ふたりの距離の概算 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.84
  • (336)
  • (785)
  • (506)
  • (42)
  • (7)
本棚登録 : 5238
レビュー : 457
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003251

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ある。猜疑心とすれ違い。若ければ若いほど。きっと自意識の高さ故なんだろうなぁ。懐かしさと同時に甘酸っぱい。

  • 古典部シリーズ、二年目のスタート、春の物語。
    それはちょっとしたボタンの掛け違いからはじまりました。

    意外にその底は深く、でも、青い友情であればありそうな。
    ちょっと学生のころを思い出しました、とある想いと共に。

    - だから、違うと思った。

    外からだと見えない(見ない)ことも、
    内に踏む込めば、だいぶ見えるようになるのでしょうか。

    ふたりの距離の概算も、少しは精度が上がってきたのかも、知れません。
    さて二年目の物語は、どのように綴られていくのでしょうか。。

  • 先輩との距離感はある意味適当なほうたろうが、後輩との距離感にはすごく戸惑っているところに、らしさを感じた。

  • 古典部及び氷菓はアニメ共に最高ですね!笑
    あの大人過ぎる古典部員たちの会話劇がもう一度みたいです!(笑)

  • 雛がとてもかわいらしかったので少しびっくりしましたが、ほかのも確かにこんなしょっぱさでしたね。
    でもやっぱり、クドまでに比べると、お話がとってもかわいい。
    そして折木さんの変化に驚きが隠せません。
    最初、大日向が折木さんのことが好きで、千反田さんがどう見ても好きそうに見えるのに、応援するみたいなこと言われて怒ったのかな、そんなんだったら嫌だなと思っていたのですが、幸いに見当はずれでした。よかった(笑)

  • 米澤先生はキングの「死のロングウォーク」を意識なさったと後書きに書いていらしたけど、私はどちらかというとカズオ・イシグロの「日の名残り(The Remains of the Day)」を思い出す。行程の途中の主人公が過去を振り返りながら進んでいく物語。まあ、奉太郎はスティーヴンスほど「あてにならない語り手」ではないけれど。

    そのカズオ・イシグロを思い出す方式が私は好きです。話の展開も謎解きも申し分ない。

    ただ不満があるとすれば、極寒の雪降る中マラソン大会を3年間やらされた身としては、途中ショートカットの上おだんご食べるなんてズルイ(私怨です)!
    ……まあ、うちのマラソン大会はさすがに20キロも走らなかったけどね。

  • アニメで知って、初めて読んだ原作。アニメでやってないところの話が読みたくて。古典部すきだな、原作を読んでよりキャラクターそれぞれの個性や考えがみえてきた

  • 古典部の4人が2年生となり、新入生が入部してきたが、ほどなくして退部するという。マラソン大会で走りながら、新入部員がすぐに辞める理由について考える奉太郎。構成が凝っていて、マラソンの進行と、新入生勧誘からの出来事を思い出すのが同時並行で語られる。部活が盛んな神山高校は、さすがに新入生勧誘も派手で、高校時代が懐かしくなる。

  • 古典部シリーズで、氷菓に続いてオススメするとしたらこの巻。
    トリックが登場人物の年代の悩みによくマッチしているのと、オチも好きなので。

  • 2017/8/14

著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

ふたりの距離の概算 (角川文庫)のその他の作品

米澤穂信の作品

ツイートする