Another(上) (角川スニーカー文庫)

著者 :
制作 : いとう のいぢ 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.77
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本棚登録 : 269
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001424

作品紹介・あらすじ

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎は深まるばかり。そんな中、クラスメイトが凄惨な死を遂げた。この"世界"でいったい何が起きているのか!?名手・綾辻行人の新たな代表作となった本格ホラー。TVアニメ版のキャラクター原案を手がける、いとうのいぢのイラストで登場。

感想・レビュー・書評

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  • アニメ版は未読。お薦めしてくれた人は登場人物多いからという事でしたが登場人物がイラスト入りで紹介されているので分かりやすかったです。
    所謂呪いの話でミステリーホラーといった趣。

  • ホラーは怖いので綾辻行人のミステリーは読んでもホラーは読んで来なかった。
    けれど、「深泥丘奇譚」が面白かったので解説に載っていたこちらを読んでみることに。
    上下巻で分厚いので長くてかったるいかと思いきやさらっと読めたのでよかった。

    主人公が病院に行くシーンや擬音語を見るとどうしても「深泥丘奇譚」を想像してしまう。

    今のところ怖い描写はないので安心。
    ホラーといよりグロとかスプラッタが駄目なんだな、きっと。

    呪いが始まることが決まっていたなら仕方ないけれど、主人公が鳴をいないものとしなかったせいで、始まってしまったのなら主人公が悪い気が。
    普通周りの空気読んで途中で接さなくなる気がするのだけれど。
    主人公が中学になってからもこの町に来たことがある、とか下巻が気になる。

    死者は誰なのか。
    ちゃんと伏線があってミステリーらしく回収されるようなので楽しみ。
    下巻も読み終えたら復習の意味も込めてアニメを観てみたい。

  • 総合科学部総理の田川です。

    みなさんはホラーや学校の七不思議に興味はありますか。このAnotherという本は読んでいくと、学校の七不思議の一つじゃないかと考えてしまいますが、実はあるクラスのみに、無条件に起きてしまう理不尽な現象です。
    始めは原因は不明でそれを完全に止める方法も知らない。ただ、決っして有効とは言えないおまじないを実行する。模索していく中で、突然の転校生がやってきてすぐに、おまじないが破られ、クラスの仲間が死に引き寄せられるように月に最低でも一人、次々と亡くなっていく。ある日、解決策"死者を死に還す"という方法を得ることができたが、それはあまりに理不尽で残酷な方法でした。そして夏、見事に止めることが出来たが、主人公にとってあまりに辛い現実でした。こんなホラーな話ですが、ちょっぴりラブコメ的な展開もあります。
    著者は、死者の輪廻についてどう考えるかを、私たちに考えるように教えてくれたと考える。未練が残ると死者はこの世に残る。そのサイクルが続くと決して良いことはないと主張していると、私は考えます。そして、私はこれを読んで、死者をちゃんと黄泉の世界に還さないといけないと考えるように、また、この本を読まないと分からないですが、友達、クラスメイトを大事にしないといけないと考えました。
    最後に、この本はホラーで怖いかも知れませんが、死者について考え、友達についてしっかり考えれる機会になると考えます。

    • tokudaisocialさん
      長尾拓海です。
      大変分かりやすいレビューでした。
      この本はアニメ化もされており、聞いたことはあるものの読んだことはありません。
      ホラー要素も...
      長尾拓海です。
      大変分かりやすいレビューでした。
      この本はアニメ化もされており、聞いたことはあるものの読んだことはありません。
      ホラー要素もあって面白そうなのでこの機会にぜひ読んでみようと思います。
      2013/07/11
  •  初版読了。


     地上波TVのアニメにもなり、実写映画作品にもなって話題となっていたことから、一度原作を読んでみようかと思い読了した次第です。

     ちなみに自分はアニメも映画も未鑑賞なので、この作品はこの原作から内容を把握しました。

     また、この著者の作品自体もこの作品が初読みでしたので、それも含めての「コワイ作品」という第一印象を持ちつつ(コワイ作品は苦手だったのでw)、ドキドキしながら読み始めたのですが…。


     正直にいうと自分にはあっていなかった作品でした。


     文体は非常に読みやすかったものの、反面、心理描写に対して叙情的な深みのようなモノはなく、ミステリー特有(?)の疑問に感じる状況を含めた解説的な一人称が淡々とつむがれてゆく感じでした。

     そして分厚い文庫本のほぼ半分あたりまで続いた、状況の説明と謎に包まれたままの展開に飽き飽きしていた頃、ようやく犠牲者展開に変化していったのですが…最初の犠牲者の死因(あるいは事故原因)が、(描写はそのひどさを表現していたものの)コワがるにコワがれないはじまりで…それが自分には興ざめとなってしまいました。

     (状況としては仕方ないですが…)急いでるときだからこそ、もうちょっと(いろいろと)気をつければ良かった…と、最初の犠牲者は思ったんじゃないかなあ、とか。


     あとは「呪い」っぽい謎が後半から急ピッチで解き明かされて、その部分だけは読書ペースが早くなったものの…どうやらキモとなりそうな「呪い」っぽいブラックファンタジー的な恐怖感はあまり感じませんでした。


     おそらく本来の作品の醍醐味であろう「謎」「恐怖感」「不安感」「今後の気になる展開への興味」としての魅力(あるいは文章表現)が、自分にはあっていなかったんだろう、と。

     それでも読み始めた手前「どういう結末が待っているのかなあ…?」と、いうのは気になりました。


     先行していたイメージが強かったせいか、実際に読んでみて、ソレが思ったほどではなかったので、自分がいかに自身の中で誇大に「ふくらませすぎた」か、思い知った一冊でした。


     この作品自体が良くなかったんじゃなく、自分がものっすごく妄想しすぎたんだwww 反省。


     とはいえ(それも含めて自分としては)楽しめなかった作品だったのは事実なので辛口評価です(^-^;;

  • 学園ホラー。
    アニメ、映画、漫画になっているそうですが、初めてこの作品に触れました。
    角川スニーカー文庫から出版されたとあって、典型的なライトノベルの雰囲気。
    気になるというか、納得できないところが多々ありますが、スラスラ読めるのは良いですね。

  • さくさく読めた!!!!
    アニメ途中までしか見てないから、読んでみたかったんだよなぁ。

    なんとなく、結末を妹から聞いているので、様々な表現とその結末を照らし合わせながら読むのも、少し違った楽しみ方をしています。

  • □ 1488.
    〈読破期間〉
    2014/6/13~2014/6/15

  • (角川スニーカー文庫)

  • 紹介者:電子情報工学コース 4年
    <紹介者からのコメント>
    「人形はね、虚ろなの」
    ”サイアク”を逃れるためのオマジナイで
    ”いないもの”になったミサキ。
    「クラスの人数が一人、増えるの」
    ”死”に近いところにある3年3組
    26年前のミサキの死。
    「死者は誰-------?」

  • アニメ化されていたため気になっていた小説。

    ライトな描写だけどしっかりとしたホラー。アンバランスだけどもちろん滅裂な感じはない。これからどう展開するかを期待しての★3つで。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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