- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041001301
感想・レビュー・書評
-
全1巻
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死せる諸葛、生ける仲達を走らす
「死諸葛走生仲達」
実は、仲達は走ってなかったって話。
三国を統一した晋の礎を築いた仲達を深掘りしていて面白く読めた。 -
「その後の三国志」がとてもよく分かりました。
今まで吉川三国志などと同じで、孔明死去以降よく知らなかったのですが...
曹操一族、
司馬懿一族、
劉備一族、
孫堅一族
そして諸葛一族。
人々の思惑と天下取りへかける情熱、
その後継者たちの没落...
いろいろ思いを馳せると熱い思いとともに悲哀を感じます。
これを機に、あれこれ調べていきたいと思います。 -
仲達視点のモノでここまでかかれてるのは初めて読んだ。良かった
-
≪作品紹介≫
曹操の魏、孫権の呉、劉備の蜀が鼎立する「三国志」の時代。曹操が没すると、跡を継いだ曹丕は献帝に禅譲を迫り、ついに後漢は滅んだ。皇帝となった丕は、有能な側近、司馬仲達に絶大な信頼を寄せ、次の皇帝・叡も仲達を重用した。大将軍に昇進した仲達は、北伐を企てる諸葛亮率いる蜀軍と、五丈原で対峙する。しかしそれは、「三国志」の通過点に過ぎなかった…。「三国志」の時代に幕を引いた男を描く、中国歴史小説の傑作。
≪感想≫
読んで字のごとく、司馬仲達目線での三国志。塚本 青史なりの解釈興味深かった。ただ、孫権が孔明に晩年麻薬中毒にされたという説はちょっと極端かもしれない。