ロウソクの科学 (角川文庫)

著者 :
制作 : 三石 巌 
  • KADOKAWA
3.19
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本棚登録 : 366
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002841

作品紹介・あらすじ

「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。子供たちへの慈愛に満ちた語りと鮮やかな実験の数々は、科学の面白さ、そして人類の未来をも照らしだす。時を超えて読者の胸を打つ感動的名著。

感想・レビュー・書評

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  • 中身は要するに、
    水から水素と酸素が取り出せるよ、
    もの燃やしたら二酸化炭素ができるよ、
    とか、中学生レベルの話なんだけど、
    翻訳が古いからか、
    私の頭が理科苦手だったからか、
    うまくその場面を想像できなくて読み進めるのに苦労した。
    実験の流れを説明する挿絵がもう少し多ければ、
    もっとわかりやすいのかなあ。

  • ノーベル賞が決まった吉野彰さんの「科学への興味を持っ原点」となった運命の一冊。2016年にもノーベル生理学・医学賞を受賞した大隈良典さんが科学を志す切っ掛けになったと明かして注目されました。

  •  
    ── ファラデー/三石 巌・訳《ロウソクの科学 20120527 角川文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4041002842
     
    20120622 角川グループパブリッシング
     
     Faraday, Michael 17910922 England 18670825 75 /
     Mitsuishi, Iwao 1901‥‥ 東京  1997‥‥ 96 /物理学
     Hirano, Ruiji  19‥‥‥ ‥‥         /
    https://booklog.jp/author/平野累次
     
    ── 平野 累次《ロウソクの科学 ~ 世界一の先生が教える超おもしろい理科 20170515 角川つばさ文庫》冒険企画局
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4046317078
      
    …… 株式会社 KADOKAWA(代表取締役社長:松原 眞樹、本社:東京都
    千代田区)は、ノーベル化学賞が決まった吉野彰氏が化学への興味の原
    点として、小学校の先生の勧めで読んだ『ロウソクの科学』を挙げたこ
    とにともない、『ロウソクの科学』(角川文庫)と『ロウソクの科学―
    ―世界一の先生が教える超おもしろい理科』(角川つばさ文庫)の緊急
    重版を決定しました。
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006364.000007006.html
     
     バズワード=ワイヤレス+コードレス+ポータブル
     
    ……「自然の法則が一貫しているなら、これほど素晴らしいことはない。
    そんな中で実験はそのような一貫性を調べる最良の手段だ」[46]
    「働きなさい。完成させなさい。出版しなさい」 — 若かりしウィリアム
    ・クルックスへの助言
     来世について聞かれたときの言葉「憶測? 私には全くない。私は確
    信している」
    「次の日曜日で70歳になるのだから、記憶力が衰えても不思議ではない。
    この70年間私は幸せだった。そして希望と満足感がある今も幸せだ」[47]
    「さらに試行せよ。何が可能かを知るために」アメリカ合衆国ペンシル
    ベニア州のアーサイナス大学の理学部のホール玄関に刻まれているファラ
    デーの名言とされる言葉[48]。
    「あなたが科学者の説を認めるならば、あなたは科学に大きな貢献をす
    ることになるだろう。あなたがそれに対して『はい』とか『いいえ』と
    言うだけでも、将来の進歩を助けることになる。一部の人は自分の考え
    に固執して口にするのをためらうに違いない」[49](語録 Wikipedia)
     
    (20191010)
     

  • この本の実験から分かることは、今では小学生(高学年)でも知っているのだが、それは単に酸素と水素で水になる、水素酸素はよく燃える、etcという知識であって、実際に自分で仮説を立て、実験して、検証して得た訳ではない。燃焼は酸化であると習うのは中学だったかもしれないが、それも結果は知っていた上で実験した気がする。
    ファラデーの頃はまだ知らない人も多かっただろうから、実験を見ながら、ファラデーに導かれて仮説を立てて、次回まで考えることができたのは幸せだ。一応日本もこういう風に考え、確かめて結果を導き出してほしいと教育課程を考えてはいるのだろうが、上手くいっているとは思えない。まあ、ファラデー程の能力のある先生はいない(大学にだってほとんどいないだろう。況や初等中等教育現場においてをや。)から仕方ないのかもしれないが。
    このレクチャーを聴いていた人は、その後科学者にならなくても、科学的な見方ができるようになったと思うし、それこそ本当の教育だろう。
    歴史的名著であることは疑いを容れない。
    しかし。訳が古い。「~であります」なんて言う人、今は安倍総理と一部の政治家くらいだよ。
    「もし皆さんが、ごく器用でいらっしゃれば、いくたりかはたくみにこのまねがおできになるはずと、私はあえて申しあげましょう。(P93)」なんて、上品でいいんだけど、この本は日本語の表現より科学的実証実験を理解することが主眼なのだから、もうちょっと平易にして欲しい。
    絵も、クラシックと言えば聞こえはいいが、正直言ってよく分からない絵もある。P38の炎とか茗荷か?と。クラフト・エヴィング商会がオシャレでやってるんじゃない、本物の古い絵。絵についているナンバーも漢数字だし、文章中にどれと指定されていないので分かりにくい。
    図書館にはあるべきだけど、積極的に若者にすすめるのは難しいかな。
    ※この後岩波文庫も読んでみたら、圧倒的に岩波文庫が良かった。出版社としての誠意がある。迷っているなら岩波文庫で。

  • 古本屋へ

  • Commodity

  • 講演をそのまま訳したものなので、難読。その時の様子がわからないと、実験の様子がイメージできない。資料的な価値はあるんだろうが読み物ではなかったので、その点を押さえた上で読んでみることを勧めます。

    酸素に人間が炭素を与えており、それを植物がうけとる。という言い回しはとても好き。

  • (CELL)1階 新書・文庫
    文庫||430.4||フア

  • 還元と帰納によって科学的な推論を展開させていきながら、ロウソクが燃えるという事象を紐解いていく。小学校の教科書で見た実験系はファラデーが考案したんじゃないだろうか。どこかノスタルジックな気分にもさせてくれる。
    科学を一般の人にも親しみやすく紹介している。
    事象だけでなく、それらを読み解く手法も鮮やか。

  • 本書の読者のうちのいくたりかは、知識の蓄積を増すことに一生を捧げることであろう。科学のともし火は燃えあがらねばならぬ。
    炎よ行け。

    タリウムの発見や陰極線の研究に業績を残したウィリアム=クルックスが寄せる序文の熱さがこの本の魅力的なことを約束する。

    マイケル=ファラデーによって、1861年末のクリスマス休暇に、ロンドンの王立研究所で行われた連続6回の講演の記録。一本のロウソクの物語。


    カドフェス最強決定戦2017ラインナップ作品となっております。
    KADOKAWAさんの文芸情報サイト『カドブン(https://kadobun.jp/)』にて、書評を書かせていただきました。
    https://kadobun.jp/reviews/187

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著者プロフィール

イギリスの科学者。1791年、ロンドンに生まれる。ベンゼンの発見、ファラデーの法則など、幾多の輝かしい業績を残した。

「2017年 『ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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