隣之怪 蔵の中 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2012年3月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041002056

作品紹介・あらすじ

父の実家にある蔵から、夜になると宴会の声が聞こえてきました。幼かった私が楽しそうな声に誘われて扉を開けた途端、人の気配がふっと消えました。そして蔵にまつわる恐ろしくも哀しいお話を聞いたのです。

感想・レビュー・書評

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  • 15編からなるホラー短編集。前作と違い、ただ怖いだけでなく、心が温かくなるような話も織り込まれた今作。特に印象的だったのが、『あれとって』と『白い息』。家族の絆を強く感じた。

  • 夜になると蔵の中から宴会の声が聞こえてくることに気がつく。母にその事を話すと、一緒に見に行ってくれると約束してくれた。約束通り蔵を見に行くとそこには誰もおらず、ただ、荷物があるばかりだったが……?




    前作に比べ、怖い話もあるが、後半は感動話のようなものが多くあり、やや物足りない印象。前作はただひたすらに怖かったので少し残念。その中でも怖いのはいくつかあり、おすすめは「凶宅」と本書タイトルの「蔵の中」。 「凶宅」は家自体がそうなのか、それとも家に住まうものの仕業なのか……。「蔵の中」は子供だけに訪れる不思議な体験かな?と思っていたが、思っていたよりずっと怖かった。語り手が子供のころの感性で語っているため、文面だけで恐怖を感じることはないが、深く考えるとどうにも恐ろしい。楽しそうな声だったので、良きものかと思ったが、違うようだ。最後の方は、隣の家の人が語るかつての娘の話で感動寄りになったかとも思ったが、蔵の中にあった件の物をみた母親が「怖いからやめてくれ」と言っていたのでどうやらそうでもなさそう。件の物の詳細を語り手が目撃しておらず、また母親からの聞き取りも難しそうなので、結末を我々が知ることはできないだろうが、不穏であることは間違いなさそうだ。

  • ぞーっとします・・・

  • 100円と白い息が好きな話です

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著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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