ＳＰＥＣ～翔～ (角川文庫)

著者 : 西荻弓絵 豊田美加

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月24日発売)

作品紹介・あらすじ

休職していた瀬文が未詳に復帰するやいなや、奇妙な銃乱射殺人事件が起きる。当麻と瀬文は捜査を始めるが、あの闘いの日日、当麻が瀬文に自身のスペックを隠していたことが、2人の仲を微妙なものにしていた。そんなとき事件の遺族である望が狙われる。実は真犯人の狙いは、スペックホルダーたちを匿っている警視庁の保護施設の場所を知ることだった…。劇場版へのステップ、スペシャルドラマが小説になって登場。

感想・レビュー・書評

[hiroさんの感想 · 2016年2月21日]

休職していた瀬文が未詳に復帰するやいなや、奇妙な銃乱射殺人事件が起きる。当麻と瀬文は捜査を始めるが、あの闘いの日々、当麻が瀬文に自身のスペックを隠していたことが、２人の仲を微妙なものにしていた。そんなとき、事件の遺族である望が狙われる。実は真犯人の狙いは、スペックホルダーたちを匿っている警視庁の保護施設の場所を知ることだった…。劇場版へのステップ、スペシャルドラマが小説になって登場！

[風音 柚樹さんの感想 · 2012年3月30日]

SPECのドラマは小ネタが多く、何度も見直して拾い直しがあるので、今回はスペシャルの放送に備えてノベライズで予習。
軽妙なノリと勢いがそのままノベライズされており、当麻の秘密も明かされていた。
心情の描写が言葉でされているのはノベライズならでは。
1時間くらいあれば読めてしまうので長時間の時間つぶしには向かないが、ドラマのあの勢いが好きな人であれば楽しめるだろう。
スペシャルドラマが楽しみ。

[黒花さんの感想 · 2023年2月22日]

ドラマで見たい！！とにかく見たい！！！

[ss512（試）さんの感想 · 2023年1月14日]

クセ強めの新メンバーを迎えて、未詳が再始動。吉川のキャラ、新たなスペックホルダー、津田のけじめ、当麻の左手の秘密、己のSPECを利用して上に立とうとする者とそれを悔いる者、SPECを誰かのために行使する者、ただただ隣で寄り添う男、何かが動き出している雰囲気を感じさせる幕引き。などなど、単体では『翔』が一番好きかもしれない。映像だと、黒モザイクヘルメットが印象的で頭に残ってる。（もちろん全体通しても好きなのだが）。さてさて、最後の三人組は何者か。そして「シンプルプラン」とは一体？
物語の舞台は『天』へと続く。

[forestさんの感想 · 2022年1月10日]

大好きなドラマ。
ドラマでは読み取れなかった流れや心理描写もあり、読み応えがありました。

[木戸のねこさんの感想 · 2020年7月4日]

再放送されていた連ドラ「SPEC」を見て、続きが気になってしまい小説をまとめ買い。
連ドラを見たテンションで読んでいるから、文章からでも素直に画が浮かぶ。
当麻はこんなスペックを持ってたのか。そしてそれを知って「スペック抜きで倒してやる。そんなものこの世界にいらない事を証明してやる」と言い切る瀬文さん、カッケ～！
しかしこんなところでスペシャルドラマ終わらされたら、映画を観に行かずにおれんやっただろうな…。

[のがままさんの感想 · 2018年10月12日]

情表現とか映画では見る側任せのところを書かれてあると思っていたのですが、基本的には、セリフも含めて映画（DVD)を文字情報で起こした感じ。でも、細かい点まで頭に入ってくるので、映画（DVD）を見直したときに、（初回見た時には気付かなかった）細かな部分にも目が行き、楽しめた感じがしました。

[ぱぱいや33さんの感想 · 2017年5月4日]

引き続きSPEC.ついに当麻のスペックが明らかにされた。つーか、いろんなスペックがあるものだ。キングが死んだら次はクイーンか。津田が大勢いて、というか、津田が当て職になってるから、今の津田は誰なのか、ってことでよくわからなくなる。ドラマ見たいわー。このスペシャルドラマの展開が次の劇場版につながるそうだ。ありがちな展開だけど、最初に発明した人はすごいよなー。

[masahikoさんの感想 · 2016年7月12日]

ドラマの続編としてスペシャルドラマ化されたものがノベライズ化！

あらためて文字で読み返しても？？？です。
で、津田ってなんの…的な。次巻”天”早く読まねば！！

2012/00/00

[hironetさんの感想 · 2015年1月8日]

劇場版SPECへと続くスペシャルドラマ編。

物語のキーとなる「シンプルプラン」という言葉が登場し終焉に向けての事件が展開される。

ラストは小休止も打たずに「つづく・・・」的なノリなのでこの本からは劇場版も含め一気読みすることをおススメします。

著者プロフィール

脚本家。代表作に「ケイゾク」ほか

「2020年 『SICK'S 厩乃抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」