Wの悲劇 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003213

作品紹介・あらすじ

日本有数の製薬会社、和辻薬品の会長が所有する山中湖畔の別荘。一族が集まった正月に、悲劇の幕は切って落とされた。当主である会長の与兵衛が姪孫の摩子に刺殺されてしまったのだ。現場にいた摩子の家庭教師・一条春生は外部犯に見せかけようとする一族の偽装工作に協力した。だが、その工作を警察に暴露しようとする人物が現れ、事件は意外な方向へ。エラリー・クイーンの名作『Yの悲劇』に挑戦した傑作推理。

感想・レビュー・書評

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  • この作品は前々から読んでみたいと思っていた。前半部分で犯人と手口が予めばらされていてそれを追っていくだけかと思っていたら、後半部分のどんでん返しに読んでいて唖然とした。(今までこのようなパターンの推理小説を読んだことが無かった点で)あと、あとがきからこの作品は舞台化・映像化を非常に意識して書かれているという記述があったが、読んでみて確かにその通りだなと納得。舞台で上演されている風景が読みながら頭に浮かんだ。この作品の元になったエラリー・クイーンの小説も、この方の他の作品も機会を見つけて読んでみようと思う。

  • 展開に無理が。

  • ネタバレ 倒叙ミステリーかと思いきや…。1つ目は予想できたと思ったらそれが罠、2つ目は完く予想できなかった。Wの意味の掛り方も巧いと思いました。

  • 30年程前に薬師丸裕子で映画化され何度もドラマ化、昨年武井咲でドラマ化、中身を覚えていなかったので再読。「X.Y.Zの悲劇」を意識した第4の未知数「Wの悲劇」、「Womanの悲劇」を意味する「W」。
    本格的な推理小説名作らしいが、二時間ドラマの古典的なパターンとしか映らなかった。

  • 薬師丸ひろ子の歌声が蘇る!

  • ドラマ化されてはいたけれど、配役などの予備知識がまったくないまま読み始めた作品。Wが和辻のWだと思っていたけど、womenの意もあったとは。
    本当に最後までどんでん返しだった。それぞれが種類違えど歪んだ愛情とか強さとかをもっててそれが結果Wの悲劇になっていく。
    最近、ミステリーとか推理小説の類をあんまり読んでないけどまた読みたいなと思った。夏樹さんの作品も読んでみよう。

    あー相変わらず稚拙なレビュー。自分しか読まないし、備忘録的な読者録だから構わないんだけど。もうちょっとまともな文章を書きたいなぁ

  • 【製薬会社会長の別荘に一族が集まった正 月、悲劇の幕は切って落とされた。会長が 姪孫に刺殺されたのだ。彼らは外部犯に見 せかけようとするが、その偽装工作を警察 に暴露しようとする人物が現われ、事件は 意外な方向へ…。】

  • 『Wの悲劇』懐かしいわ~。
    映画観たのっていつだったかなぁ~。薬師丸ひろ子のアイドル全盛期。

    でも、この小説はタイトルは同じだけど、ストーリーは全く別のもの。
    映画は小説を題材に作られたらしいけど、私はまったく別物にみえた。
    ぜーんぜん違うわよ。

    話は
    新雪に包まれた山中湖畔。日本有数の製薬会社・和辻薬品会長の別荘で、突然、悲劇の幕は開いた!和辻家のだれからも愛されている女子大生の摩子が、大伯父に当たる当主の与兵衛を刺殺したのだ。一族は外部からの犯行に見せかけるため、摩子の家庭教師・一条春生に協力を要請し、偽装工作を…
    しかし、その偽装工作の裏にはもっと恐ろしい事実が隠されてて。。。

    って話。
    舞台が山中湖ですごく懐かしかったわ~。
    旭ヶ丘の停留場とか知ってるし。。。。
    うちもよくお正月に別荘行ったしな~。

    まぁ、よくある資産家殺人事件の話。クリスティの推理小説を難しくしたような話。
    でも夏樹さんはエラリー・クイーンと親しくって、彼女から助言されてこれを完成したみたい。
    すごいな~。
    これを機に夏樹さんの本もいろいろ読んでみたいわ。

  • むずかしそうだと思ったけど意外と読みやすくて、テンポよく読めました!

    真犯人については全然わからなくて、最後びっくりしました。
    題名のWの悲劇のWがなんなのかもラストでわかりました*
    トリックについても複雑ですごいと思いました。

    最後がちょっと自分的にはモヤモヤする終わり方でした。
    でもおもしろかったです!

  • 素晴らしく上手に出来てるけど、感情移入がいまいち。

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著者プロフィール

一九三八(昭和一三)年東京都生まれ。慶応大学在学中に長編『すれ違った死』が江戸川乱歩賞候補に選ばれる。七〇年『天使が消えていく』が再び同賞の候補になり、単行本化され作家デビューを果たす。七三年『蒸発』で日本推理作家協会賞、八九年に仏訳『第三の女』でフランス犯罪小説大賞、二〇〇七年日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『Wの悲劇』『』や「検事 霞夕子」シリーズなどがある。二〇一六年没。

「2018年 『77便に何が起きたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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