甘栗と戦車とシロノワール (角川文庫)

著者 :
制作 : ミギー 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 214
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001684

作品紹介・あらすじ

父親が遺した事件の解決のため、探偵となった高校生の甘栗晃。夏休みが終わり、探偵稼業は一休み…の筈が、新たな依頼人がやってきた!それは、「名古屋最凶の中学生」と恐れられた無敵の不良・徳永馨。「戦車」の異名も持つ彼の依頼は、袋小路で姿を消した、小学生時代の恩師を捜せというもの。それはとんでもなくスリリングな事件の幕開けで…。太田忠司が描く、元気になれる青春探偵ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 甘栗くんシリーズ第2弾。
    高校生探偵・新一、ならぬ、甘栗くんが頑張ります。

    この子も背伸びをしているのでしょうか、「私」という一人称を使っています。
    そこからも分かる通り(?)、とても真面目な子らしく、自炊もするし、予習もしたりします。
    (今どきの高校生ってこんなに真面目なのでしょうか?
     僕の時はそんなことはありませんでした。
     ・・・もしかして僕が不真面目過ぎたのか・・・?)


    物語は予定調和的にあっさりテーストですが、裏切られた事が2つありました。
    一つは、クライマックスの物語運び。
    そのグループが動きましたかぁ、という感じ。

    二つめは、「あの人」の出演の仕方。
    こっちはなぁ~・・・、って感じです。
    (どんな感じかは2作とも読んでいただければわかります。と思う(寂寥感?))


    しかし読後には清涼感が待っているので、次回作があれば是非読んでみたいです!
    ※シロノワールは一度試してみたい。僕も全部は無理だと思うけれど・・・。

  • 太田氏の作品は初めて読む。
    コメダ珈琲好きなので、シロノワールに惹かれました。文中にはそれを食すプロセスがあって、感覚がよく伝わった。
    さりげなくスターバックスも出て来たり、それも何となく嬉しい。

    作品は、一言で言うと「うまい」。
    ナントカ大賞受賞作品、と鳴り物入りのラノベの様な若手ミステリー作品とは、一線を画している。ずっと骨太な気がした。

  • ハードボイルドな巻だった。
    まさか同級生の人捜しの依頼から、ヤクザが絡むハードボイルドな話になるとはね。

    甘栗は、成長したねホント。
    富沢の息子に食ってかかって言ったあの言葉、ほんと前に進んだな。

    次作があるのか分からないが、期待。

  • 想像以上にハードボイルド。前作より、もっと事件がダークな方向に向かっています。やくざも絡んでるし。

    徳永くんが中学の頃、幅を利かせていたとは到底思えないほど、純粋。

    名古屋ネタは相変わらず豊富。シロノワールが食べたくなりました。まだ、一回しか食べたことがない……。あと、放課のこと、他の地域ではどう呼んでいるのか知りたいです。

  • 前作が面白かったので、引き続き購入。
    前作より事件性が強い展開でこちらの方がもっと面白かった。甘すぎないクールな高校生・甘栗くんは、内に秘めているものは結構熱くてかっこよかったり、切なかったりで魅力的。そして、今回も名古屋の地名・食べ物満載。シロノワールが食べたくなります。

  • 甘栗くんの探偵ぶりと天邪鬼ぶりが増してて良かったような。
    でも意外と当たって砕けろ派なのが少し残念なような、面白かったような。
    命がいくらあっても足りなさそう、とは思いました。笑

  • 甘栗シリーズの続き。
    そう言えばハードボイルド探偵なんだったなあとか、
    前の話を思い出しつつ読んだり。
    ハードボイルドは若干苦手な感じだったんだけど、
    原尞と太田忠司は読んでいても鼻につかないので良い感じ。
    結構久々に太田忠司読んだんだけど、
    やっぱり、この人の作品とても好きです。

  • 高校生探偵甘栗晃シリーズ#2

    タイトルのシロノワールって何だろうなと思っていたら食べ物なのか。
    本の中の描写だととても甘党な方向けの食べ物っぽいです。そんなに甘いものが好きじゃない自分には無理そう。

  • 唯一の肉親だった父を亡くし、望んでいないのに探偵事務所の後を継ぐハメになった高校生。
    ハードボイルド小説を模しているだけにアクションシーンが非現実的ながら、それでも面白く読めるのは筆力か。一人称が私であるところも変に笑えました。
    戦車君が助手になったらもっと楽しくなると思う。

  • 高校生探偵・甘栗の物語。一貫して冷静。甘栗の性格が冷静なせいかドキドキとか手に汗握るとかは感じない。

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著者プロフィール

1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。90年『僕の殺人』で長編デビュー。代表作は、〈殺人〉三部作(講談社)、〈狩野俊介シリーズ〉(徳間書店)、〈新宿少年探偵団シリーズ〉(講談社)、〈霞田兄妹シリーズ〉(祥伝社)、など多数。

「2018年 『さよなら、と嘘をつく ‐‐沙之里幽譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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