ブラックアウト 上 (角川文庫)

制作 : 猪股 和夫  竹之内 悦子 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.62
  • (27)
  • (62)
  • (70)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 529
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002551

作品紹介・あらすじ

電力送電線の異常によりイタリアとスウェーデンで突然発生した大停電は、瞬く間に冬のヨーロッパ全域へと拡大した。交通網をはじめ全ての社会インフラは麻痺し、街では食品の奪い合いや暴動が多発。原子力発電所でも異常が発生。完全に機能不全に陥った世界で、イタリア人の元ハッカー、ピエーロ・マンツァーノは、この前代未聞の事態が人為的に引き起こされた可能性に気づく。衝撃のリアリティでおくるサスペンス巨編。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • それは交通事故からはじまった。トラックに下敷きになった乗用車、鳴りやまないクラクション、灯っていない信号機ー。
    火力・水力・原子力、あらゆる発電所が制御不能に陥り、ヨーロッパ中が停電に見舞われる。
    原因はなにかー。
    ハッカーのマンツァーノはいち早く異変に気付き・・・。

    というお話。
    考えたこともなかったですが、水道も電気でコントロールされてるんですか・・・?!?!
    電気がないよりも水が使えない(トイレの水が流れない)のは精神的なダメージがでかいです。居住区域を清潔に保てないのは辛いなぁ・・・。
    我々の通常の生活は、すべて電気がないとダメなんですねぇ。
    電話もアナログ回線しかダメだから、スマホはもとよりIP電話も使えない!ひゃー!こえぇえええ!
    早く下巻を読もうっと!コワイコワイ!

  • 東日本大震災→福島第一原発事故の惨事を、ヨーロッパ大停電→原発事故へと欧州全域に規模を拡大して再現した作品、といってもいいかも。

    大部なので登場人物は多い。加えて、登場する機関も多い。誰がどこに所属しているのか、最初はややこしくて混乱した。数ページで場面がぽんぽん変わるので、映像ドキュメンタリーを見ているような印象。"原発事故"がストーリーのハイライトでもあり、フクシマのことにも要所で触れられている。ヨーロッパの、あるいは世界の今後の電力供給、エネルギー政策に関する問題提起にまで踏み込んだ作品。

  • 福島第一原発の事故の記憶も生々しい現在、リアルに起こりそうな電源喪失テロ。ヨーロッパ全土に巡らされた送電網がほんのわずかな瑕疵によって恐ろしい破滅をもたらした。立ち向かうのはひとりの元ハッカー。キャラクター設定もストーリーのスピード感も爽快なパニック小説。上巻。

  • 読んだほうがいい。面白い。
    シャワーの有り難みがめちゃ共感できた。

  • ヨーロッパ全域を襲った未曾有の大規模停電。
    元ハッカーのマンツァーノをはじめ、
    各地(各国)の電力公社や国自身、そしてテロ対策部隊などがこの危機に向かっていく。

    人々ははじめこそ楽観視していたが、
    停電が長引くにつれ、不安や恐怖が肥大していき、食料や燃料を強奪するといった暴動も起き始めている。

    彼らは、この危機をどのように対処していくのか。
    そして、この停電をおこした犯人は誰で、何が目的なのか。

    というあらすじ。


    登場人物の多さ、視点の切り替わり、場所の移動といったことが注目するところかな。

    文章でよむとちょっと大変さがあるけど、
    映画にしたら面白そうな内容。

    後半に期待。

  • 壊れゆくインフラのシミュレーションができる本の一つ。

  • 文庫本で上下2冊というなかなかのボリュームだったが一気だった。どこまでこういうことが可能なのか知らないけど、何だか怖いよねえ。車も走るコンピュータ化してて、さらにネットにもつなごうとしているので、乗っ取られる可能性はあるというような話は聞いたことあるし。微妙に北斗の拳的なテイストもあり、リアリティもあるのかよく分からないけど、比較的読みやすかった。ひとつ言えるのは分散化されたエネルギーはこういう時には強いんだろうなあ。

  • 読み終えられなかった。。
    場面コロコロかわって、遅遅として進まず、読むのも辛くて断念。あかんなぁ

  • 登場人物が多いのと舞台となる場所が細かく切り替わるので、その場所でどこまで話が進んでいたのか把握しずらいけれど、読み始めたら止まらなくなった。何ヵ所か福島について言及されており、そのたび胸が苦しくなる。それにしても上巻終了時点で停電から4日ほどだが、下巻での混乱を想像するのがつらい。

  • 1404 ヨーロッパでのテロリストによる大停電の話。スケールも大きく読み応えあり。ハリウッド映画っぽい!

全58件中 1 - 10件を表示

マルク・エルスべルグの作品

ブラックアウト 上 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする