坊っちゃん (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.45
  • (13)
  • (13)
  • (43)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 197
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001035

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 読み始めてすぐ一行一行面白くて声に出して笑ってしまった。こんな文学あるのか。
    主人公は一本気で曲がったことが嫌いな典型的な江戸っ子。話を読んでいくと完全な勧善懲悪ものになっていくんだろうな、というもので、一応主人公は懲悪を遂げる。しかし、気持ちがスカッとしただけで解決にはならない。出だしの軽妙な面白さからわくわくしながら読み進めると、最後は少し寂しい気持ちにもなる。
    そう考えると清の存在というのは唯一の救いだろう。この人物がいなかったらただの悲しい話になってしまっていたと思う。

  • 足掛け二日で読了できるほど短い小説なのに、〝おれ〟の東京暮らしから松山へ教師として赴任し、嵐のように彼の地を駆け抜けていく筆致に大いに楽しませてもらった。漱石がところどころにシレっと書いている江戸言葉を見るにつけ、この時代はまだ江戸が生々しい時代であったことを羨ましく思う。今回は一字一句を大切に読もうと思っていたが、そうするとこの江戸言葉や松山の方言が響いてくる。現地の地名などが程よく架空のものとなっており、本作の舞台を訪ねるには相当に下調べが必要だが、それもまた楽しそうだ。

  • 【映像化作品特集】
    資料ID:98000833
    請求記号:080||K
    配置場所:工枚特集コーナー

  • こんな職場の人間関係話、
    いつの時代にもあるんだなあと思った。(学生の身だけど)

    山嵐が実は黒幕なのではないか、と勝手にひやひやしてました。

  • 永遠のバイブル
    清の「越後の、笹飴が食べたい」という下りが忘れられません
    「真直ぐなご気性」は、もうなかなか見られないご時世になりました

  • ユーモラスで愉しい作品

  • 初めて読んだ文学。

  • 江戸っ子である坊ちゃん(主人公)は、真っ直ぐで誠が正義であると信じて疑わない好漢。彼が四国の中学校に赴任してから東京に帰ってくるまでの話。

    周囲の人物との人間関係や事件に飛び込んで(巻き込まれ?)いき、悪の赤シャツと取り巻き野だを懲らしめ、ようようと東京に帰る部分で終わっているので、快い勧善懲悪ものに見える。
    しかし、坊ちゃんの真っ直ぐすぎる気性やら信念やらが無教養とあいまって、正しさのなかに滑稽さが見えました。

    面白かったですが(^^)

  • 中一の時に読んだなあ・・・このときの国語教師(女性)が日本史の先生と結婚した。

  • 090114(m 090406)

全11件中 1 - 10件を表示

プロフィール

明治、大正時代の小説家、英文学者。1867年、江戸(東京都)に生まれる。愛媛県松山で教師をしたのち、イギリスに留学。帰国後、執筆活動を始める。『吾輩は猫である』『三四郎』『こころ』など作品多数。

「2017年 『坊っちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坊っちゃん (角川文庫)のその他の作品

坊っちゃん (岩波文庫) Kindle版 坊っちゃん (岩波文庫) 夏目漱石
坊っちゃん Kindle版 坊っちゃん 夏目漱石

夏目漱石の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘミングウェイ
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする