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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041003725
作品紹介・あらすじ
女性科学者テレサが開発した化学物質ウェアジゾンによって、夕焼けの色が世界中から消えてしまう事態に。最後の夕焼けを迎える日本で、テレサと小学生トモル、”キャラメル・ボーイ”らはある行動に出る……。
みんなの感想まとめ
「夕焼けが失われる」という衝撃的なアイデアを背景に、登場人物たちの心の変化や人間関係が描かれています。化学物質ウェアジゾンによって当たり前の日常が奪われた世界で、開発者のテレサと少年トモルが旅を通じて...
感想・レビュー・書評
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’21年10月14日、読了。KindleUnlimitedで。
朱川湊人さんの小説としては、イマイチかな…嫌いではないし、つまらなくもなかったですが、今まで読んだ作品と比べると、インパクトは少なかったか、と。
ただ、そのアイデア…「夕焼けが失われてしまう」というのは、なんともいえずやりきれない感があって…人々、それぞれの想いに、共感できました。
遠い未来に希望を繋いで終わるラスト、その「あたたかさ」が、いかにも朱川さんっぽいなぁ、と思いました。失ったもの、今も手元にあるもの、それぞれへの想い…どちらも、とても大切ですよね、と語りかけられたようで、グッときました。ラストの、登場人物達の過去、今、未来…それぞれが選んだ、それぞれの「前」、どれが「正しい」とかではなく、その選択一つ一つに、共鳴できました。 -
オゾン層を修復するために開発された化学物質「ウェアジゾン」で太陽光線から特定の波長が散乱され、「夕焼けの色」が地球上から消えてしまう世界が舞台。「当たり前の日常」が奪われたとき、人はどう感じるのだろうか。個人的には夕陽がなくなるのは耐え難い。その化学物質の開発者と本物の笑顔を失った少年が旅を通じてそれぞれの心が解けていく話。
朱川さんが登場人物や読者に“日々の営みの大切さ”を再認識させる、とどこかに書いてあったが、そこまで読み込むことはできなかった…。
登場人物の説明が飛ぶし、中途半端なところもあったけど、後半に向けて物語が収束していく中で、まぁ、別にいいや、関係ないか、と静かな納得が残った。
何でもかんでも科学的に考えてしまう主人公が最も非科学的な愛やら赦しなんかを原動に動いている感じも悪くなかった。 -
空が焦げて夜が始まり、火の粉が飛んで星ができるという発想 (p.72) はなかなか面白い。ウェアジゾンという新物質を考え出したり、それぞれが抱える心の闇や葛藤も悪くは無い。[more] でもよっぽど理科は苦手だったのだろう。それと地理もかな。かなり早いうちに興ざめしてしまった。最後の煉獄もどうかと思うし。
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環境破壊による地球規模の危機。
その対策として取られたウェアジゾンの散布。
夕焼けがなくなったからといって日常生活に支障が出るわけではない。
それでも、多くの人にとってはやりきれない思いがすることなのだろう。
反対派の人たちは声高に非難の叫びをあげる。
では、オゾンホールの出現によって家族や友人が被害にあったとき、それでも反対と言えるのだろうか。
他に対策がなく、緊急の措置が必要だったことを知れば、また反応は変わるのだろうか。
知留の張り付いたような表面だけの笑顔。
良いことをすれば・・・という、子どもながらの決意が哀しい。
死者との再会は楽しいことばかりではない。
懐かしいと思う人もいれば、辛いと思う人もいる。
でも、朱川さんらしい優しさと明日への希望を感じるラストだった。 -
夕焼けが無くなっちゃったらやだなあ。。。
でも一瞬だけこの世とあの世を結びつけてくれるそんなことが起きるとは。。 -
中盤までにかけては、話がおだやかに進みすぎてちょっと読むのに時間がかかった。
後半にかけての話の流れはとても良かった。自分にはラストもかなりすっきりしたし。
トモルの将来が楽しみですね。 -
なんかきれいなお話だったなぁ。自分は夕焼けをいつ見て、ほーっと思ったかなぁ、って思いつつ読んだ。あれれ、でも夕日が見えないということは、紫外線から守られているってことじゃないの?UV-Cはオゾンホールがふさがれても降り注いでいるのかな?あーーー途中斜め読みしてたのばれちゃったか。
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ちょっくら色々詰め込みすぎた感はあるけど終りの法は朱川さんぽい。
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オゾン層破壊を止めるために撒かれた化学物質により,夕焼けがなくなる世界で,科学者の老婆と少年の交流を描いた話。
設定の良さと,ほっこりする読後感はさすが。
ちょっと人類補完計画っぽい -
色々な話が絡みすぎて、ちょっと混乱。科学の話?ファンタジー?
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最初はなかなか読み進まず、放置して、他の朱川湊人さんの作品を読んで「めっちゃ好き!」という勢いをつけてから改めて読みました。
多分、最初の部分だけ見て「外国人の恋愛話? しかもややこしそうな内容?」と思ってしまったのだと思います。
トモールが、なんやかんや言っても子どもらしくて本当に可愛かったです。
もう戻れない切なさに満ちていながら、それでも未来への希望が見えるような、良い作品でした。 -
最後の夕焼けを見ながらそれぞれが何かに区切りをつけていくのかと思っていましたが、そんな事で終わらなかった。
こういう現象に立ち合った時、嬉しいのか悲しいのか。それが本物じゃなければ、やっぱり寂しいだけだから自分は見たくないかも。幻だったら相手に失礼な気もしますし。
確かにテレサが言っていたとおり引っ掛かります。
それはきっとトモルが解明してくれるのかな。 -
なかなか面白かったです。オゾン層のこととか久しぶりに考えたなぁ
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あんましインパクトないかな。最後の最後だけ朱川湊人っぽいけど、そこに至るまでが長くてなんだかあきる。やはり短編の方がおもしろい作家さんかな。
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オゾンホールの拡大を食い止める為に使用される化学物質が、夕焼けの色を消してしまう。夕焼け最後の日に日本はどうなるのかという話。
発想は面白いが、ドキドキするようなクライマックスに欠ける。
ただ、当たり前のものが当たり前でなくなる時は起こり得るということは肝に銘じたいと思った。 -
2012/11/05-22:23 期待しただけちょっと残念
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著者プロフィール
朱川湊人の作品
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