GEQ 大地震 (角川文庫)

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  • 角川書店 (2012年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784041001622

作品紹介・あらすじ

1995年1月17日、兵庫県一帯を襲った阪神淡路大震災。死者6347名を出したこの未曾有の大地震には、数々の不審な点があった……『下山事件』『TENGU』の著者が大震災の謎に挑む長編ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 能登地震の際にSNSで賑わした人工地震って、この小説が原点か?
    『壁の向こうの住人たち』の中で出てくる石油採掘企業がルイジアナ州で大幅な地盤沈下事故を起こした事実から派生したストーリーか?
    良くできたフィクションミステリーでした。

  • 【秀作】

    事実に基づくフィクション。

    事実をフィクションのように
    フィクションを事実のように

    「信じるか?信じないか?は、あなた次第です」とはいえ、一考する価値 アリ!

  • 9・11同時多発テロは元々が人為的なテロだが、世界各地で起きた天災までも見事なまでに陰謀説としてまとめ上げた作品。しかもかなりしっかりとした策略論が背景にあり、「ひょっとしたらホントにこんなコトが…」と納得させられ、ノンフィクション作品と言われても信じてしまいそうな内容だった。まぁ、こじつけと言えばそれまでかもしれないけど、ここまで信憑性のある内容だと、実際に利益を得たとされる人たちに対してついつい穿った見方をしてしまいそうだ。。。

    若干、突拍子がないとは言えないもののホントに陰謀説が良くできていて、どの事例を見ても実際の社会背景と照らし合わせた整合性が計られている。
    確かに中国四川大地震とかはタイミングを考えると著者の見込んだ通りの効果を得てる訳で、否応なしに怖いものを感じてしまう。。。。
    いくらフィクションとは言え、これだけ巧みに裏付けられた陰謀説での実例を挙げられると、一時期話題になった東日本大震災の人工地震説も今更ながらに信じてしまいそうだ…

    等々と、陰謀説を交えたミステリーで「概念としてのフィクション」作品としてみれば十分に読み応えがあり、興味深い物語だった。
    ただ、それ以外での人物描写については若干希薄だったんじゃないだろうか。
    幼い頃に阪神淡路大震災で被災し、傷を背負ってきた麻紀は精神を苛まれながら結局何をしたかったのか?松永に何を求めたのか??
    そして吉村は一体…
    ラストシーンの北京五輪開会式も、このシーンだけで想像すれば映画の1シーンのようだけど、それまでの流れからすると中途半端な感じが否めなかったかと。。。。

  • 部類としては、トンデモ系に入ってしまいそうな内容。
    ダヴィンチ・コードの様なもの。
    冒頭に「主幹となるエピソードは事実に基づいている」とか
    書いてあるとワクワクする(不謹慎だが…)ので、微妙だなと
    思いつつも読んでしまう…。
    「THE WAR 異聞 太平洋戦記」も読んでるし…。

    帯に堂々と今回の確信が書いてあるので、
    「何の為にやったのか」という事に焦点がうつるのだが、
    それがまあ、結局そういう事なのね、という感じなので
    すくみ上がる程の事はない。

    陰謀系が少しでも好きであれば読んで損はないかと。



  • 1995年1月17日阪神淡路大震災。
    大地震は果たして、自然災害なのか。
    主人公の日系ジャーナリストが、重要証言を集め始めると...

    9.11の米テロが陰謀説だということは、数多くの著書が記されている。政府ぐるみでユダヤ資本に莫大な資金がもたらされたのは周知の通りだ。
    ワールドトレードセンターをタダ同然で解体し、数十億ドルの保険金がユダヤ系オーナーの懐に入った。

    90年代以降の殆どの大規模地震が自然災害ではなく、人工的に引き起こされた人為的経済効果だと。
    被災による経済損失よりも、復興特需による経済効果は遥かに凌ぐ額が生まれる。

    本作は事実に基づくフィクションである。
    丹念に地道に、情報を集め、作り込まれたジャーナリズム精神に基づく柴田氏の本作は、相変わらず読み応え十分だ。
    松本清張の後継者に足り得る作家だ。

  • 2012.04.19 読了

    好き。
    ドキュメンタリー小説とでもいうのか。
    事実に基づく話の中でもっともらしい仮説を展開。そのもっともらしさが本当にもっともらしくてグイグイ読んだ。

