万能鑑定士Qの推理劇III (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003411

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  • 蒸し暑くて眠れなくて読み終えちゃった~お宝鑑定団に持ち込まれたご当地キティとトレーディングカードを偽と鑑定した莉子は、買い取り伝票から買い手を訪ね、カードを安く売った贋作者が、保険証をすり替えたのを発見。教習所で犯人を特定し、警察が追っている贋作者A17号と判ったが、贋作から手を洗い婚約者と新生活を始めるという錦織を信じて、別の仕事を紹介することにした。錦織に届いた高名な美術コレクターのスタッフとして雇い入れるという誘いを莉子の紹介だと考えた錦織が集合場所に向かうと、ライバルが8人にて、地中海を巡りながら粘土で塑像を作り、出来の悪い一人を篩い落としていくという。チャンスに掛けた錦織は婚約者にも告げずに一切の連絡手段を断たれても旅立つが、異変を感じた婚約者は莉子に相談し、僅かな手掛かりで海外に旅立つ~設定、無理!「ありえない」って起こっても仕方ないから、許そう…でも没入できないのもこちら側としても仕方ないですよね。モロッコで採れる隕石がアメリカで高値で売れることに目を付けたのね。莉子ちゃんが小笠原君に好意を抱いているのを始めて知った

  • 図書館で借りた本。
    贋作師、錦織の所に届いた手紙には、犯罪の過去を帳消しにしてさらに年収6千万の仕事を提供すると書かれていた。贋作師から足を洗い、結婚を考えていた錦織はこの誘いに飛び乗った。後日、錦織の婚約者から相談を受けた莉子は、錦織をの手がかりをスペインまで追っていく。

  • なかなかスリルある作品。主催者の目的が分からず地中海を訳あり美術家がミステリーツアー。このシリーズはQさんが博学卓識だからたまーに雑学っぽいくだりがあって面白いね(*´∀`)

  • 続けて読んでいたからかもしれないがなんだかだれてる。。。
    作品ではなく僕のテンションか?
    スケールは大きい話に聞こえるんですが中身が微妙というか。。。
    んー。

  • いつものおぉーと感心できるほどの展開はなく、そもそも贋作士を助けるために世界中飛び回るか?というところで引っかかってしまった。

  • 万能鑑定士シリーズ
    今回はスペイン、イタリア、エジプト、ギリシャを巡る謎解きの旅。

    最後の仕掛けはいつも通りすっとするものだった。
    しかし各国を巡る必然性が感じられなかった事と、規模が大きい割にはいまいち世界の情緒を楽しめないストーリーだった。

  • 登場人物が多めで、世界あちこちをめぐる内容だったせいか
    ナゾそのものは面白かったけれど
    登場人物さんたちの掘り下げ?魅力?が薄くて残念でした。

    雨森さんの今後の活躍とか
    小笠原さんとの進展(あるのか?)は気になるけど
    ちょっとこのシリーズも飽きてきたかも。

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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