ももへの手紙 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 121
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001639

感想・レビュー・書評

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  • 病棟の談話室に残されていた1冊
    1〜2ページ読んで、「なんかジブリみたいな描きかたやなぁ」と思ったら、アニメのノベライズで、原案が『魔女の宅急便』の原画を手がけた方でした

    アニメのノベライズやから仕方ないのかもしれないけれど、意味のないドタバタが鼻につく…
    だいたい、ももが幸市と一緒にバイクに乗って行く必要ある?
    普通に考えたら「お前はお母さんについていてあげろ、俺が一人で行ってくる!」ちゃいます?
    それに強風の中はたとえ救急車でも橋は渡りませんよね?
    色々突っ込みどころ満載

    終わり方はかわいいんやけど、妖怪物なら「しゃばけ」の方が1枚上手ですね

  • 数年振りに再読。
    ページ数も多くないしアニメ映画化されてるから小学生でも読めるような作品やと思う。
    百瀬しのぶが書いてる作品って誰かの死をキッカケに家族がどうなっていくのか、立ち直れるのか、どんな未来になっていくのか描いてるイメージある。おくりびとも死について考える作品なイメージある。
    ももへ手紙をかけないままう海難事故で亡くなったお父さんのことが忘れられず引きずったままま東京から島へと母娘で引っ越すことになってしまったもも。そこで妖怪達に会って、ハプニング起こしたりそれが原因でお母さんと一悶着したりするけどお母さんも亡くなったお父さんのこと忘れられへんくて悲しんでるってことがお互い知れてよかったと思う。郵便局員は母にずっと片想いして純粋やねんなってw
    大事に思ってる人を忘れてほしくない、大事にしてる人ほど身の危険をおかしても助けたいんやなってももの勇気と行動、成長への一歩を踏み出せたストーリーやと思う


  • 「ももへ」

    昔読んだ作品を再読。
    けんかしたままお父さんが亡くなったもも。陽気な三匹の妖怪を通じて突然変化した生活に適応していく少女の勇気の物語。
    .
    宛名しか書かれていなかった手紙に最後は奇跡が起こります。
    .

  • 映画観てない。嵐のとこは映像で見てみたくなった。

  • 公開直後映画館に見に行きました。

    とにかく風景描写がキレイで自分もいずれは島暮ししたいなぁと強く思いました。

    肝心の内容もそれなりに楽しめましたし、ラストは目頭が熱くなりました。

  • 映画を観ました。
    親子の絆に感動するファンタジーでした。例えば「'死ぬ'と言う言葉は人に使っちゃ駄目だ」と子供の頃に親に怒られる。そんなマイナスの「言霊」が現実になると、こんなにも悲しいのだと、子供達に上手く伝えられる作品じゃないかと思った。
    但し、最後のまとめはちょっと微妙。妖怪について街の人は何にも感じてないの??と説明不足な感じがした。西田敏行さんや山ちゃんの声はNiceでした^^

  • 大好きなお父さんと和解できないまま一生会えない辛さを乗り越えられて、ほんとに良かった(ノ_<。)と思った。

  • 話の中の時間の流れと心の変化がうまくかみ合っていない感じがして、少し読みづらかった。実際に、瀬戸内海の島に住んでいるので、状況に違和感があった。お医者さんは、もっと近くにいますよ。

著者プロフィール

作家・ライター。主な作品に『DOG SIGNAL ひよっこドッグトレーナーはじめます!』『世界はとつぜん変わってしまう? もし、「あたりまえ」の毎日が、ある日とつぜんうしなわれたら?をかんがえる本。』『レシピにたくした料理人の夢 難病で日を使えない少年』(すべて角川つばさ文庫)など。

「2023年 『日本植物学の父 牧野富太郎 「好き」を追い続けたぼくの話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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