Another(上) (角川スニーカー文庫)

著者 : 綾辻行人
制作 : いとう のいぢ 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年2月29日発売)
3.74
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  • 22レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001424

作品紹介

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎は深まるばかり。そんな中、クラスメイトが凄惨な死を遂げた。この"世界"でいったい何が起きているのか!?名手・綾辻行人の新たな代表作となった本格ホラー。TVアニメ版のキャラクター原案を手がける、いとうのいぢのイラストで登場。

Another(上) (角川スニーカー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • アニメ版は未読。お薦めしてくれた人は登場人物多いからという事でしたが登場人物がイラスト入りで紹介されているので分かりやすかったです。
    所謂呪いの話でミステリーホラーといった趣。

  • ホラーは怖いので綾辻行人のミステリーは読んでもホラーは読んで来なかった。
    けれど、「深泥丘奇譚」が面白かったので解説に載っていたこちらを読んでみることに。
    上下巻で分厚いので長くてかったるいかと思いきやさらっと読めたのでよかった。

    主人公が病院に行くシーンや擬音語を見るとどうしても「深泥丘奇譚」を想像してしまう。

    今のところ怖い描写はないので安心。
    ホラーといよりグロとかスプラッタが駄目なんだな、きっと。

    呪いが始まることが決まっていたなら仕方ないけれど、主人公が鳴をいないものとしなかったせいで、始まってしまったのなら主人公が悪い気が。
    普通周りの空気読んで途中で接さなくなる気がするのだけれど。
    主人公が中学になってからもこの町に来たことがある、とか下巻が気になる。

    死者は誰なのか。
    ちゃんと伏線があってミステリーらしく回収されるようなので楽しみ。
    下巻も読み終えたら復習の意味も込めてアニメを観てみたい。

  • 総合科学部総理の田川です。

    みなさんはホラーや学校の七不思議に興味はありますか。このAnotherという本は読んでいくと、学校の七不思議の一つじゃないかと考えてしまいますが、実はあるクラスのみに、無条件に起きてしまう理不尽な現象です。
    始めは原因は不明でそれを完全に止める方法も知らない。ただ、決っして有効とは言えないおまじないを実行する。模索していく中で、突然の転校生がやってきてすぐに、おまじないが破られ、クラスの仲間が死に引き寄せられるように月に最低でも一人、次々と亡くなっていく。ある日、解決策"死者を死に還す"という方法を得ることができたが、それはあまりに理不尽で残酷な方法でした。そして夏、見事に止めることが出来たが、主人公にとってあまりに辛い現実でした。こんなホラーな話ですが、ちょっぴりラブコメ的な展開もあります。
    著者は、死者の輪廻についてどう考えるかを、私たちに考えるように教えてくれたと考える。未練が残ると死者はこの世に残る。そのサイクルが続くと決して良いことはないと主張していると、私は考えます。そして、私はこれを読んで、死者をちゃんと黄泉の世界に還さないといけないと考えるように、また、この本を読まないと分からないですが、友達、クラスメイトを大事にしないといけないと考えました。
    最後に、この本はホラーで怖いかも知れませんが、死者について考え、友達についてしっかり考えれる機会になると考えます。

  •  初版読了。


     地上波TVのアニメにもなり、実写映画作品にもなって話題となっていたことから、一度原作を読んでみようかと思い読了した次第です。

     ちなみに自分はアニメも映画も未鑑賞なので、この作品はこの原作から内容を把握しました。

     また、この著者の作品自体もこの作品が初読みでしたので、それも含めての「コワイ作品」という第一印象を持ちつつ(コワイ作品は苦手だったのでw)、ドキドキしながら読み始めたのですが…。


     正直にいうと自分にはあっていなかった作品でした。


     文体は非常に読みやすかったものの、反面、心理描写に対して叙情的な深みのようなモノはなく、ミステリー特有(?)の疑問に感じる状況を含めた解説的な一人称が淡々とつむがれてゆく感じでした。

     そして分厚い文庫本のほぼ半分あたりまで続いた、状況の説明と謎に包まれたままの展開に飽き飽きしていた頃、ようやく犠牲者展開に変化していったのですが…最初の犠牲者の死因(あるいは事故原因)が、(描写はそのひどさを表現していたものの)コワがるにコワがれないはじまりで…それが自分には興ざめとなってしまいました。

     (状況としては仕方ないですが…)急いでるときだからこそ、もうちょっと(いろいろと)気をつければ良かった…と、最初の犠牲者は思ったんじゃないかなあ、とか。


     あとは「呪い」っぽい謎が後半から急ピッチで解き明かされて、その部分だけは読書ペースが早くなったものの…どうやらキモとなりそうな「呪い」っぽいブラックファンタジー的な恐怖感はあまり感じませんでした。


     おそらく本来の作品の醍醐味であろう「謎」「恐怖感」「不安感」「今後の気になる展開への興味」としての魅力(あるいは文章表現)が、自分にはあっていなかったんだろう、と。

     それでも読み始めた手前「どういう結末が待っているのかなあ…?」と、いうのは気になりました。


     先行していたイメージが強かったせいか、実際に読んでみて、ソレが思ったほどではなかったので、自分がいかに自身の中で誇大に「ふくらませすぎた」か、思い知った一冊でした。


     この作品自体が良くなかったんじゃなく、自分がものっすごく妄想しすぎたんだwww 反省。


     とはいえ(それも含めて自分としては)楽しめなかった作品だったのは事実なので辛口評価です(^-^;;

  • □ 1488.
    〈読破期間〉
    2014/6/13~2014/6/15

  • (角川スニーカー文庫)

  • 紹介者:電子情報工学コース 4年
    <紹介者からのコメント>
    「人形はね、虚ろなの」
    ”サイアク”を逃れるためのオマジナイで
    ”いないもの”になったミサキ。
    「クラスの人数が一人、増えるの」
    ”死”に近いところにある3年3組
    26年前のミサキの死。
    「死者は誰-------?」

  • アニメ化されていたため気になっていた小説。

    ライトな描写だけどしっかりとしたホラー。アンバランスだけどもちろん滅裂な感じはない。これからどう展開するかを期待しての★3つで。

  • 有名なアニメの原作小説。
    どんどん人が死んでゆく、という前情報だけ仕入れて読んでみました。

    とても読みやすく、続きが気になる展開で面白かったです。
    最後に種明かしもあり、スタンダードなミステリー小説。

    ただ、種の明かし方が少しこじつけのようにも感じました。
    読者がここはこうだったのか、と後で気付くのではなく主人公が全部語ってしまうからです。
    そこに驚きは無く、少し残念な読後感。


    あと、現実で起こったある事件の名前がネタに使われており、少し気分が良くなかったです。

  • まあまあおもしろかったです。少々引っかかるところもありましたが、全体的におもしろかったです。下巻に期待。

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