ロスト・シンボル (下) (角川文庫)

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レビュー : 174
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041004425

作品紹介・あらすじ

国家の安全保障のため拉致犯の要求に従うよう、CIA保安局局長サトウに迫られたラングドンは、暗号に導かれ、連邦議会議事堂の地下室へと赴く。伝説のピラミッドの存在を目の当たりにし、刻限ぎりぎりに隠された暗号を見抜いたキャサリンとラングドンだが、その身には拉致犯・マラークの魔の手が迫っていた!絶体絶命の危機の中、建国以来護られてきた「人類最大の至宝」がいま明らかになる-。人間、宗教、科学を巡る衝撃作。

感想・レビュー・書評

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  • ラングドンに無茶させすぎぃ!

    フリーメイソンの伝説がテーマ。
    暗号やら儀式、伝説に象徴群。今回もワクワク要素たっぷりの物語だ。
    結局オカルトの要素があるから、成り立つ小説であり、内容にどこまで説得力があるかは、読者の知識、解釈に依るところである。

    終わってみれば、答えはシンプルであった。
    読む手が止まらない。エンターテイメント作品として全体の構成がとても優れている。
    登場人物の過去に隠された真実など、設定が物語に深い影を落とすことに一役買っている。

    天使と悪魔、ダヴィンチコードに続くラングドンシリーズ。
    ミステリー小説として楽しく読ませてもらいました。
    いつも通り、知識が足りないので雰囲気で読み進めた感は否めないが、ミステリー要素は十分楽しめた。

    人々が失った先人の知恵を科学が取り戻すだろう、という流れで締め括られる。それは危険を孕んでいるが、多くの科学者が追い求める研究の一つになるであろう。

    CIA局長の老女が読者を、迷わせるのに良い働きをしてくれてはいたが、読み終わってみると、色々混乱させて遠回りさせた元凶のように感じる(笑)

    読了。

  • サトウが常にラングドンのサポーターでありパートナーでありヒロインverの本作を見たかったところある
    いやCIA局長が仲間だと上巻程度の分量で解決しちゃいそうだけども

  • テンポ良い展開で、最後まで一気に読んでしまいました。
    それにしても、天使と悪魔、ダ・ヴィンチコードの映画のイメージが強くて、活字で読んでいても頭の中で映像が自然と出てきてしまいます。

  • なるほど、今回はそう来たか。と、途中でなんとなく展開が読めはしたものの、疾走感があって、清々しい気すらしてくるから不思議。

    このシリーズでラングドン教授は何度、死の淵に追いやられるのかと、はらはらするし、それがお決まりのパターンではあるのだけれど、だからこそポップで誰にでも手が届くところにあるような気がする。
    解説で茂木さんがインディ・ジョーンズと並べていらっしゃったけれども、言われて見れば確かに、と少し笑ってしまった。
    ある程度のパターンのなかで(このシリーズでいくと、政府や警察に追われながら犯人に謎を解けと迫られ美女と逃走劇を繰り広げる)、今回はどう落としてくるのかな、と楽しみにしている節もある。

    書物は船である、とか、言葉は器である、とか。陰陽師にもよく似た言葉があったなあ、と思うと同時に、つきつめていけば、結局同じところに辿り着く、そんなふうな真理がまだいくつも眠っているんだろうな、とそんなことを考えた。古の神秘。言葉が違えど。信じる神が違えど。

  • 出れば読んでしまうダン・ブラウン。今回のテーマはフリーメイソン。読み進める最中、良くも悪くもトム・ハンクスのイメージが付きまとう。その辺、著者はどう思ってるんだろう。

    • JUN1Kさん
      わたしも間違いなくラングドンはトム・ハンクスの顔で読んでます。
      わたしも間違いなくラングドンはトム・ハンクスの顔で読んでます。
      2012/10/29
  • まさかの展開に読みながら声をあげてしまったほど。
    ラングドン教授の水没は、マラークの正体は、ピラミッドの謎は・・・そうくるか!と。

    宗教と科学というのは、ダン・ブラウン作品の主要なテーマのひとつだと思うけれど、そこにたどり着くのかと思うとちょっとびっくりしてしまう。
    それ以前に、今回の舞台がヨーロッパではなくてアメリカ、ワシントンDCであるということも驚き。アメリカ建国の父祖が実際にこのように考えていたのかどうかはわからないけれど、そうだとしたら世界はまだまだ謎に満ちている。知らないことを知っていくことの面白さ!

