Wの悲劇 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 225
感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003213

作品紹介・あらすじ

日本有数の製薬会社、和辻薬品の会長が所有する山中湖畔の別荘。一族が集まった正月に、悲劇の幕は切って落とされた。当主である会長の与兵衛が姪孫の摩子に刺殺されてしまったのだ。現場にいた摩子の家庭教師・一条春生は外部犯に見せかけようとする一族の偽装工作に協力した。だが、その工作を警察に暴露しようとする人物が現れ、事件は意外な方向へ。エラリー・クイーンの名作『Yの悲劇』に挑戦した傑作推理。

感想・レビュー・書評

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  • 長年に渡る有名作を読了。
    刺殺した犯人も序盤に分かっていて。
    それを偽装する資産家一族と警察との戦いが主な物語。
    …と思っていたら、事件の意外な真相。
    そして工作を暴露する様々なトリック。
    終盤にかけては怒涛と展開で。
    楽しく読んでいました。
    作品初版は昭和54年!それでも古さは感じる事無く。
    新鮮な気持ちで読みました。

  • たまには昔のものをと前から気になっていた本作を読んでみました。

    久しぶりの推理小説。

    うーん…

  • エラリー・クイーンがあとがきを書いているのに何より驚いた。

  • お金持ちの一族の独特な人間関係と、お金と欲から起きた事件。

    家庭教師から言わせればいい迷惑 笑

  • 昔薬師丸ひろ子の映画で観たけど、原作はかなりストーリーが違っていた。
    原作の方が展開が二転三転し、断然面白かった。

  • どこかで見たタイトルだなぁ、ということで手に取ってみたら、有名なやつだった…(苦笑)
    結構前の作品のようだけど、読んでいて普通に面白い。展開がコロコロ変わるのも飽きなくていいなぁと。時期からするとこういうテイストの小説の走り?なのだろうか。
    さすがに孫が犯人、というのは違うだろうとは思っていたけど、もう一回変わるとは思わず…
    最後の2人の流れはちとわからんが…

  • この作品は前々から読んでみたいと思っていた。前半部分で犯人と手口が予めばらされていてそれを追っていくだけかと思っていたら、後半部分のどんでん返しに読んでいて唖然とした。(今までこのようなパターンの推理小説を読んだことが無かった点で)あと、あとがきからこの作品は舞台化・映像化を非常に意識して書かれているという記述があったが、読んでみて確かにその通りだなと納得。舞台で上演されている風景が読みながら頭に浮かんだ。この作品の元になったエラリー・クイーンの小説も、この方の他の作品も機会を見つけて読んでみようと思う。

  • 30年程前に薬師丸裕子で映画化され何度もドラマ化、昨年武井咲でドラマ化、中身を覚えていなかったので再読。「X.Y.Zの悲劇」を意識した第4の未知数「Wの悲劇」、「Womanの悲劇」を意味する「W」。
    本格的な推理小説名作らしいが、二時間ドラマの古典的なパターンとしか映らなかった。

  • ドラマ化されてはいたけれど、配役などの予備知識がまったくないまま読み始めた作品。Wが和辻のWだと思っていたけど、womenの意もあったとは。
    本当に最後までどんでん返しだった。それぞれが種類違えど歪んだ愛情とか強さとかをもっててそれが結果Wの悲劇になっていく。
    最近、ミステリーとか推理小説の類をあんまり読んでないけどまた読みたいなと思った。夏樹さんの作品も読んでみよう。

    あー相変わらず稚拙なレビュー。自分しか読まないし、備忘録的な読者録だから構わないんだけど。もうちょっとまともな文章を書きたいなぁ

  • 【製薬会社会長の別荘に一族が集まった正 月、悲劇の幕は切って落とされた。会長が 姪孫に刺殺されたのだ。彼らは外部犯に見 せかけようとするが、その偽装工作を警察 に暴露しようとする人物が現われ、事件は 意外な方向へ…。】

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著者プロフィール

一九三八(昭和一三)年東京都生まれ。慶応大学在学中に長編『すれ違った死』が江戸川乱歩賞候補に選ばれる。七〇年『天使が消えていく』が再び同賞の候補になり、単行本化され作家デビューを果たす。七三年『蒸発』で日本推理作家協会賞、八九年に仏訳『第三の女』でフランス犯罪小説大賞、二〇〇七年日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『Wの悲劇』『』や「検事 霞夕子」シリーズなどがある。二〇一六年没。

「2018年 『77便に何が起きたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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