RDGレッドデータガール 夏休みの過ごしかた (3) (角川文庫 17487)

  • 角川書店 (2012年7月25日発売)
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  • 本 ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003701

作品紹介・あらすじ

学園祭の企画準備で、夏休みに泉水子たち生徒会執行部は、真響の地元・長野県戸隠で合宿をすることになる。そこで、宗田三姉弟の謎に迫る大事件が……! 大人気RDGシリーズ第3巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    3巻目にして漸く母親登場!

    母親の言動から今後の学園祭にも一波乱ありそう。。


    あらすじ
    泉水子も学園生活に慣れてきた。生徒会の活動も真響と深行と行っている。

    学園祭のことを決めるために、真響の実家がある戸隠山に合宿に行くことになった。時を同じくして日本史研究会も戸隠で合宿を行うことになる。

    戸隠では、真夏が大切にしていた馬が亡くなり、真澄の影響が増していたこともあり、真夏がこの世からいなくなればよいと考え、姿を消す。

    泉水子は別の層に真夏が隠れていると思い、姫神の力を使って取り戻そうとするも上手く行かない。真夏は取り戻せたものの、戸隠の九頭竜神が出てきて収集できず、ピンチのところに母親の紫子が助けにきてくれたのだった。

  • 泉水子、成長してきたね~!
    修学旅行で東京に行くのがやっとだったのに、生徒会の合宿が行われる真響、真夏の実家がある戸隠に自ら「行きたい!!」と言うなんて♫
    彼女の成長に目を細めるばかりです(*^^*)

    戸隠でも一波乱あるのですが・・
    紫子さん、登場!なんか、かっこいいなぁ。

    深行との関係が少しづつ縮まってる感じがなんだか微笑ましいし、
    深行のツンデレ度、いい感じ♫全く気付かない泉水子もかわいいなぁ。

    この本を読むと近所のおばさん化してしまう自分がなんとも・・・(>_<)

  • なんだろ・・・。
    色々とこんがらがってきて分からなくなってきた。


    複雑・・・。
    真響(まゆら)の提案で長野へ合宿へ行くことになれば、そこで真澄(ますみ)が暴れてしまって・・・。


    内容は面白いけれど、「どのようなお話?」と聞かれると、「うーん・・・。」と唸る作品。

    でも、何かが動き始めていった泉水子かな。

  • 夏休み。合宿。この言葉だけでワクワクしてしまう。
    でも、そこは泉水子たち。何も起こらないわけがない。
    戸隠とは不思議な場所だなと思ったし、宗田兄弟に関して色々分かったのは大きかったです。
    ここぞと言うときには紫子さんが出てくるものですね。

  • 泉水子がかなり自分で動くようになってきて、彼女の成長を見るようで微笑ましいですね。でもそれはかなり無防備にも見えて、深行くん、今後も苦労しそうだなぁ。

    真響の思惑とか、真澄の怖さも見えてきて、日常と神霊の世界が近しすぎるって、やっぱり怖いことだよねとしみじみ実感してしまったり。

    ラストの戸隠山での対峙は、これこれ、こういう展開を待ってましたと、思わず小躍りしそうになってしまいました。日本神話好きにはたまらなかったです。

  • 泉水子、はじめて友達の家に遊びに行くの巻。
    宗田きょうだいの実家、戸隠に行きます。
    宗田きょうだいのことがよく分かりますし、生徒会やSMFの面々の顔も見えてきますね。
    深行くんの表情が出るようになってきてて、読んでてめっちゃにやける(*^^*)

  • だんだんと面白く、はまってきました。まだ夏休みは半分残っているので、早く4巻が文庫落ちして欲しいです

  • スピードが乗ってきた感じ。あっという間に読んでしまった。これで文庫版既刊は読んじゃった。早く4を出してー。

    真響・真夏にもそれぞれ思惑というか思いがあり、深行にもまだまだ明かされていないことが。本当に主人公・泉水子だけが何も知らない・知らさてさいない・・・ま、一緒に謎解きをしていくという辺りがこの本の楽しみなところか。真澄の正体もわかったようなわからんようなだし。

    いろいろ初めてのコトにチャレンジして成長していくお話。ウチに子供はいないけど、なんだか子供の成長をそばで見ているような感覚になって、微笑ましい感じで読めました。

    馬の最後って、こうなんだ・・・。これは辛い。安楽死は容認しているつもりだけど、こういう話を聞くと、別の者が強制的に幕引きをするということが本当に良いのか、安易に捉えてはいけないことだと痛感。

  • 何度読み直しても面白い。

  • 真響、真夏と真澄の関係や、生徒会の立場が明らかになっていく感じ。
    前回、泉水子と真響との仲良し関係を続けられるのかなぁ…?と思って、予想通り(?)今回ちょっぴり危ういところもあったけど、まぁ何とかなってるのかな。

    泉水子の深行の気にし具合が、可愛いです。
    ナンパの時とか、和宮と高柳が似てると話す場面とか、今回は深行が泉水子を気にしてるっぽい場面もいくつかあって、ニヤニヤしてしまいます。
    この2人、幸せになれると良いな。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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