現代百物語 悪夢 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.23
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本棚登録 : 76
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003473

作品紹介・あらすじ

奇妙な赤ちゃんの夢を見る女。モデルの女性が怯える、忌まわしい村のしきたり。留置場にただ一人いた親切な男の意外な過去。叔母を憎み、互いも憎みあう偽姉妹。もう一人の自分に電話を掛ける男。取り憑かれ要員の女。著者がタイのレストランで見た、生々しい夢…。日常からふと顔を出した奇妙な話の数数から、悪魔が見せる夢よりもおぞましい人間の闇が浮き彫りとなる。好評実話怪談シリーズ、第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 「その人なりの理屈」の著者の見解に妙に納得。だからこそ世の中面白くもあるんだけど、実際は戦慄することの方が多いかもしれない。
    息子さんの廃墟探訪の話の怖さと可笑しさの融合が絶妙だった。各話、核心をついた一文が紛れ込んでいてたまにしみじみする。

  • さくさくと読み進められはしたものの、前3作と比べると怖いと思える話が極端に少なかった印象。

    息子の死を親戚に知らせずに、生きていることにしてずっと暮らしている母親の話は、誰でもやろうと思えばやれるという点で怖い。

  • 他の人なら何てことない普通の出来事でも、その奥に潜んでいるかもしれないおどろおどろしいものを見つけて、磨きあげている感じがする。

  • ■ 1293.
    <読破期間>
    2012/8/19~2012/8/24

  • 『現代百物語』シリーズ第4巻。

  • 2012年10月1日~10月4日

  • 夏ならホラーの一冊でも読んでみるかと選んだ。見開きで一話分という短かさだからこの暑さでも読めるかも。
    読み進めるうちにこの本の印象が最初と違う事に気づく。

    途中一巻目の内容の事が繰り返しでてきて気になって仕方ないので中断してそちらを先に読む事にした。

    (その後)一巻目の方が濃い。しかしギブアップ。岩井先生すまん。

  • 正直言って惰性で買って惰性で読んでいるシリーズ。しかし今年はさすがに“あの女”の話が少なめ。なんかのエッセイで“あの女”のせいで失った金を回収するまでは“あの女”ネタで書き続けるとあったけど、そろそろお終いにして欲しい。小説も“あの女”ネタがメインだし…

  • 夏ですし、ムシムシするし、ということで読みました。ショートショート集、というつもりで、パラパラ読んでたら淡白感があったんですが、これは、そういう読み方ではなく、頭から順に読んでいくものなのですね。考えてみれば百物語は語りなので、順序性はあるなあ。
    そうすると、しみじみといい味なんですよねえ。
    あたりまえなんですが、全体で一つの作品なんですよ。
    怪語れば怪来る。
    岩井志麻子、読んでみようかな。まだ読んでないものなあ。

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著者プロフィール

1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節』『チャイ・コイ』(婦人公論文芸賞)、『自由恋愛』(島清恋愛文学賞)など著書多数。

「2018年 『現代百物語 終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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