特殊清掃会社 汚部屋、ゴミ屋敷から遺体発見現場まで (角川文庫)

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著者 : 竹澤光生
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003763

作品紹介

2トントラック1台分の空き缶や汚物の入ったペットボトルが1000本以上も散乱した部屋。あるいは床から1メートル以上も不用品が積み重なっている家。そして死後数週間経って発見された腐乱死体のあった現場…。普通の人には立ち入ることさえできない苛烈な場所を専門に、清掃、整理する男たちがいる。凄まじい状況の中で、彼らが見たものは何か。本当の修羅場を知るプロだけが語ることができる驚愕のルポ。

特殊清掃会社 汚部屋、ゴミ屋敷から遺体発見現場まで (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • どんな信念があるのか分からないが、マスクはした方が良いんじゃないかと思った。

  • 後半のグロテスクな描写は時に詩的。
    なぜゴキブリと鼠は来ないのかなあ。
    腐敗液に触れるとたとえ服の上からでもその後炎症を起こしてしまうほど、ニンゲンの体の内部には様々な細菌などが存在する。
    そしてそこに免疫抵抗力をなくした良質のタンパク質があれば、そこから湧くウジは大きくて活きがよくピチピチだそうだ。
    ウジの上を歩く時はプチプチ、死んだ銀バエの上を歩く時は新雪の上を歩いているようにカサカサするとのことで、感慨深い。

  • 文章がうまいからなのか、分からないんですけれども、ともかく孤独死などの現場の凄絶っぷりが非常によく伝わってきます…思わず口を覆いたくなるほどに…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    けれどもこれが日本の現実なのであるからして、目を背けるわけには参りません。著者の言うように今後、このような会社のお仕事って需要がありそうですし…

    今後、ますます独身貴族? というか、結婚したくても色々な理由によってできない…みたいな人が増えそうな予感がするのであるからして、「一億総孤独死」みたいなのが現実にならないとも限らない…と僕などは予想しているんですけれどもね…。

    他人との関係って煩わしいッ! と思って関係を絶ち続けてきた現代人の行く末が…本書には書き記されているんじゃないかと思いました。おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 平成26年7月29日読了。

  • 元木さんって…

  • 片付けられない人の気持は分からん・・・

    私にはこの仕事は無理だ

  • 衝撃的です。
    私の部屋も汚いと思っていましたが前半の汚部屋、ゴミ屋敷の描写を読んでいると、あ、私の部屋まだ全然綺麗なもんだな…と思いました。
    と共にこうなる前に頑張って部屋の片付けをしよう…という気持ちになりました。

    それにしても、意外といるんですね。汚部屋の主。


    後半の、遺体発見現場の描写。
    もう絶句でした。
    酷いものだろうとは思っていましたが、予想を遥かに越える惨状で。
    決して目にしたくないなって思いました。
    そんな中誇りを持って、綺麗に磨きあげる特殊清掃員の方々には頭が上がらないですね。

  • 一度は体験したい。一度だけ。

  • プロの掃除屋がみた想像を絶する現場。
    帯の文句通り、ものすごい現場の数々。
    何と言っても、死後の現場(マルトクというそうです)の描写が強烈。
    ウジ虫は殺虫剤では死ななくなっているので、掃除機で吸い取るということ。現場によってはウジ虫でパンパンになった紙パックを何度も交換すること(その紙パックが中で虫が動いているので心臓のように収縮をしているということ・・・)。
    死体の腐敗液のついた畳に触れてしまって、作業着の上からだから大丈夫だと思っていたらその箇所が膿や爛れが出てしまうということも、怖いことであると同時にある意味人体の脅威だなぁと、感心してしまった。
    こうした内容もあるけど、決して興味本位的な書き方をしていないところ、誠実な対応が溢れているところが素晴らしいと思える一冊だった。

  • 読むんじゃなかったと思いました。あまりにも生々しかったから。
    同時に、読んでよかったとも思いました。こんな現実があるということを知れたから。

    特殊清掃とはどんな仕事なのか。気になる人はググってみてください。現役の特殊清掃員の方が書いているブログがあります。それを読んでいただく方が間違いありません。

    本書は三部構成になっています。
    第一部はゴミ屋敷の清掃について。
    第二部は遺品整理について。
    そして第三部は…“マルトク”現場です。
    第一部と第二部は、まだまだ普通に読めます。一風変わった人間劇も垣間見えて、ほほえましくもあります。家に溜め込んだ「モノ」、家に残した「モノ」には、その家の住人の気概が表れるものです。なぜなら「モノ」は人間の欲求を物質化したものだからです。なるほど、いろんなひとがいるなあと思いました。
    しかし、問題は第三部です。“マルトク”現場とは、遺体の発見が遅れ、プロでないと清掃するのが困難な現場のことです。当事者の方々には申し訳ないのですが、活字で読んでいても気分のよくないものです。いや、活字だからまだましというべきでしょう。実際に目の当たりにして、しかもそれを清掃する方々がいるのですから。その現実を知れて、大変勉強になりました。

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特殊清掃会社 汚部屋、ゴミ屋敷から遺体発見現場まで (角川文庫)はこんな本です

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