  • 最後まで驚きの連続だった。
    結末を読んで胸が熱くなった。

    フリーメイソンという題材が素晴らしかった。
    好奇心をかきたてられ、夢中で読めてしまった。

    ただ、読み終わってブクログに登録しようとした時に(中)を飛ばしていたことに気付く。衝撃。なんか変だと思ったわ。

  • <あらすじ>
    国家の安全保障のため拉致犯の要求に従うよう、CIA保安局局長サトウに迫られたラングドンは、暗号に導かれ、連邦議会議事堂の地下室へと赴く。伝説のピラミッドの存在を目の当たりにし、刻限ぎりぎりに隠された暗号を見抜いたキャサリンとラングドンだが、その身には拉致犯・マラークの魔の手が迫っていた!絶体絶命の危機の中、建国以来護られてきた「人類最大の至宝」がいま明らかになる―。人間、宗教、科学を巡る衝撃作。

  • 中巻までは「も…盛り上がらない…何故だ…」と、なかなかページが進まなかったのですが、下巻になって一気に巻き返してくださいました、ブラウン先生!さすがです!
    今回の黒幕はダヴィンチコード・天使と悪魔に比べて動機面が非常に理解に苦しみました~。っていうか、そもそも理解できないで正解なんだと思うのですが…。上中巻がハマらなかったのは、彼の自己陶酔も甚だしいモノローグのせいもあったかもしれません。
    前者が神への信仰心を希求するあまり「やむなく」事件を起こしたのとは反対に、今回の犯人は自らが至高の存在になるために「喜々として」罪のない人々を次々手にかけたという動機が、読んでて胸がムカついたのです汗。もちろん、信仰心故の犯罪は酌量の余地ありというわけではないのですが…。

    閑話休題(^O^)以下、ネタバレ含みます。

    タイムリミットが迫る中、フリーメイソンのピラミッドを手掛かりに暗号の謎を解いていくラングドンとキャサリン。この辺りはいつものシリーズと同じ展開ですが、今作でラングドンを襲う試練は既読作に比べて非常にきつい!えげつない!映画化したら盛り上がるハイライトシーン間違いなし!!←←

    何と、ラングドン教授、一回死にます(爆)。

    最新作・インフェルノが刊行された今となっては、「はいはい仮死状態か何かでしょ…ギリギリのところで間に合うんでしょ…」と、可愛げのない読者は斜に構えて読み進めたのですが、それでもやっぱりドキドキしましたね~!
    そこからは、目くるめく謎解きが読者をアチラコチラに翻弄します。
    特に、手首を切断されるわ、死にかけるわ、かつて母親を殺した男に今度は友人と妹を殺されかけるわで、一番の被害者となってしまったピーター・ソロモンが、ある人物に衝撃的な事実を告げられたあのシーンは、二重の意味で衝撃的でした。
    「そう来たか!」という素直な驚きと、「自称ミステリスキーの癖に思いつきもせんかった!」という悔しさ(^O^)たまらん!←

    事件解決後、ラングドンとピーターが辿り着いた真実と、ラングドンとキャサリンが見た美しい光景も印象的です。ラングドンシリーズは、最後の真相が明らかになるシーンがすごく美しいですね。でも、やっぱり一番は、ダヴィンチコードのあのラストかな。あれは綺麗だったなあ。

  • 美術についての記述も詳しく書いてあるところが良い。正直、私には難しい説明が多いのだけれど、冒険活劇として面白いので一緒に読んでいて引き込まれる。舞台となっていたワシントンに行ってみたくなってしまう。
    予備知識が無くても十分に面白いけれど、ある程度の知識を持ったうえで読んだら、もっと引き込まれ、違う感想を持ったのだろう。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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