マリリン・モンローという女 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 37
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041001967

作品紹介・あらすじ

愛されること、それこそはノーマ・ジーンが長い間望み、一度も叶えられたことのない夢だった。自分に自信がなく、人生にも絶望していた-。繊細な魂を胸に秘め、大リーガー、ディマジオと結婚、大作家ミラーと恋愛、また大統領ケネディの愛人となり、彼らの秘密を見つめ続けた世界の恋人マリリン・モンロー。成功の階段を上りながら求めたものは何だったのか?新たな視点で描いたハリウッド美神の悲劇、決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ノーマ・ジーンとはまったく違う別人格と、どう折り合いをつけてどう生きたのか、といった感じの内容。モンローの話には違いないのですが、伝記っぽいのを想像していたので、意外でした。けど、藤本ひとみちっくな組み立て方かも。

  • 幼少期、いつもビクビクして信用も期待もできずに生きていたことが、「グリーディ」や「マリリン」、「マリーディ」という人格を生み、それとのバランスを保つことが彼女の人生だった。多重人格がどう生まれたかという切り口で「マリリン・モンロー」を語った作品。
    一方で、セックスシンボル「マリリンモンロー」のサクセスストーリーではなく、ウーマン・リブが起こる前の50年代アメリカで、「家で夫を待つ妻」ではなく自分の実力で地位や名誉や自尊心を築く方を選んだ一人の強い女性ノーマ・ジーンの生き方を読んだ、という方がしっくりくる。マリリンモンローが本当はどうだったのか?ではなく、フィクションとして一人の女性の人生を楽しめた。

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著者プロフィール

藤本 ひとみ(ふじもと ひとみ)
1951年、長野県生まれの作家。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。
国家公務員として厚生省に勤務し、その後は地方公務員に。兼業で少年・少女漫画の原作を手がけて、1984年集英社第4回コバルト・ノベル大賞を受賞。1992年に西洋史、犯罪を主題とした小説を描き始める。『侯爵サド』『ジャンヌダルク暗殺』で第19回および第23回吉川英治文学新人賞の最終候補。
ほかの代表作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』など多数。

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