四つの署名 (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2013年6月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041005354

作品紹介・あらすじ

シャーロック・ホームズの元に現れた、美しい依頼人。彼女の悩みは、ある年から毎年誕生日に大粒の真珠が送られ始め、なんと今年、その真珠の送り主に呼び出されたという奇妙なもので・・・・・・。

みんなの感想まとめ

物語は、シャーロック・ホームズとワトソンの名コンビによる魅力的な冒険を描いています。訳者の駒月雅子さんの手による翻訳は、古典的な雰囲気を保ちながらも読みやすく、登場人物たちが自然に動き出すことで物語に...

感想・レビュー・書評

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  • 『絹の家』を読んで、未読のホームズ作品が読みたくなった。
    私はKADOKAWAのオススメしている順番に読み進めていて、この作品で4作目。

    訳はヘレン・マクロイ作品でファンになった、駒月雅子さん。
    冒頭から物語にすっと引き込まれた。
    スラスラと流れるように読みやすくて、それでいて古典らしい雰囲気も残っている。

    登場人物たちが自然に動き出すから、すっと物語に入っていける。
    きっとそう感じられるように、細やかな工夫をたくさんされているんだろうな。

    駒月さんの文章は、読者に優しいだけじゃなくて、登場人物にも優しさを感じる。
    ホームズとワトソンも生き生きしていて、ふたりの信頼関係が心に伝わってくる。
    冒険シーンも臨場感たっぷりで楽しかった。
    訳者あとがきも嬉しい。

    旧訳にも興味はあるけど、やっぱり駒月さん訳で全部読みたくなる。

    今回はワトソンにまつわるちょっと特別なエピソードが。ワトソンの熱い想いを読者は知ってるだけに、思わずニンマリしてしまった。

    今週はバタバタ続きで、まとまった読書の時間がなかなか取れず(/_;)
    大好きな『刑事コロンボ』に癒やされてます。

  • ホームズとワトソンね。

    言わずとしれた名探偵
    とその助手ですね。

    天才と凡人であり唯一
    無二の相棒で親友でも
    ある。

    二人の距離感がとても
    いいな♪と感じます。

    人間関係の通例として
    私情をはさみ過ぎると、

    親交は深まれど問題も
    発生し易くなるんです
    よね。

    ベタベタせずといって
    ドライでもない。

    親しき仲にも礼儀あり
    と言わしめる適度な線
    引き。

    このコンビを名コンビ
    足らしめている理由は、
    そこだと思います。

  • シャーロック・ホームズ 2作目!
    財宝を巡っての事件です。

    今回の犯人には1ミリも同情できなかった。
    地位と名誉とお金に目が眩んで
    周りが見えなくなった人の末路だと思った。

    個人的には緋色の研究の方が好き。
    ホームズとワトソンが同じ方向を向いて
    事件解決を目指している様子が前作にはあったが
    今作はワトソンはメアリーに夢中。
    ホームズは事件に夢中。
    …なんだかチグハグだなぁと感じた。

    メアリーの存在が今後どう2人に影響してくるか
    そこはそこで楽しみです!


  • シャーロック・ホームズ シリーズ2作目。
    長編といいつつ200ページちょいで読みやすい。

    冒頭いきなりホームズがコカイン注射に耽っていたりと、今では驚きな設定の存在にびっくり。
    ホームズとワトスンの恋愛感の違いを語ったり微笑ましい場面を経て、不気味な洋館で起きる事件、白熱の追跡劇とどんどん展開します。
    ベーカー街不正規隊やシャーマン老人と犬のトービーなどなど、ホームズの推理を助ける存在とのやり取りも微笑ましいし、探偵の七つ道具のように駆使する様子は流石の名探偵なのである。

  • 四つの署名は、ワトスンが、妻メアリーと出会う話として有名です。

    ホームズは仕事がない時は、相変わらず、コカインを吸って、ぐうたらしています。ワトスンが、体に良くない事を懸命に説いても、どこ吹く風。しかし、仕事の依頼があれば、目を輝かせ、別人のように動き回ります。今回も、家の屋根に登ったり、犬を使って、犯人の足跡を辿ったり、そして最後の、テムズ川での、高速艇を使って犯人を追い詰める場面は、とても迫力がありました。

    このシリーズは、19世紀のイギリスが舞台なので、葉巻を吸いながら話をしたり、吸殻が証拠品となったり、時代を感じさせます。今回の話は、夕方から夜、明け方の場面が多く、暗い印象を受けました。

  • ホームズがコカイン使用するのと同様、私もドイル氏の小説を読むのが中毒化している、今日この頃です。

  • シャーロック・ホームズの第2作目。
    今回は、ある屋敷の財産を巡る事件の話。

    暇でコカイン注射に勤しむホームズと、依頼人の
    メアリー嬢との愛に燃えるワトスンが見られる。

    特に、船に乗って繰り広げられる追走劇は
    手に汗にぎる映画的な展開で面白かったです。

    一気読みしたいところを、眠気と戦いながら細切れに読んでしまったため、いずれまた読みたいと思います。

  • シャーロックホームズの2作目。
    初めて、原作を読んだのですが、読みやすく、楽しめた作品でした。
    2作目だから、ホームズとワトソンの出会いがまだ分かりませんが、2作目からの2人のバディー感は良かったです。

