ブリーダ (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001738

作品紹介・あらすじ

アイルランドの女子大生ブリーダの、英知を求めるスピリチュアルな旅が始まる。旅を導くのは、ふたりの師。恐怖を乗り越えることを教える男と、魔女になるための秘儀を伝授する女。ふたりから特別な力があると認められたブリーダだが、自分の道は自らの手で切り拓かねばならない。実世界との結びつきと、刻々と変容していく自分自身との狭間で、ブリーダの心は揺れる-。コエーリョ初期の感動作、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 21才の女性ブリーダが、修行を通して魔女へと成長する話。個人的にはこれ以上でもこれ以下でもない話。

  • 再読。(読んだ記憶はあるが、内容は覚えていなかった)
    オカルト的な部分はやはり苦手。
    小説として面白いというより、挿入エピソードで共感できる部分がたまに出てくる、くらいな本。

  • 魔女信仰と愛のお話*

  • アルケミスト作者の3作目!
    魔女と魔術師のお話。現実的ではないけど、でもどこかリアルな感じで、共感する部分が多い話だった。

  • 魔女になろうとするアイルランドの女子大生の話。
    登場する魔女の名前のウィッカは、「魔術師」のことで、ケルトに源流を持つ多神教信仰宗教のひとつでもあるそうです。(訳者あとがきから)
    調べると、多神教信仰宗教にウィッカ魔術というものがあり、1950年ころジェラルド・B・ガードナーが再構築した宗教と考えられているらしい。
    この本に描かれる儀式は、このウィッカ魔術の儀式とそっくりとのこと。

    しかし、この本では、この魔女信仰を題材にしながら、その実、恋愛を描いている。
    この前に読んだ同じ作者の「アルケミスト」も同じで、魔術師、宗教を前面に出しながら、自然との融和や愛について語っている。

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著者プロフィール

1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人といわれている。2002年よりブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、88か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で3億2000万部以上を売り上げた。多くの名誉ある国際的な賞を受賞しており、そのなかにはフランスのレジオン・ドヌール勲章がある。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。

「2021年 『弓を引く人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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