吾輩は猫である (角川文庫)

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  • 角川書店
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本棚登録 : 647
レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001011

感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    登場人物が個性的でとても愉快。
    苦沙弥先生と仲間たちが巻き起こす珍事件や、彼らの馬鹿馬鹿しい議論などを猫目線で毒舌でナレーション。まだ2歳程の猫なのに博識過ぎる。猫又の類か…。
    猫が登場人物を馬鹿にするので、つられて自分も馬鹿にしていたが、なるほど鋭い意見を述べる事もあり感心した。彼らは変人だけれど馬鹿ではなかったらしい。
    結末について前回も思ったが、長い話を読み登場人物に愛着が湧いてきたところで、猫が死んでしまうのは残念だ。

  • 苦沙弥先生のような自若の中に天然を併せ持った性格は個人的にツボだった。そこに迷亭の飄々とした性格が合わさると尚面白い。

    高度な教養から高度な洒落が放たれて、反応できない所が多過ぎたが、漱石の俗人を寄せつけない天才肌を感じられて面白い。

    猫に人間哲学を啓蒙された気分になった。人間を皮肉っているが厭味がないのは、それが至極的を射ているからだと思う。
    100年以上経っても人間の本質は変わっていない、だからこそ色褪せず支持される作品だと感じる。

  • 20120303Amazonマーケットプレイス

  • 表紙がわたせせいぞうさんの絵の本だったのですが見当たらないのでとりあえずこの本で書きます。
    何度か読み始めては最後まで読むことが無かった本です。久しぶりに手にとって読み始めたら面白いのなんの!以前読破出来なかったのは自分の精神年齢(と実年齢)が低かったせいだろうなあと思いました。

    それにしてもものすごい知識ですね。巻末に注釈が載っていたのでしおりを2枚使って注と読みさしページに挟んで読み進めました。孔子の論語からギリシアの逸話等その博学ぶりに感嘆しました。それにしてもうちで話されている本当かどうかわからない話って結構ここからきているなあ…とそれも感心しました。
    (ローマの貴族は満腹になると胃から吐き出して又食べるとか大根のジアスターゼの話とか…)

    私は大人になって読んだ方が面白いなあ~と思いました。今度は坊ちゃんや他の本も読み返してみようと思います。

  • 1905 1906 ホトトギス

  • 近代的自我。ユーモア。タイトルのインパクト。
    すばらしすぎて、評価できません。

  • ほんとは猫が表紙の本のやつもってるんだけどこっちにしてみた。
    この話にでてくる猫、めっちゃ人間を上から目線w

  • 迷亭君が格好よすぎる。

  • 読んでいてすごく楽しかった。
    作者のとてもユーモラスな一面が見られる。

  • 夏目氏のユーモアのセンスに参りました。
    本を読んで初めて、声を出して笑った。
    何回読んだか覚えてない。

著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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