ベイカー街少年探偵団ジャーナルI キューピッドの涙盗難事件 (角川文庫)
- KADOKAWA (2012年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041002322
作品紹介・あらすじ
ロンドン警視庁も頼りにする名探偵シャーロック・ホームズの武器は、聡明な頭脳とベイカー街少年探偵団!器用な手先や変装などそれぞれの特技を駆使し、少年たちは難事件に挑むホームズを助けていく。名探偵を目指して修業中のリアムは、世間をにぎわす怪盗・黒薔薇の賊を捕まえようと挑戦するが…。ワトスンやレストレイド警部に、アイリーン・アドラーやあの"教授"も登場?21世紀のホームズ譚、BSIシリーズ開始。
感想・レビュー・書評
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文章もわかりやすかったし、楽しかったです。
少年目線で見たホームズが描かれてて、面白かったです。
少年目線だけかなあと思っていたら意外と、ホームズ主体の部分もあって、ほおとなりました。
続きが出てるのは知っていましたが、きっちり一巻ずつで話は完結するかなあと思っていたら、良いとこで終わっていて、続きが気になるので早く続きを読みたいなあと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やたら時間がかかってしまったf^_^;思ったよりガッツリ、シャーロックホームズでした。わたしはいわゆるシャーロキアンではないけど、コナンドイルが書いたとしてもおかしくないかも⁇と思いながら読み進めました。いかにもなトリック、時代背景、ホームズの会話などなど…パスティーシュ物は他にも読みましたが結構良かったと思いました。個人的には楽しめました☆最後の謎解きどうなんのー⁈と思ったらII巻へ続く…だった。忘れないうちに読みたい☆
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「2013年 POPコンテスト」
所蔵なし -
(内容)
ロンドン警視庁も頼りにする名探偵シャーロック・ホームズの武器は、聡明な頭脳とベイカー街少年探偵団!器用な手先や変装などそれぞれの特技を駆使し、少年たちは難事件に挑むホームズを助けていく。名探偵を目指して修業中のリアムは、世間をにぎわす怪盗・黒薔薇の賊を捕まえようと挑戦するが…。ワトスンやレストレイド警部に、アイリーン・アドラーやあの“教授”も登場?21世紀のホームズ譚、BSIシリーズ開始。 -
少年たちが可愛らしくてにやにやしながら読んでいました。わりと展開は読めますがそれでも面白いです。少年たちの必死の行動に思わず応援したくなります。なにやら不穏な雰囲気で心配です。次巻もたのしみ。
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探偵物というよりは少年の成長ものといった感じ。
ホームズを題材にしているせいか少し堅苦しい印象。
探偵を既存の物にしない方が少年が生きるような気がします。 -
シャーロックホームズかっこいい!!
かっこよすぎ!! -
子供向けかと思いきや、しっかり読みごたえのあるミステリーだった。
殺人事件のトリックもいかにもホームズという感じがして、むしろ子供には難しすぎるかも。
ただ、原作のホームズとは趣きはかなり異なる。
これは、リアムという下層階級に属する少年の視点から見たロンドンが描かれているからなのではないだろうか。
リアムやその父の謎もまだ解明されていないので、次巻以降も楽しみにしたい。 -
ホームズと言えば犬のホームズ(年がバレる)というぐらい、ホームズには薄い知識しかありませんが、この話のメインは、そのホームズを手伝ったベイカー街少年探偵団(ベイカーストリートイレギュラーズ)の少年たちということで、読んでみました。
ホームズに詳しければ、もっと楽しいんだろうな~っていう箇所が散見されましたが、それでもなかなか楽しかった。主人公リアムの少年であるがゆえの無鉄砲さとか、無力さとかもいいスパイスになっていて、大人であるホームズの完全無欠さとの対比もいい。リアムのお父さんも壮絶な過去現在でありながら、リアムには本当にいいお父さんなんだよなぁ。
別の大きな謎を引っ張ったまま次巻に続いたので、ぜひ読みたいと思います。 -
ジュブナイルというよりラノベ調、だけど正統派なパスティーシュです。
アイリーンアドラーの人物像が違和感大きかったけれど、他はそんなでもなく。
ニヤニヤしながら読ませていただきました。
これだけ盛大に本家の皆様を出演させるとなると、作家さんのプレッシャーは相当なのではないかと想像してみたりします。
聖典ネタが大幅減少してそうな続編を読むか、迷い中。