空想オルガン (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003794

作品紹介・あらすじ

弱小吹奏楽部に所属するハルタとチカが、校内の様々な事件を解決しながら吹奏楽の甲子園を目指す青春ミステリ「ハルチカシリーズ」第3巻が文庫化!彼らに、勝負の夏が訪れた!!

感想・レビュー・書評

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  • ハルチカシリーズ3作目
    今回は地区大会から東海大会までのお話

    今までは学内や部員になりうる人が謎の対象だったけど、今回は外部の人間が描かれている
    会場近くで見つけた犬、アパートを相続した人、他の学校の吹奏楽部(ギャル)、野外オルガンイベント等々

    対象が学外になっても抱えているものは重いのねぇ……

    でも、ギャル吹奏楽の絵面を想像するとかえって微笑ましい光景を思い浮かべてしまう

    オルガンは不意打ちのトリックを食らう
    それはそうと、オルガンの語源に関しては指摘されて「あー、確かに」と思った
    普段はオルガンはオルガンなので、アルファベット綴りなんて思い浮かべないよなぁ

    ってか、ここで退場していいのか?

  • シリーズが進むにつれ、ますます面白くなってきた。空想オルガンには、あっ!と驚く結末。え、もうあの人は出てこないのかしら。出てこれないわよね。
    草壁先生の謎がちょっとずつ明かされてきた…… かな。
    高校生が解く謎にしては、ほんと重たいというかシリアスというか、今まで読んだ中ではめったにお目にかかれないパターンだと毎回思うんだけど、ラストがいつも希望に満ちているので私は好きだな。
    とにかく吹奏楽、これからも頑張ってね!

  • すごい良かった!!

    渡邊さんが実は…っていう展開や芹澤さんと同じ遠野さんにまつわる話や離れてしまった親子の話


    どれも、人間味が溢れて好きな作品でした!

  • いつもの感じの連作短編集だと思っていたら、最後に裏切られた。とくに表題作はいつもの趣向とは違っていてびっくりした。
    全体的にいつもの勢いはなかったような気がする。残念。新しいシーズンが始まる次作に期待。

  • 「空想オルガン」私がその意味を知ったのはモンパト外伝でした。あちらも切なくあたたかい。
    「十の秘密」は、うーん?

  • 青春ミステリ、ハルチカシリーズ第3弾。今回もよかった!3話目の幽霊が出ると噂されるアパートの話が一番好きでした。これ、謎の解決でビックリ。画を想像するとかなりすごい!

  • ハルチカシリーズ第三弾!

    吹奏楽部のあれやこれや。
    実際は吹奏楽部のことよりも、寄り道回り道の方が多いのだけれど。

    「十代のお前たちは、ひねくれた大人になってしまった俺から見ればファンタジーだ。」

    ペガサスのような羽ばたき続ける若者たちのパワーはすごいな!
    その存在がファンタジーなんだけど、空想の生き物なんだけど、でも。
    大人になってから気づくことがたくさんあるよね、という話。

    ハルチカの行方を気にしつつ、千年ジュリエットの文庫化を待つ。

  • ハルチカシリーズ3作目。
    【ジャバウォックの鑑札】
    コンクール地区大会当日、発見された迷子の高級
    犬の飼い主を名乗ったのは、青年と少女の2人。
    嘘をついているのはどちらかー

    【ヴァナキュラー・モダニズム】

    【十の秘密】

    【空想オルガン】

  • 4+

  • 1・2巻は仲間集めの色が強かったが、本作は集めた仲間で初めて挑む大会がメインとなっている。文章のリズムやテンポの良さは相変わらずで、短編一つ一つの余韻や無駄を省いてすっきりとした結末などには好感が持てる。中でも「ヴァナキュラー・モダニズム」は謎解きの手掛かりが冒頭からしっかりと提示されていてミステリとしての完成度は非常に高い。表題作の「空想オルガン」の叙述トリックも面白く、一本一本のクオリティもさることながら、連作短編としての完成度も高い。目的意識が強いので日常要素は少ないものの、瑞々しく、活発で、他の青春ミステリと違った味がある。真相の重さがあるものの、それらが青春の日々に溶け合って、成長の糧になる様がいい。

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著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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