恋は、あなたのすべてじゃない (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 254
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001332

感想・レビュー・書評

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  • 恋がテーマの本ですが、恋愛関係のみならず対人関係全般について語られている作品です。
    穏やかな筆致で書かれているのでとても読みやすく、軽い読み物をしたいときや少し悩み事のあるとき、頭を整理したいときなどに繰り返し読んでいます。都度いろんな発見やヒントをもらえるとても大好きな作品の一つです。

  • 石田衣良さんの優しい語り口で、軽く読めましたが、時折はっとするところもありました。男性目線で、女性の恋愛について語られます。恋愛経験の少ないわたしですが、もっと気持ちを明るく軽く、余裕も持たせようと思いました。恋が全てじゃないし、仕事が全てじゃない。今からでも、色々なことは遅くないのかもしれないです。まずは自分の声に耳を傾けて、自分を磨いていきます。余裕がなくなったら、また何度でも読みたいと思いました。

  • 「恋愛体質のみなさん、いったん休戦してみましょうよ。」という内容の本かと思って読んだら、
    「どんどん恋しましょうよ、臆せずに、気張らずに、あれこれ細かく考えずに。」という本だった。
    大人になってきて、恋愛には駆け引きが必要だと思っていましたが、
    探りすぎて時間を無駄にしてたかも。
    さっそく、片思いしていたセックスフレンドとさよならしました。あーすっきり!

  • 恋愛の仕方を学んだ。

  • 恋愛がうまくいかなくて悩んでたとき出会った本

    女性は好きな人ができたら、恋愛一直線になりがちだけど、恋愛中でも、趣味も仕事も同じくらい大切にして欲しいという石田先生のアドバイスが心に響きました。
    頭の中が彼中心になってたなーと気づきました。 

    また、彼以外にもっともっと男友達作って遊んでいいし、たまにその人と会ってるとか彼に匂わせてみて、彼の反応を見るのもありだそうです。

    最終的には、いろいろ見比べ、この人となら生涯ともにやっていけそうかな!って思える人を選べばいい!

    すっかり気持ちが楽になりました☆

    何度も読みすぎて内容覚えちゃいました

    私みたい恋愛すると、彼中心になっちゃう人はぜひ!

  • 石田衣良さんのエッセイ集。

    独身女性にオススメしたい1冊。
    仕事は男性並みにバリバリ。
    けど一歩会社を出ると…
    辛い恋、反対に恋は何年していない?など、プライベートの弱い自分をなかなか認められない時、このままでいいや!って考えられるようになります。

    あの、辛い恋をしていたときに読みたかった…笑

    石田衣良さんの優しい文体と、ちょっとドキっとする言葉選びに癒されると思います。

  • いいフレーズ

  • ●恋愛をあまりにも大切にしすぎていると、かえって選べなくならないだろうか。「これをはずしたら絶対に幸せになれない二択」なんて、みしろ恐ろしすぎて絶対に選べないものです(笑)。
    ●だから、恋愛のトレーニングをするようなつもりで、言葉は悪いけれど”つなぎ”の恋愛があってもいいとぼくは思う。
    ●また、”たくさんの男の人とつきあうこと=遊んでいる”という風潮があるけれど、それは女同士のしばりというか、昔の封建主義のなごりじゃないかな。
    ●自分のなかで、優先順位をきちんとつけて、それにしたがって理想とは違う部分があっても妥協したり、一歩ひいたりしながら、折あいをつけていく。そのあたりは、もっとクールに、大人になって、洗練されていかなくてはいけないんじゃないかな。
    ●「そんなマネまでして、男の人を手に入れたくないわ」と、潔い女のふりをして、それでいて「さびしい」なんていっているほうが、よっぽどカッコ悪いとぼくは思います。
    ●最初は「アプローチしよう」とせまるよりも、ふたりの間に何かしらの関係をつくろうとしたほうがいい。
    ●男は恋愛が面倒くさくなる時期がある。たとえば仕事に追いつめられたとき。そういう時期を理解してあげてほしいんです。
    ●人の気持ちは揺れるし、変わっていくもの。だからこそ、男は約束を迷う。ただ、この迷いはあなたに対する迷いではなくて、自分自身の変化が読めない不安なんです。
    ●でも、何かと出会ったときに「面白いな」と思った自分の直感は信じます。
    ●たとえば最近、自分磨きをする人が多いでしょう?ヨガを習ったりエステに通ってみたりね。ぼくたち男がそれを判断する基準はひとつ。はたしてその人が、それをやることを楽しんでいるかどうか、なんです。
    ●一方、見せてはいけない素顔もたしかにある。それはマイナス感情。
    ●まずは、この考えをとっぱらってみませんか?ぼくは「仕事」と「恋愛」に線引きしていることが、そもそもの間違いだと思うんです。「いい恋をしたい」と「いい仕事がしたい」は対立しない。
    ●でも、最終的には「何とかなる」と、気持ちをフラットにするようにしています。そして”今までだって何とかしてきた自分”を信じる。
    ●俗に「結婚は、ベッドとキッチンの相性がいいとうまくいく」といいますが、そこにマネーも加えたほうがいいというのが、ぼくからの提案です。
    ●ここで「お金と恋愛」に関する、ぼくのとっておきのアドバイスをみなさんに捧げます(笑)。それは「自分にとって、お金とはこういうもの」というイメージをつくっておくこと。そのうえで、そのイメージが合致する男性を選ぶんです。
    ●けれど、仕事でも、恋愛でも、失敗したり後悔したりしたことを挽回できるチャンス=次の時間は必ずやってくる。そう思ってほしいんです。
    ●それよりも心配なのは、壁に悩む以前に、恋する勇気をもっていない人が多いということ。要するに、現実の世界で恋愛をしようとしていないんです。
    ●要するに、恋も”モノ”なんです。幻を追いかけているだけでは進歩はないから、具体的に自分の心が動くような男性と出会う機会を増やすことが肝心。
    ●トラブル全般を切りぬける一番の助けになるのが”潔さとユーモア”だとぼくは思っているんだけれど、
    ●また、「弱みを見せるか、見せないか」ということでいえば、「弱さと強さを戦略的に使いこなせる人に男はやられる」ということになると思います。
    ●でも、二十年、三十年と生きていると「自分の一番強いカードはこれかな」とそろそろ気づいているはずなんです。
    ●仕事に忙殺されている男は、文化的状況が壊滅状態だから、あなたがアレンジして、エスコートしてあげるわけです。
    ●もうひとつの方法は、ふたつの面から彼を見直してみること。第一に経済面。ある程度生活できる基盤をもっている人かどうか。第二が性格。思いやりのある人かどうか。どちらかがあれば、見切りをつけるのはまだ早い。でも、どちらもない人だったら、これはもう切っちゃいましょう(笑)。
    ●自分が輝けないことを、環境のせいにしている人も多い。
    ●ただ、結婚適性度を上げるためには、恋愛している時期をダラダラと引っぱらないほうがいいんじゃないかと、ぼくは思うんだけれど。たとえば仕事にしてもそうじゃない?

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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