  • ホームズシリーズ、翻訳がたくさん出ており選ぶのが難しかったため、表紙が好みだった角川版を順番に読み進めている。ここまで、表紙のイラストがえすとえむ先生によるものと気付いていなかった……通りで好みの装丁と感じるわけである。
    長編二作目ということだが、依頼人がワトスンの奥方になる人とは知らなかった。こんな序盤に登場していたのか。謎を解く、よりもホームズの危うさも感じさせるキャラクターがぐいぐいとページを進めさせてくれるのは相変わらず。汽艇のシーンなど、アクション要素もあり、動の雰囲気を存分に感じられるエピソードなのが心地よかった。

  • ホームズ作品2作目。

    物語の構成は前作緋色の研究と同じ。
    時代性もあり、社会派な復讐劇という事件の背景はとても似通っているが、それぞれの登場人物がそれぞれに整合性が取れており、矛盾が生じない。
    非常に納得感を持って読めるし、安心感を持って物語に身を預けることができる。

    本作は前作よりもハリウッド的なドキドキハラハラ感が少し強かった。
    おかげで飽きることなく読み進められました。

  • 長編2作目。角川文庫版は初。
    読みやすいけど、やはりちょっと入り込み難いなと思いながら読んでいた。セリフに感嘆符とかリアクションが大きいからかな。
    ホームズの異端さとワトソンの結婚という2人の分かれ道が描かれていた。

  • ホームズとワトソンのキャラをより深く理解できた。ホームズについては、今作でも探偵力の高さに魅せられ、加えて、ボクシング、料理、バイオリン、変装もできる意外な一面にも楽しませてもらった本作。何においても超人的な才能を持つ一方で、コカイン中毒や感情的な面(恋愛観)では、普通の人間(ワトソン)とは違う孤独さ・哀愁も漂ってきて、また見え方が変わった。

  • モースタン嬢とワトスンの恋模様がなんともロマンティック。『ああ、良かった!』
    思うように捜査が進まず意気消沈するホームズも貴重で前半から後半への疾走感にページをめくる手が止まりません
    決着はついたものの、宝が誰のものにもならなくて良かったと思います

    トービーがかわいい

  • 1890年に発売されたシャーロック・ホームズの2作目です。
    ページ数が少なく、息もつかせぬ展開で飽きずに読めました。
    ホームズは、今回の事件には苦戦したようです。
    ホームズとワトソンの人柄が伺えました。
    また、ワトソンにとっては人生における大きな出来事が起こったようです。
    アクションもあり、映画を見ているような展開で面白かったです。

  • 推理小説としてはそれほど捻りがあるわけではないですが、時代の雰囲気がよく表れた作品だと思います。個人的にはキャラ読み小説として読みました。ホームズの繊細さと偏屈が同居した危うい性格もよく描写されていましたけれど、何と言っても恋に感情を揺さぶられるワトスンが何やらカワイイ(笑)です。

  • さすが新訳、読みやすい!
    コナン・ドイルの作品は、推理だけでなく、アクションシーンも多い印象。映画のイメージもあるかも。
    テンポが良く、はっきりと盛り上がりどころがあり、世界中で読まれるのも納得。
    個人的には、一章のホームズとワトスンの会話がとても好き。

  • シャーロックホームズ二作目読了。
    一作目となんとなくストーリーの流れが似てるなと思った。
    事件が起きて、謎をといて、ホームズかわちょっとつまずいて解決。
    でもシャーロックホームズというだけで安心して読める安定感がある。
    きっと世に出てるミステリー小説はシャーロックホームズが原点なのかなとも思った。

  • ホームズの緋色の研究に続く長篇。盗まれたインドのアグラの財宝が絡んだ殺人事件。ホームズもその難解さに苦しむが、推理を極めて犯人にたどり着く。登場人物も英国人のインド駐在将校、将校の娘でワトソンに恋心を抱く令嬢、シーア人と南洋の食人種とバラエティに富む。面白いがミステリーとしては緊迫感がもっと欲しいと感じた。わかり易い新訳だが、そのために重厚さが失われたのかもしれない。

  • 今回も面白かった。
    ホームズでも毎回毎回すらすらと事件を解決できるわけではないんだなぁ。
    でも、さすがのホームズでした。
    最後の犯人を追いかけるシーンは手に汗握る感じでいいですね。

    そしてワトソンとメアリーの出会いも注目するところですよね。
    あ こんなすぐ結婚するんだ…とちょっとびっくりしたのと、最後ホームズが寂しそうだったのが印象深いです。
    相棒が突然結婚宣言して出てっちゃうと思うとまぁ切ないですよね…。
    主治医が側にいてくれないと薬物に溺れすぎないかが心配…

  • 翻訳が現代風で、読みやすかった。
    ホームズのイメージが変わった。思っていたより優しくて人間味がある。短編も読んでみたい。
    これを読み始めたきっかは、アンソニー・ホロヴィッツのホームズが読みたいから、なんだけどね。

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2023年 『コナン・ドイル① ボヘミアの醜聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アーサー・コナン・ドイルの作品

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