三色ボールペン読み直し名作塾 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 26
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001226

作品紹介・あらすじ

さあ、ボールペンを手にとって、国民的名作に3色を引いてみよう。客観的に「すごく大事」な箇所に赤、「まあ大事」な箇所に青、「面白い」と思った箇所に緑。これだけで読解力だけでなく、人とのコミュニケーション力がつく。本書では、芥川、漱石、太宰などといった文豪の名作を例にとり、国語力を急上昇させる読み解き方をカラーで解説。人間を理解し、現代社会におけるストレス耐性を高める読書法を指南する。

感想・レビュー・書評

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  • 三色ボールペンを使った読書術を提唱している著者が、近代日本文学の名作を実例に、小説を読む楽しみを伝えている本です。取り上げられている作品は、芥川龍之介『羅生門』、宮沢賢治『よだかの星』、太宰治『駆込み訴え』、中島敦『山月記』、梶井基次郎『檸檬』、中原中也『汚れっちまった悲しみに……』、三島由紀夫『金閣寺』、志賀直哉『清兵衛と瓢箪』、夏目漱石『こころ』、川端康成『雪国』の10作品です。

    さっと本書に目を通した限りでは、三色ボールペンを使うことのメリットは必ずしもはっきりとは見えてこないような気がします。著者の方法にしたがって読書をしようと考えている人で、実際に本に線を引くのに躊躇してしまう、という読者であれば、本書の実例を見ることで思いきって本を汚してしまってもいいんだ、と思えるようになるのかもしれません。

  • 『三色ボールペン読み直し』
    斉藤孝

    客観的に「すごく大事」な箇所に赤、客観的に「まあ大事」な箇所に青、自分の主観で「面白い」と思った箇所に緑を引く。(p13)

     三色ボールペンのルール。以下参考として小説を引用して例をみせている。
     これは時間がかかってしょうがない。今のやりかた、「ドッグイヤー」「ラインマーカー」「読書ノート」のやり方を続けよう。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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