ロスト・シンボル (下) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041004425

感想・レビュー・書評

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  • 2015.03.18 読了

    次々と明らかになっていくフリーメイソンの護る古の神秘の全貌や、犯人の真の目的や正体に夢中になり、読む手が止まりませんでした。ただフリーメイソンに関しては興味はあったが知識は全くない状態で読んだので、哲学、科学、宗教などいろいろな角度からの解釈が入り混じって理解するのに苦労しました。そういう意味ではラストに若干失速してしまったのですが、危機に陥りながらの謎解きや、それぞれの目的がラストに向けて絡み合うスピード感のある物語には相変わらず引き込まれます。個人的には前2作の方が面白いと思う。

  • 疾走感と次どうなる!?と気になる展開がまちうけてるのはさすが。
    ただ、途中で犯人に関することに予想がついてしまったのが残念です。
    わかった時も、そうでしょうねっなってしまった。
    謎うんぬんよりもこの事件がどうなるかが気になってたので犯人捕まえてみんな無事なあたりで残りを読むのが惰性になってしまった。
    まぁ、これは個人の問題だけど。

  • ロバート・ラングドンシリーズ3作目。
    話しの展開は普通に面白いのだが、シリーズ物で1作目のインパクトを超えるのは難しいということか。

    フリーメイソンやキャサリンの純粋知性科学の薀蓄の件はチンプンカンプンで読んでいて疲れた。

    マラークが誰であるのかということは、意外に早く想像がつくのだが、なぜマラークがマラークになってしまったのか、そこに至るまでの彼の心の動きみたいなものがこちらに伝わらない。
    また、彼の最期を目にした後のピーターの行動がどうにも腑に落ちない。
    と書いていて思ったが、そんなピーターだから息子の心が曲がったのかもな、と、今思ったり。

    私の中ではサトウのすさまじい不気味さでもった一冊だ。

  • 読み終わったけれども
    なんとなく、すっきりしない
    マラークの正体については、やっぱり、という感じ

    サトウ局長が、凄く胡散くさい人物に見えていたけれども
    目的がわかれば、まっとうな人物で
    好感度はアップした

    でも、アメリカの組織って
    部下の使い方が下手だなぁって思う
    そういう描き方をされることが多い
    仕事に対しての考え方が違うのだなぁ

  • 下巻に入ってようやく面白さが増してきた。ワシントンの地図を見ながら、時折Googleを検索しながら、そして聖書を紐解きながら読む。こういった読み方もあるんだとわかった。

    「天使と悪魔」を読んだ時は非常にローマへ行きたくなったが、本書でもワシントンに行ってみたくなった。ただ吸引力は欧州には敵わないみたいだ。

    マラークの正体がわかり犯行の動機は納得できるものの、そもそも作中の秘宝が命を賭けても守りたいものとは思えない。キャサリンが最後に語る神秘も面白くはあるが腑に落ちない。

  • 1410 終盤戦。なかなか壮絶な展開でした!教授らしさは今作も健在で楽しめました!

  • ハラハラドキドキ感がたまらない!この後どうなるんだろう!困った!ひゃあ!今回は犯人が誰だかしっかりわかっているので何となく最後のほうぐだぐだする。

  • ラストの意味がよくわからん。

  • 映画化もされ、世界的なヒットとなった『ダ・ヴィンチ・コード』。
    その続編と位置付けられる小説が文庫で発売されていたので、読んでみることにしました。
    主人公は、『ダ・ヴィンチ・コード』にも登場したハーヴァード大学教授、ロバード・ラングドン。
    彼の元に、恩師でもある友人から、急な講演の依頼がきます。
    用意されたビジネスジェットで向かった先は、ワシントン。
    大勢の聴衆が待つ会場に向かった彼が目にしたのは・・・という始まり。
    友人が巻き込まれた事件と、その事件に深く関係する過去の出来事。
    これらの難題を、「宗教象徴学」の専門家としての知識を動員して解いていく主人公。
    謎を解いてはまた次の謎が登場して、という息をつかせない展開の早さ。
    そして謎をとくにつれて明かされてくる、アメリカ建国時の秘密。
    この小説の大きな鍵となるのが、世界最大の秘密結社、フリーメイソン。
    フリーメイソンがどのように、アメリカ建国に関わったのか、そして現在のアメリカの中でどれだけ、重要なポジションを占める人材がいるのか。
    作者なりの解釈だとは認識しますが、巻頭につけられたワシントンの地図を見ながら読んでいくと、実際にあったように想像していしまいます。
    キリスト教を中心とした西洋宗教への知識が乏しいために理解しづらい部分、そして約1000ページに渡って次から次に話が展開していくので、最後には疲れてしまったという部分はありましたが、娯楽としても知的好奇心を呼び起こされるという意味でも、多くの人の興味を惹きつける作品だろうなと、感じました。

  • 面白かった。スピード感があり、まさかマヌークが息子わだったとは驚きました。隠された言葉とは、しごく当たり前事でしたが基本的な事なんだなと思いました。基本は大切である。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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