さよならが君を二度殺す (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
2.80
  • (2)
  • (5)
  • (11)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 93
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002605

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ホラーというより、SFファンタジー。
    発想が面白く、こういうのは結構好き。
    どうやって終わらすのか気になりながら一気読みしました。

  • 2012/11/01読了。角川ホラー文庫だけど、あんまりホラーっぽくない。
    帯の貴志祐介さんコメントにつられて買ってみたけど、そんなに一気読みな感じでもなく…
    轢き逃げ犯を突き止めるあたりなんかは面白かったんだけど、途中から、え、、SFかよぅ~ ( ´△`)でした。
    結局、轢き逃げ犯と戦ったのは何だったんでしょうか??
    作中の『押す』能力、もし授かったなら、どうするかな。これでホラーな話をふくらましたら面白いかもと思いました。

  • 「クーンツの『ストレンジャーズ』を彷彿とさせる」とは貴志祐介氏のコメントだけれど、その時点でかなり?ネタバレじゃないだろうかw
    内容もだが設定やキャラクター造形、話の展開に台詞回しまでなんだかクーンツ風に読めてくる。いや「これはパ※リじゃん」なんて下種いことをいうつもりは毛頭ないけれど。

    詳しくはこちらに。
    http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2012-06-18

  • 角川ホラー文庫から出版されておりますが、この作品、ホラーというよりSFですね。エイリアン・アダプションがモチーフとなっております。
    貴志祐介氏推薦の帯が目立ちますが、確かに序盤はグイグイ引き込まれてゆく、いい展開なのですが、後半で失速。いや、これは私自身がSFに弱いということが原因か?とまれ、余りのドタバタ劇にはついて行けませんでした。冒頭でも言いましたが、ホラーではありませんので、純粋にSF好きな方にはオススメなのかもしれません。
    かなり、ネタばれだな、こりゃ。

  • うーむ、このネタはばらせませんね。実は〇○ホラーだったのか~。
    過去に起こった奇妙な事件と、時を経て引き起こされる不可解な事象の数々がいったいどのように結びついていくのか。スリリングな展開にぐいぐいと引っ張られます。ラスト近くで明かされるとある真実にも驚愕。
    ややホラー的雰囲気は少なめなんですが。逆にホラーが苦手という人でも読めそうな一作です。

全15件中 11 - 15件を表示

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。香川県在住。四国学院大学卒。バイク便ライダー、書店営業員、トラック運転手などを経て、現在タクシー運転手。2003年に第83回オール讀物新人賞、第71回小説現代新人賞を受賞。第18回日本ホラー小説大賞最終候補作を改稿・改題した『さよならが君を二度殺す』で2012年にデビュー。

「2019年 『フェイスレス 過去のない男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒井卓司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×