楠の実が熟すまで (角川文庫)

著者 : 諸田玲子
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年7月25日発売)
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003886

楠の実が熟すまで (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • (2015-12-27L)(2016-01-24L)(2016-02-14L)

  • 幕府の目を巧妙に掻い潜り不正を行う公家に『公儀隠密』として輿入れした利津の物語。時代エンターテイメント創作?然に非ず。史実を元にした時代小説。ミステリ性の高さもさることんながら利津の心模様を色情豊かに描き切った素晴らしい作品。想いの強い主人公が己を突き通す物語って本当に素晴らしい。

  • 武家と公家の争いの中、武家の縁戚の娘が公家へ嫁入りし、潜入捜査をする…という物語。
    時代ミステリーだなぁと思ったら、実話を元に描かれたそうで、同材で平岩弓枝さんも短編を書かれているとか。こちらもチェックしなくては。
    正直潜入捜査(裏表紙あらすじ談)というには言いすぎのような?という雰囲気。
    なにせ素人探偵より素人。それでもがんばった主人公なのでした。
    旦那さんの方の視点でも物語が知りたかったかも。

  • L
    諸田ワールド。
    どこかでこの手の話を読んだことがあるような?女を妻女として送り込むのは良くある話なのか。
    不覚にも最後はほっこり。だれが刺客なのか?のミステリー感も味わえる。

  • まるで時代劇版女007である。いや、活劇アクションもなければ新兵器もボンドガール(ボーイ)も出ないけれど。
    禁裏の口向役人、御賄方の不正出費を暴くため京、西町奉行として遣わされた御目付山村信濃守のもと、放った密偵は尽くが殺害された。
    最後の手段として隠密御用として公家御取次衆高屋家へ嫁入りし内偵捜査をすることに。期限は初冬、楠の実が熟すまで。主人公利津は、役目を果たし、謎を解いて御用を全うできるのか。
    緊張感あるタイムリミットサスペンス。

  • 冒頭の得体の知れぬものの恐ろしさを描く様子からぐっと入り込む。
    謎に迫っていく場面と、屋敷の人々と密になっていく場面での
    主人公・利津の張りつめた心情が揺れる様から目が離せない。

  • 史実を中々興味深く料理できた小説だと思った。

  • 120

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