魔欲 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 67
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001714

作品紹介・あらすじ

私、電車に飛び込もうとするんです-広告会社に勤める佐東邦郎は、プレゼンを繰り返す忙しい日々の中、自分の中に抑えきれない自殺衝動が生まれていることに気づく。無意識かつ執拗に死を意識する自分に恐怖を感じた邦郎は、精神科を訪れるが、そこでは!?人間の心をコントロールするのは誰なのか、意志や行動を決めるのは、本当に自分なのか。そして人間たちの狂おしき贖罪の結末は!?緊迫の社会派医療サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 変な薬飲んで自殺脳になってしまった広告マンの話。
    いろいろ深刻だが,あっさりと読み終わってしまった。

  • 現代社会は、生きることを複雑に考えすぎなのかな?という疑問に思ってしまう作品でした。もっとシンプルでいいのでは。

  • 広告と心理学の勉強になる。
    広告一つつくるのに、こんなに手間かかってるんだな。本の最後についてた参考文献もいくつか読んでみたい。

    精神科医の逆転移が恐ろしい。

    人間が人間の心を治療することの限界を感じさせる。

    自殺したい自分と生きたい自分、この2つの人格は矛盾しているけどもどっちも自分なのか。
    人間は潜在的に多重人格者なのかもしれない。

  • 自殺衝動に悩まされる話。百年法はとても面白かったけど、個人的にこれは微妙。

  • 自殺脳は存在しますか?

     ふたりの視点から語られるストーリーは無駄がなく、展開が早いので一気に読める。広告マンの自殺願望者とその精神科医の境遇があまりに似すぎていることに違和感を覚えるものの、脳を舞台としたジェットコースター並のストーリーテリングに圧倒される。

     本筋には関係ないかもしれないが、広告コピーのすばらしさはフィクションとは思えないし、いい味と役割がある。満足だ。

  • 面白かったと思うけど…

  • みんなが「自分のせいだ」と言い合っている。
    そういうの、ちょっと苦手。

  • 電車に飛び込もうとする自殺衝動を発症した男の罪の意識と生への決着の付け方。
    精神科医の話も出てくるので、専門的な用語も多く難しい箇所もあるが、興味を抱いたのが、「自殺脳」と呼ぶ自殺行動を司る部位が人間の脳に存在するということ。そして、その「自殺脳」とうつ病との関係は、目から鱗の驚きだった。
    脳って、まだまだ解明されていない摩訶不思議な部分である。

  • 精神科医とクライアントの物語。クライアントはどの様な治療を受けてるのか⁈何故治療を受けなければならないのか⁈そして、精神科医の行動と心の様子!著者らしい専門的な見知を活かしたミステリーは読み応え有り。最後は意外な展開で爽やかな読後感

  • 自殺したい人と、自殺したい脳を考える精神科医のお話。
    面白かったとか、面白くなかったとかちょっとよくわからない(汗)
    ただたんたんと読み進めた。
    その後、それぞれがどう進んで行ったのかは気になるかな。

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事した後、『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化される。2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテット』など。

「2018年 『代体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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