モニタールーム (角川文庫)

  • KADOKAWA (2012年6月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041003299

作品紹介・あらすじ

刑務所地下のモニタールームで、無数のモニターを見るだけで月収100万円という破格の仕事を見つけた徳井。だがそこに映っていたのは無数の地雷が埋められた地帯に住む少年少女たちの姿で――!?

みんなの感想まとめ

刺激的でゲーム的な要素が詰まった本作は、月収100万円という破格の仕事を得た主人公が、刑務所地下のモニタールームで無数のモニターを通じて、地雷原に囲まれた少年少女たちの生活を見守るという物語です。映し...

感想・レビュー・書評

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  • 月収100万円という破格の仕事。
    仕事内容は、刑務所の地下でモニターを見るというもの。
    モニターの先には、無数の地雷で隔離された地帯に住む少年少女たちの姿。
    そして別のモニターには、牢獄に入った中年の女性の姿。
    彼女たちは一体…?

    あっという間に読み終えちゃうのですが、つくづく山田さんのアイディアは面白い。
    刺激的で、ゲーム的。
    実はこちら「スイッチを押すとき」の続編なんですね。
    知らずに読んでも楽しめましたが、知ってて読んだらもっと楽しかったかもしれない。

    行間を読むような深みのある本もいいですが、サクサク読めてスカッとする本書みたいな本もいいですよね。
    あらすじ読むと毎回気になって手に取ってしまう。内容はそれなりに壮絶なんですが、そう感じられないのもまたゲーム的。本書はグロテスクになってしまうので適さないかもしれないけれど、山田さんの本は映像化にも適していそう。

  • 地下で刑務所のモニターを見る仕事についた主人公


    灼熱の地で、地雷原に囲まれて生活する少年少女

    それを見守る服役囚


    地雷原から脱出を試みる少女たちの姿は
    ハラハラしてしまう


    一気に読んだけど


    読後感がなぁ…

    私の人生にこの一冊は必要あったのか?
    と考えてしまった一冊


  • 仕事内容に戸惑いつつも、破格の給料を妹の治療費に当てるため、刑務所の地下に作られたモニタールームの一室で看守を始める。刑期を間近に控えた一人の老女と共に見せられるモニターに映る、ある地域で暮らす大人一人子供四人の生活状況。新しい刑罰との事だか、終始何が起こるのだろうと読み進めるも、目を覆いたくなる程の無惨さに虚しさすら感じる。最後まで読んだか、何を言いたいのか感じられなかったし、読了感は悪い

  • 地雷で隔離された村に住む少年少女達と牢獄に入れられた女性をモニタールームで観察するだけで高収入が得られる仕事をする徳井。人権を完全に無視した政策にゾッとし絶望感が終始漂っていました。少年少女達に希望はあるのか。グッと惹きつけられる一冊でした。

  • ほとんど場面転換のない物語を最後まで完結させる力量には感服だけれど、次々と人物や環境の設定が追加されたり(多分事前にプロットとして考えてはいたと思うんだけど)、複雑な心情描写が少なく説明的な文章が多かったり、随所に安っぽさが見えてきてしまった。得るものがある小説家と言われればそうではないと答えざるを得ない。
    良く言えば単純明快なエンターテイメントなので、若い層に刺さるのかもなと思うが、今の時代、そんなに単純な人間ばかりではないぞとも思う。

    あと普通に「スイッチを押す時」と繋がっている?のだと知らなかったので、気が向けばそちらも読んでみようかなーと思う。

  • 面白かった

  • 小学生の時に読んだ。
    人生で初めて知った、バッド(?)エンド。

  • 地雷に囲まれた村で過ごしている少年少女4名。それをモニターする殺人犯や監視員。結局お偉いさんの娯楽?カイジ的な感じであったが、監視員の目的が最終的に自殺者関連団体の監視員? 子供もたくさん地雷で死んで、かなりありえない展開で酷い結末。
    スイッチを押す時、につながっているとのことだが見る気はしない。

  • 少年少女たちが地雷に囲まれた居住区から抜け出すという、設定としては斬新で面白い本です。
    設定が設定なので、ハラハラしながら読み進めていくことになりますが、登場人物たちの葛藤やその背景に心を痛めます。

    終わり方としても心のモヤモヤが晴れない残酷な締め方なので、読後感としてスッキリしたい方には非推奨です。

  • Kindle10冊目

  • ・特にアリサと一緒に日本へ行けるのが嬉しかったのだ。心から幸せだったに違いない。  しかしゲンキはそれが恋ということがわかっていないようだった。アリサもゲンキの告白を重要にとらえていなかった。恋という感情を教えてもらっていない彼らはそれに気づかぬまま永遠の別れを遂げた。こんな悲しいことはなかった。せめてアリサに気づいてほしいが、恋という感情を知らぬ彼女が気づくはずがない。

    ・その窓に反射して映るのは、今年 YSC東日本統括本部長となった堺信秀であった。  堺はデスクに座ると早速ディスクを再生した。画面に、モニタールームで子供たちを観察する徳井正也の様子が映し出された。〈完〉

    ゲンキとアリサの淡い恋模様はよかったけど、ダイチのレイプ描写はいらなかった。誰か堺を連れ出して地雷の上に落として欲しい。前作の方が救いのある作品だった。期待してはなかったけど私の中ではあまりいい作品ではなかった。

  • 短いし単純な話なので読みやすい。
    ラストの展開は結構面白かった。

  • ハラハラドキドキで読む手が止まらなかった。子どもが死んでくとこはなんとも言えない、無力感に襲われてやりきれなかったけど。
    最後はなんともスッキリしない感でよく分からないなぁとも。。。

  • 終始ハラハラしていた。

  • 最初はこの後どうなるんだろうとハラハラドキドキして読めましたが、終わり方が残念でした。もっとスカッと終わって欲しかった!

  • 中学生の時に読んでたの思い出してまた読んでみた、学生向けの作家さん

  • どう足掻いても子供は大人の汚い心には勝ることができない、アリサの希望が大人によって引きちぎられるところや、ラストの上官たちの掛け合いも胸糞悪くて印象的。子供は親のエゴから生まれ、子供は親を写す鏡で結局行先未来が決まっていると考えると渋ぃ

  • 高校生の時に読んだ
    正直パケ買い。ただ罰としては何か甘いような気がしたけど当事者からしたら気が気じゃなくなるのかな?という印象。
    ライトに読める

  • 初めて読んだ山田悠介さんの作品。
    不気味なシーンが沢山。
    心に残っている。

  • やっぱり「スイッチを押すとき」に繋がっていたか!

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