吾輩は猫である (角川文庫)

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レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001011

感想・レビュー・書評

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  • 漱石は猫に始まり猫に終わる

  • 猫の視点で書かれた小説。漱石やみんなが集まって話している風景。
    泥棒が入った時など想像すると面白いと思う。とてもユーモアのある小説
    500ページくらい熱い小説。読みごたえが十分。

  • 自分の周りにいる動物たちもこの猫のように、人間を馬鹿にしながら生活しているのか。
    そんな想像をしながら読みました。

    登場する人物はどこまでもありふれていて、どこまでも現実的。
    その人物たちのさらにありふれたどうでもいいような会話が、猫から見ると滑稽である。

    夏目漱石の作品は初めてですが、文章や言葉の難しさにかなり戸惑いました。
    もう少し教養と知恵があったらさらに楽しめたかも...

  • 覚悟してたが、やはり漱石の作品は難しい言葉が多い。広辞苑にない言葉も多数ある。「吾輩」の猫を通して自分自身や人間を大いに揶揄している。『ガリヴァー旅行記』も想起した。ギリシア、ローマ、中国の諸賢人たちを引用しつつ、「吾輩」の鼠取りの演習、幼児の食事、泥棒の様子も描く。苦沙弥先生を交えた滑稽な会話はユーモアだが、どこか寂しい。

  • 夏目漱石のデビュー作。夏目漱石の他の作品にくらべかなり長いほう。また、今は使わない言葉が多く、なかなか先へ進めないので、読み終わるのに結構時間がかかった。最後は意外な結末だった。今は差別用語となっている言葉が時々出てくるので気になった。

  • 夏目漱石が、飼い猫に心を投影して書いたものと思われる
    そのせいか猫の「我輩」には
    何事にも散文的な思考をもって当たる癖があり
    本能よりも先に理屈がでるその性質ゆえ
    鼠一匹とらえることもままならないのだった
    猫にとっては実に迷惑な話である
    しかし漱石には
    己を客観的に見つめるトレーニングとなったのかも知れない
    ユーモアでもってそれを描くということは
    おそらく、当時としては画期的なことだろう
    これがデビュー作品である

  • いちおう読んでおかないと、
    ということではあったのだが、
    やっぱその時代に読まないとおもしろくない。

  • 昔の言葉だからか難しく、なっかなか頭に入って来ないのでサクサク読み進められない。
    まだまだ勉強不足。

    ざっくり言うと、猫の人間観察日記。
    ピリリと風刺がきいている猫目線の観察は愉快。

    出てくる人間たちも個性が強烈。
    しゃべり好きで未来の事などを嘆いている会話もあるが、それが割りと当てはまってるのはさすが。

    何気なくすぎて行く日常の幕引きはなかなか衝撃的な展開で、突然終りがくる、それこそが人生というものなのかなと、猫を通して考えさせられる。

    知識を深めてまた読み直したい。

  • もしかしたら世の中の猫は
    こんな風に人間社会を観ているのだろうか?と。
    上から目線で人間社会を。

    ノラにゃんこたちを観てても
    そんなイメージがするなぁ。
    こっちが観てると思いきや向こうが観てるんだろうなぁ。

  • 読みにくくて…2~3カ月かかったかも?
    なぜだろう?

著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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