再生 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 836
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003329

作品紹介・あらすじ

平凡でつまらないと思っていた康彦の人生は、妻の死で急変。喪失感から抜けだせずにいたある日、康彦のもとを訪ねてきたのは……

石田衣良の短篇集の文庫版です。
収録作:「再生」「ガラスの目」「流れる」「東京地理試験」「ミツバチの羽音」「ツルバラの門」「仕事始め」「四月の送別会」「海に立つ人」「銀のデート」「火を熾す」「出発」計12編

感想・レビュー・書評

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  • どんなに辛く悲しくても、壁にぶつかっても時間は自然に流れていく。
    だったら受け入れて歩くしかない、前に進むしかない。
    それが再生への道なんだ、と思いました。
    人間はすぐに傷つく。傷ついても歩いていける。脆く、強い生き物です。

    『銀のデート』が好きです。切ないお話ですが、愛があればこそといった感じです。

  • 石田衣良氏の本は初めて読まさせてもらった。
    実話ベースの話とあった胸に感じるところが
    あった12編の短編小説。

    各物語での再生というよりも・・・再会というイメージであった。

    もう少し最後に感動的な情諸があってもいいような気がしたが、
    逆にその後の展開を考えさせられる点ではオススメの本ですね。

  • 妻を自殺で亡くしたシングルファーザー、恋人から突然別れを切り出されたOL、不況に苦しみ、鉛のような心と身体をもてあます会社員。。。
    思うようにいかない人生に、苛立ち絶望しながら、それでも新たな一歩を踏み出そうとする勇気。
    苦しんでも、傷ついても、人は夢を見ることをやめられない。
    平凡な日常に舞い降りたささやかな奇蹟の瞬間を鮮やかに切り取り、かじかんだ心に血を通わせる感動の短編集。

  • ありそうなことだと思ってたら、実話ベースのお話が中心とのこと。

    大変な「日常」を淡々と書いてあって、だけどどのお話も最後はなんだか劇的!

    すきだなあと思える本(^^)

  • 誰もが体感しそうな日常を描いていて、小説とは思えないようなリアル感がありました。ワクワクとかソワソワとかではなく、静かにジワリと響いてきます。
    生きてると、辛いことあるけど、それだけじゃない。いいこと、きっとあるさ、と思える作品。
    短編なので、ハイスピードで読めました。

  • 12編からなる短編集。

    裏表紙には

    思うように行かない人生に、苛立ち絶望しながら、それでも新たな一歩を踏み出そうとする勇気。苦しんでも、傷ついても、人は夢見ることをやめられないー。平凡な日常に舞い降りたささやかな奇蹟の瞬間を鮮やかに切り取り、かじかんだ心に血を通わせる感動の短編集。

    あとがきを読むと半分以上は直接本人に話を聞いて小説に仕立てたものだそうです。

    明けない夜はない。
    勇気を与えてくれる一冊でした。。

  • ごくありふれた平凡な日常を送っているそれぞれの12からなる短編小説
    ほわっとさせられるが、もう少しこの先が知りたかったな…と思うものばかりで、物足りなさも感じた。
    あとはそれぞれ読書の想像によりけり、といったところだろうか。

  • 短編のためあっさりした終わり方ですが、発達障害や若年性アルツハイマー、うつなど、トレンドとなる社会問題は割と重め。

  • 仏教つながりで、魂魄のことを読みたくて。この人なりの感覚は、私たちの世代のもので、子供世代にはどう映るんだろう。

  • 石田衣良って…短編あんまり上手くない…?と思った。あまりにも主人公に都合が良すぎる。とか。苦手な作家さんでもないんだけどな。

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プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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