベタに甘~い二人をもう少し読みたかったです♪
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う~ん。受が私の好みではなかったんですよね。なんか墓穴を掘って掘って掘りまくっていただけのような・・・。一生懸命な普通の青年なんです。
お話は面白かったんですが、好みの問題ですね。 -
甘甘でしたねー
ブラコン兄貴がイケメンでよかったね~渉! -
らぶらぶ。