趣味は何ですか? (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 157
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003817

感想・レビュー・書評

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  • ゴルフが趣味とか言う人の気がしれないとずっと思っていた。"趣味"なのになぜ人に合わせるようなものでないとダメなのか?(まぁ純粋に好きな人も多いけど、そういう奴に限って嫌いな人に押し付けたりする。)翻って自分は…趣味がない。いや、正確に言うと人に言えるような趣味がない。それはそれで話のネタに困るのだ。なんて厄介な!
    趣味、なんていうと純粋に好きでやっているだけ。そんな風も思えるが、この本を読む限りどうやらそうでもないらしい。坂本龍馬、切手、蕎麦、カメ、ボウリング、登山、、、なんだか楽しむための「手段」がいつの間にか「目的」と化している印象。というか、趣味という同じ言葉でもその捉え方は様々。
    結局、冒頭に出てきたこの趣味が一番趣味っぽい。就活生の面接トークではボツになるらしいが、本当の意味での趣味は人のためじゃなく、あくまで自分のためにあるのだから。

    p13「趣味は水族館」というものでー「特にジンベエザメが好きで、大阪の海遊館には二回も行きました。10メートルものサメが悠々と泳いでいる姿はなんともいえません」(同前)。だから何なのかわからないが、趣味とはそういうものではないだろうか。

    趣味って何?考え出したら実に奥が深いのかも。けどきっと、こんな風に単純に考えられることこそきっと真に"趣味"と呼べるものなのだと思う。

  • 軽快な文章。
    読みやすさ、内容といい、おもしろかった‼

    趣味は、hobby でなく taste
    味わいを意味していたのね。
    ふむふむ

    2013.8.31

  • 趣味とは何かが分かります。

  • 無趣味を自認する著者が、「趣味」をもつとは? 自分にもうちこめる「趣味」はあるのか? など「趣味」とはいったいなんなのか悩みつつ、答えを求めてちょっと変わった趣味にのめり込む人々を取材したルポ。「航空無線」「八十八ヶ所巡り」「消印」「手相」「エコ」「防災」「カメ」「ラジコン」「ボウリング」「階段」「ガーデニング」、さらに男が「蕎麦」に女が「ヨガ」にハマる対称性、就活や婚活における趣味の活用法など、など、趣味の話は敷居は低いながらも奥が深すぎる。

  • 私たちは無意識のうちに、趣味でその人の性格を判断している。そして、「趣味は何ですか?」ときかれて答える時も、どう判断されるかを計算して、趣味を選んでいる。

  • 無趣味な著者が趣味を持とうと、様々なジャンルの趣味人に会い、その世界を体験するのですが、出て来る人々がみんなヘン!飛行機マニア、そばうち、ヨガ、スタンプ集め、亀…。趣味の世界は深いが、端から見ると「なぜ?」と思うことばかり。
    旅チャンネルでバーを巡る番組を見ているうちに、バーとカクテルに興味が出てきたのですが、この世界もヘンですね!ものすご〜いこだわりがあるのです。炭酸を注いだら、混ぜすぎて炭酸が抜けないように、そっと氷を持ち上げるだけとか、シェーカーの振り方とか、グラスへの注ぎ方とか、すっごい様式美にもこだわっていて、まさに「道」です。
    お茶や武道もそうだと思うのですが、これは男性がやるとこうなっていくのではないでしょうか。
    混ざればいいだろーとか思うのは、大雑把、乱暴者なのでしょうか。
    高橋さんの文章は、適度に気が抜けていて、読んでいるとふわ〜と力が抜けていきます。もっと読みたい。

  • いろんな趣味の人がいるもんだねぇ、という受容のスタンスで書かれていればもっと楽しめたかも。
    「無趣味な」私には理解できない、というトーンが出過ぎていたのが読み進む邪魔になった。
    ---P342---
    (三浦しをん氏の解説)
    意味などなくていいのだ。趣味にも、意味なんかなくていいし、生きること自体にも、別に意味も目的もない。だからこそ、楽しいしつらい。自在だけど、ときにあせりも、感じる。そういうもんなのだ。趣味も、生きることも。
    ---

  • 期待したほどではなかったけれど、それなりに楽しく読めました。

  • 弱くても勝てます、に続きこの著者の本を読むのは2冊目。ややマニアックですが、じわじわくるとぼけた感じは結構好きです。

  • 20130109

    おもしろかった。
    これから高橋秀実さんの本を読んでみよう。
    こういうスタンス、いいな。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1961年、横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒。テレビ番組制作会社勤務を経て、作家に。開成高校野球部の奮闘を描いた近著『弱くても勝てます』がベストセラーに。
『ご先祖様はどちら様』で小林秀雄賞受賞。

「2015年 『損したくないニッポン人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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