クロス×レガリア 吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001455

感想・レビュー・書評

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  • 続きはよ

  • 三田誠さんの新シリーズを読破。

    ご本人さんのツイッターで新刊情報を知り、ちょっと興味を持ちました。

    中華街で自称・仙人の少女ナタと出会った、1回千円ボディーガード稼業の馳郎。

    けれどナタとの奇妙な同居生活は1週間ほどで終わり、訪れたのは鬼仙やら鬼宝などという非日常で。

    吸血姫と書いてあったから西洋風だと思っていたら、まさかの中華風モノでびっくりしました。

    なるほど、血を吸うのではなく「氣(チィ)」を吸う一族たちのことだったのか。

    鬼宝の名前とは封神演義を読んでいた身としては思わずにやり( ̄ー ̄*)とくるものがありました。

    あ、もしかしてナタの名前の由来ってあの人からきているんだろうか?

    今思いいたりました。

    キャラクターたちも個性豊かで、これからの展開にどうやって関わってくるのか楽しみですね。

    ナタや蓮花や慇懃無礼な執事さんとか、鬼仙サイドも個性ありすぎですが、馳郎サイトのキャラたちも負けていません。

    私のお気に入りは黒猫のエイジャです。

    誰がなんと言おうとエイジャです。

    猫かわいいですよ、猫(*´Д`)ハアハア

    あとカエアン。

    機械音声で少し人間味のある彼(?)もお気に入りです。

    クライマックスあたりの種明かしでは本当に驚かされました。

    そうくるか! とびっくりしました。

    第2巻も発売されますし、鬼仙サイドもですが、馳郎サイドの人間たちがどう動くのか、楽しみです。

著者プロフィール

代表作にスニーカー文庫『レンタルマギカ』がある。直近では『レッドドラゴン』(星海社)を刊行。

「2020年 『ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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