    でもたぶん本当な側面は数多くあるんだろうな、と。自分にそれを検証する力はないけれど、ただただ、そう思わせるものは現世界にあるんだろう、と思った。よくも悪くも。

  • あくまでもフィクションだとしながら、これはすごく本当っぽくて、おもしろかった。信じるかどうかはあなた次第ってやつ。この作家は注目しよう

  • 最初は陰謀が渦巻くドキドキする国際的な小説かと思ったのだが、お金のために無茶苦茶やる国家と会社の話になっていた。期待はずれだった。

  • 荒唐無稽、だが事実は小説より奇なり。読後感は悪くないので、星三つ。

  • 阪神大震災を皮切りに様々な巨大地震が人工的に操作されている。
    本当にそうだとしたら地震を止める研究に着手すればいいのに。人間は破壊する事に関しては得意分野なのだろう。

    今度はどこが人工地震が起きるのだろうか。アメリカ軍が撤退したアフガニスタンで何か起きるのか。冬季オリンピックの北京で起きるのか。。。

  • 柴田君のこのジャンルへの取り組みを評価する声が多いなぁ。天狗やカッパの話もおもしろかったけど。もう少しフォローしたい作家やな。頑張りや。

  • 2018/11/28 4分の3くらいまで読むが、もう良い。

  • 期せずして、9.11に読み終わった…
    信じるも信じないもあなた次第です 笑

    そう言われると、そうなんだ、すごいタイミングで大災害が起きてるんだ。
    もしも、本当に人的に起こされてることだとしたら、どう前向きにとらえようと努力しても、私には認められないし、もしもそれが偶然そのタイミングで起こってたとしたら、神様の存在を考えてしまう…

    でも、私が震災で大切な人を失ってたとしたら、不愉快でしかない話だな。
    許せない。

  • 阪神大震災。死んだ人からのメールを発端に陰謀が・・・

  • 阪神大震災、9.11などの陰謀説を説いた小説。

    「信じるか信じないかはあなた次第」
    と言われている様な気もするけど
    もし真実が含まれているなら、かなりの衝撃です。

    火のないところに煙は立たぬと言いますが、本当のところはどうなのでしょう。

    震災では沢山の人たちが辛い思いをしてきました。
    もちろん今も終わった訳ではありません。

    あんな辛い出来事が人の手によって起こされたとは私は思いたくないなぁ。
    悲しすぎる。

  • 阪神淡路大震災から13年。日系ジャーナリストの松永はCHISATOと名乗る女性に導かれ、阪神淡路大震災の取材を始める。

    あの地震は人工地震だったのか?
    と言う説に基づいて、ストーリーは進みます。
    「人工地震」なんてまさか!と思いますが、この本を読んでいると「本当にこれは人為的に引き起こされた地震なのかもしれない」と素人である私は思いました。

    かなり説得力があるんです。この地震が起きたことによって誰が得をしたのか?とか政治的な陰謀も含め、本当にリアルでした。

  • 面白いかった。
    地震兵器という、嘘か本当か
    わからないけれど、
    あり得そう。
    調べてみよう。

  • 人口地震の真相をさぐるジャーナリストの話。
    壮大なスケールの話がリアルに感じられ背筋が冷たくなりました。

  • 阪神淡路大震災の不審点を探る,日系人ジャーナリストのジョージ松永と,謎の女CHISATOがやがて恐るべき真実に直面する。
    ストーリィもさることながら,謎の女CHISATOが終始メンヘラ発言連発だし,「MacのPCが~」「スタバが~」「○○の時計を~」的なセンスが痛々しい。
    とりあえず天狗も河童もテロも地震も全ては陰謀ということで。

  • うーん、なるほど
    近年の×××をそう持っていきますかぁ
    国家規模…
    経済振興…

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著者プロフィール

1957年、東京都出身。日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身し、現在はフィクションとノンフィクションの両分野で広く活躍する。パリ〜ダカールラリーにプライベートで2回出場し、1990年にはドライバーとして完走。1991年『KAPPA』で小説家デビュー。2006年、『下山事件 最後の証言』で第59回「日本推理作家協会賞・評論その他の部門」と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年、『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞し、ベストセラー作家となった。他の著書に『DANCER』『GEQ』『デッドエンド』『WOLF』『下山事件 暗殺者たちの夏』『クズリ』『野守虫』『五十六 ISOROKU異聞・真珠湾攻撃』『ミッドナイト』『幕末紀』など、多数ある。

「2021年 『ジミー・ハワードのジッポー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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