武者小路実篤詩集 (角川文庫)

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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041004258

感想・レビュー・書評

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  • 自分を卑下してもなお前向きな詩風が素敵。

  •  この人の詩、素直で自由な感じがなんか好きだ。気取ってない感じが。
     人間はおろかで弱くて儚いけど、美しくて愛すべきものでいいものだ、という人間賛歌。だめでも汚ないとこあっても、それでもいいんだよ、だから美しいんだよ、と言われてる気がしてほっとする。私の好きなスタインベックにどこか通底するような気がする。心が疲れたら、ぱらぱらと読み返したい。

  • 武者小路のどこまでも前向きなところに志賀は救われていたんだと夢見ています(なんで)。事実あたしも救われているから。根底的に明るい。励まそうとしていないから、励まされる。そりゃ長生きもなさりますよね。大家であるはずなのに茶目っ気を忘れない人
    。ユーモアってすごく大切な要素だけどある種の才能で、しかも年齢や名声と反比例していくものだと思うんだ、なのにこの人はそうじゃない。枯れないどころか増してゆく自虐と紙一重の柔らかさ、諧謔と紙一重の優しさ。全篇を通して根底には徹底したオプティミズムがあって、ああ、何も悩むことはなかったんだ、って思い出させてくれる。いい。

  • 小学生の頃、この人の本を読んだ。以来、人間讃美に徹してきたような気がする。ということで、この広報の趣味仕事は自分に合っているような気がする。笑い

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著者プロフィール

武者小路実篤(むしゃのこうじ さねあつ)
1885年5月12日 - 1976年4月9日
東京府東京市麹町区(現・千代田区)生まれの小説家・詩人・劇作家・画家。ある時から「むしゃこうじ」と当人が自称しているが、一般的に「むしゃのこうじ」読みされている。学習院初等科~高等学科に在学し、東京帝国大学哲学科社会学に入学したが、入学初年で中退。創作活動をはじめ、1910年に志賀直哉、有島武郎、有島生馬らと文学雑誌『白樺』を創刊。これにちなみ、彼らは「白樺派」と呼称される。
1918年宮崎県児湯郡木城村に「新しき村」を建設。その後も多くの創作活動に勤しんだ。1951年、文化勲章を受章。1976年4月9日、尿毒症で逝去。
代表作に、『お目出たき人』『わしも知らない』『幸福者』『友情』『人間万歳』『愛と死』『真理先生』など。

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